ベリーベリーdiary ~60代の可愛い暮らし~

素朴で可愛いものや自然 小旅行が大好き。
60代の心ときめく可愛い暮らしを目指します。

鹿児島旅行記その4 ~島津家別邸 名勝仙厳園(せんがんえん)をめぐる~

2023-03-11 15:40:52 | 旅行

 みなさんこんにちは 木の実ちゃんです。

鹿児島市で 明治維新ゆかりの地をめぐった後

車で少し走り

島津家別邸 名勝仙厳園(せんがんえん)を見学しました。

その様子をお伝えします。

          仙厳園から 桜島を望む

仙厳園は 万治元年(1958)に島津家19代光久が構えた島津家別邸。

大名庭園は1万5000坪の広さで 集成館事業の遺産や御殿など

島津家の歴史を伝える史跡が 多数残っています。

2015年には仙厳園を含む「旧集成館」が「明治日本の産業革命遺産」として

世界文化遺産に登録されました。

訪れたときは 集成館は修復工事中で 見学できませんでした(あーっ 残念)

なので 仙厳園庭園と御殿を見学しました。

仙厳園のシダレザクラは ほぼ満開でした。きれい!

 

 園内に入ると すぐに「反射炉跡」(はんしゃろあと)が見えました。

名君として名高い 28代島津斉彬(しまづ なりあきら)が作らせた

大砲製造に必要な 鉄を溶かす炉の跡です。

当時の薩摩藩の高い技術力を物語る 世界遺産です。

幕末 開国を迫る諸外国から日本を守るため 大砲を作る準備をしていたのでしょう。

実物を見ず オランダの書物を参考に 苦心して建設したそうです。

かつて20mの高さの炉がそびえたっていました。

 

 少し歩くと 大きな灯籠(とうろう)がありました。

獅子乗大石灯籠(ししのりおおいしとうろう)。

個性的な形の灯籠です。

仙厳園には もう一つ有名な「鶴灯籠」(つるとうろう)があって

斉彬が日本で初めて その灯籠にガス灯をともしたそうです。

鶴灯籠の写真を撮り忘れてました!(ごめんなさい)

 

仙厳園では マツの姿も本当に美しいです(手入れが行き届いている~)

仙厳園の庭園の池。

仙厳園の正門。

庭園からは ど ど どーんと 桜島が真正面に見えます。すごい迫力!!

 

 ここで 島津斉彬公について。

島津家28代 島津斉彬(なりあきら)公は海外に精通し

西欧諸国の アジア植民地化への危機感から

幕末期に造船 紡績といった集成館事業を行いました。

先見の明があり 西郷隆盛を見出して抜擢し

分家の娘の篤姫を養女にして 将軍家に輿入れさせました。

名君として 藩士領民からも神のようにあがめられ 慕われていましたが

志半ば 若くして病死してしまいます。

斉彬亡き後も 彼の志を受け継ぐ人々が

集成館を舞台に 強く豊かな国づくりを目指しました。 

 

 次は 仙厳園 御殿(ごてん)を見学します。

         御殿 謁見の間(えっけんのま)

 

 御殿は 島津家別邸として建てられた後 

斉彬公の甥の29代島津忠義(しまづただよし)の時代に 一時本邸として

また国内外の要人をもてなす迎賓館としても 使用されました。

島津家は明治維新後 公爵家となりましたが

御殿の西洋風の調度品などから 島津公爵家の優雅な暮らしぶりがうかがえます。

 

 欄間も凝ってます。

NHK大河ドラマ「西郷どん」で 仙厳園ロケの時着用された衣装が

飾ってありました。

当主が座る日本間。

丸に十字の島津家の家紋が光ってますね。

お化粧の間。

当主がここで髷を結ってもらったいたみたい。

寝室。

お披露目の間。

何かいただきものがあった時は このテーブルの上に置いて

披露したそうです。

謁見の間。

明治24年(1891)に来日した ロシアのニコライ2世などをもてなした部屋です。

中庭。

こじんまりしていましたが とてもきれいなお庭でした。

池の中にある八角形のくぼみは 中国文化の風水の影響を受けているのだそう。

 

 見学後 しばし休憩です。

御殿を出て 仙厳園茶寮(せんがんえんさりょう)に行きました。

ここで 抹茶立て体験をしました(実は これがしたかったんです)

自分で抹茶を立てて味わいます。

お菓子は 煮たあんずと 島津家の家紋をかたどった お饅頭。

抹茶のお味が濃くて ものすごく美味しかったです!

 

 お土産どころをのぞいていると おいしそうなお餅が・・・

名物「両棒餅」(ぢゃんぼもち)。

刀を2本差している武士の姿に似ていることから この名前が付きました。

味噌 醤油 きなこのたれがついています。

これもおいしかった~!!

柔らかくて いくらでも食べれます おかわりしたいー(なんぼほど 食べるねん)

 

 車に乗って 次は霧島温泉を目指します(つづく)

 

 

もしよかったら いいね等ぽちっと お願いします。

フォローもしていただけたら嬉しいです。

よろしくお願いします。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鹿児島旅行記その3 ~明治... | トップ | 鹿児島旅行記その5 ~霧島... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事