michiruの孫の今日、この頃

2003年2月21日生の初孫Leoのリアルタイムな
成長記です。

母子関係が稀薄といわれたが (05年7月23日)

2005年07月23日 | Weblog
お嫁さんが2歳の孫を連れて、時々幼児教室のようなところに行っています。
同じような年齢の幼児たちが他にも大勢一緒になります。
ところが、うちの孫については、母子関係が稀薄だと先生から言われたそうです。
私は、そういわれた理由が分からないではありませんが、心配することのないものだと解釈しております。
孫は起きている限り、必ず祖父母である私たち又は実父母が相手をしてやり遊びも一緒にしております。世話をするのでなく相手をしています。遊んでやるのではなく一緒に遊んでいます。
そして、最近はどんどん自分で遊ぶことを見つけ,私たちはその相手をさせられています。自分で遊びたい玩具を出してきますし、散歩に付き合いますが道を覚えていて
自分で行きたい所に決めて行きます。恐らくこれほどまでに相手をされている子は他に一寸ないんじゃないかと思います。近所の人はあんなに付きっ切りではお守も大変だと言ってくれます。又随分よい子になるんじゃないかと言ってくれた人もあります。
孫はまだ片言で、まともに話せる言葉は少ないですが、遊ぶ時でも散歩の時でも見えるもの聞こえるものについては、しっかり話し合い、孫に感想を聞いたりしています。体験を豊富にして五感をフルに活用するようにしていますし、他所のお宅をいくつも訪ねて、そこの方とおしゃべりして、顔見知りしないようになりました。
これほど孫と関係を密にしていて、母子関係が稀薄とはこれいかに?
先だって、親戚の結婚披露宴では、祖母が舞台に立って踊っている最中に、孫も途中から舞台に上がり、創作で踊り始めました。川遊びの時他の子どもがお母さんから離れられないでいる時に、孫だけ先に1人川にきゃっきゃっ言って飛び込んで行き、水に触ったり小石を拾ったりして喜んでいたと言うことを聞きました。
この現象をどう理解するかですが、他の子はお母さんから離れられないということは、お母さんの愛情に確信が持てなくて、離れることに不安がある、だからべたべたしている。孫はお母さんの愛情について微塵も疑わないし、何かあれば、手を差し伸べてくれると言う安心感をちゃんと持っているから、母から離れて平気だと考えます。
つまり、依存心と自立心の問題だと思います。孫の相手を丹念にしてきたことが、自立心を育てたのだと思います。そこで普段の孫の家庭生活を知らない先生が見た時に
自立心=母子関係が稀薄と見てしまったとしか思えないのです。しかし、この両者の発達心理学上の価値は全く相反するものである。