4/15 あれはいつだった? 第81話
翌日長野ひろしは旭に会いに行った。
ちょうど仕事が一段落し、旭が書斎から出てきたときだった。
旭は長野ひろしを喜んで迎え入れた。
長野が大広間に通されると、直子はポールにつながれ眠っていた。
書斎に置いておけないんだ。
長野はすぐ事情を理解した。
直子が書斎につながれていたとき、目を覚まして抱いて、旭と叫んだことがあった。
旭は震えあがって、それきり直子は仕事中は大広間につなぐことにした。
直子の横に座ると、旭にこの子を売ってくれないと小声できいた。
お前、女は辞めたんじゃないの?と旭が驚いて聞いた。
母以来初めて好きになってしまったみたい。
と長野はこたえた。
旭はこの子は面倒な子なんだ。
やさしくしていた間、好き勝手をやって、僕とここに住みながら
他の男と、しかも一人や二人じゃない、遊びまわって
鞭を見つけたとき、勝ったと思ったよ。
鞭でしつけてからだよ、おとなしくなったのは。
長野ひろしは直子の知らないサイドを見た。
それから言った。
この子はマゾだよ、
鞭がこの子の性欲を刺激したんだ。
僕はまだ女が好きか自分でもわからない。
でもこの子がペットとして、メス犬で側にいるのは
うちが賑やかんになって楽しいんだ。
金はいくらでも出す。
直子を売ってくれと長野は言った。
旭は考える間もなくそれはできないと言った。
僕は直子が好きだ。
直子に僕の子を産んでもらいたい。
僕は長男だろ、いづれ家をつぐ必要があるんだ。
この子はいずれ後継を産む必要があるんだけど
こいつ、子供は嫌ってワーワー泣いたんだ。
あの時を思い出して旭の目に涙がうかんだ。
長野は旭から直子を貰い受けるのは不可能かもと思った。
直子が目を覚ました。
長野が横にひざをつくと、ひろさまって起き上がってきて
尾をつけられていたら、ちぎれるほど尾を振っただろう。
起き上がると直子は長野のひざに登ろうとした。
怖い人じゃなくなったんだ。
旭は直子を鞭打ちたくなった。
長野は直子をにらむと旭のほうにおしやった。
旭が長野に鞭を渡した。
長野はポールから直子を外すと、直子のウエスト辺りを抱え込み
尻から鞭を入れた。
それから直子を床に転がすと、長い先の別れた鞭で直子の乳房
足の間と鞭を振り下ろし、足で直子を転がしながら鞭を続けた。
直子は最初に長野に鞭打たれた時を思いだした。
直子は旭の足にたどり通くと旭に救いを求めた。
旭は直子を抱き上げ、お腹を上にして足を広げた。
鞭を持った長野が迫っていた。
それから直子は旭に捕まえられたまま、長野に鞭打たれた。
直子は絶頂のときのように顔を歪めて泣いた。
長野はパンツを脱ぐと旭の目の前で直子を針を刺した。
そしてひざに乗せると、直子の髪を頭上でつかむと
往復ビンタを浴びせた。
直子は長野の固くて太い針で動くこともできず、
ビンタされるがままになっていた。
旭は俺にはできないと長野を賞賛した。
直子は泣いた、悲鳴だけが直子にできる抵抗だった。
長野は直子の悲鳴などまったく動じなかった。
長野は両足ごと直子をつかむと、直子の穴を自分の針に沿って
激しく上下した。
直子は悲鳴を上げた。
それからその太い針を直子の肛門に刺し、同じように激しく上下した。
旭は見ながらパンツを脱いでいた。
それから、直子をそのまま自分のものに刺した。
長野が直子の前に入った。
二人は直子を前後から攻めた。
旭はすっかり大きくなった直子の乳房をギュとつかみ、
指先で直子の乳首をきつくつまんだ。
長野は直子の乳首を甘噛みしていた。
直子の顔が歪んみだしたとき、
二人は直子の髪をつけみ仰向けにして直子の歪んだ顔を楽しんだ。
直子の顔の歪みは直子の喜びのバロメーターだった。
それから二人はゆっくり射精した。
二人は直子の体から出ると、両方から出る液体を流れでるままに見ていた。
直子の足をそれぞれのほうにひっぱり、思い切り広げて
流れでる液体を見ていた。
直子さんを黙って妊娠させればと長野が旭に言った。
射精の後に流れでないように栓をすれば、直子さんの形はわかるから
いい栓を作ってやるよ。
精液の無駄がなくなれば妊娠の可能性が増える。
妊娠すればおとなしくなるよ。産むしかない。
旭はもっともと思う半面、直子がそのあとどうなるか不安でもあった。