東北・関東地方を襲った大震災から今日で10日。
地震があったとき、私は家でインターネットをしていました。
そしてパソコンを閉じ、何となくテレビをつけたのが地震から10分後くらい。
どこのチャンネルも緊急放送になっていました。
次々と入ってくるニュース、ヘルメットをかぶったアナウンサー、
騒然としたスタジオ、まもなく大津波がやってきて家屋をなぎ倒すさま。
何が何だか分からず、テレビから目を離すことができませんでした。
これは本当に日本で起こったことなのか?
信じられない出来事が画面にあふれていました。
少し経って、主人から関東に住む私の友人を心配するメールが着ました。
そうだ友人もだし、東京には親戚も多い。
友人と親戚にメールで連絡。
友人は物の散乱はあったものの無事。
親戚も帰宅難民になったけど(朝4時に着いたそうです)、全員無事でした。
主人が帰宅してからもテレビをずっとつけてました。
各地で起こった大津波、気仙沼市の火事、瓦礫の山となった町並み。
夜の暗闇が怖くて、この日はテレビをつけたまま、リビングで寝ました。
現在も亡くなった方、行方不明の方が増えつづけています。
すでに阪神大震災を超えてしまいました。
それぞれに家族・親戚・友人が居たのに、
家も職場も思い出の品も奪ってしまう自然災害。
身近な人が亡くなることはとても言葉では言い尽くせない
悲しみがあると思います。
ブログでは書いてなかったのですが、先月私の祖父が他界しました。
持病はもってたけど、自分で歩けるし喋れる人でした。
だけど入院した日に亡くなって、間に合わなかった・・・。
まだ温かくてまるで眠っているような穏やかな顔は忘れられません。
そして思うのです。
せめて震災で亡くなった方の身元が判り、家族のもとへ帰れますように…。
行方不明の方も無事に見つかりますように…。
テレビで流れる映像が徐々に復興に向けての明るいニュース
(新しい命の誕生や家族の再会など)になっています。
サンドウィッチマンがTVで訴えていた
「津波の映像じゃなくて、避難所にいる人の顔を映して欲しい」
というのも反映されてきたみたいです。
日本だけじゃなく世界中から援助がきています。
自衛隊・警察・消防・行政・医療従事者・東京電力・ボランティア…。
みんながこの困難に身を削って必死で頑張っています。
私ができることは、節電・募金・買占めをしないこと。
募金は近所のスーパーの募金箱と、
モラタメでポイントを寄付しました。
微々たる額で申し訳ないのですが…。買い物する度に寄付したいと思います。
買占めは、愛媛ではそれほど起きていません。
ガソリンスタンドも普通に開いてるし、水がちょっと少なくなっているかな。
被災地では余震が続いています。
携帯のiコンシェルは、毎日何回も地震速報を知らせてきます。
被災された方々が一日も早く日常を取り戻せますように。