マイクさんのブログ

平城宮跡 手斧儀式

 11/23、奈良平城宮跡で手斧実演会がありました。大極殿南門復元工事の柱に使われる御用材の実際の加工の実演。
 吉野のヒノキ八角材を大宮通から子供たちが行列を組んで朱雀門の前まで運んでくれました。






 道具は手斧(「ちょうな」といいます)で加工。粗削りと細削り。
製材された八角材を18,32,64,128角まで削り、丸材に仕上げるそうです。
宮大工さんが行います。


 宮大工さんの道具


 手斧です。曲がった柄は生木から手製で根気よく曲げていくそうです。


 粗削り


 仕上げ削り


 すべての柱がこのやり方で加工され、復元工事に使われるそうです。大変地道な作業の連続です。

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