みじんこのお家

気が付かないうちに流れ去っていく時間の中でほんの少し交差する時間
グルメ・写真・旅行&猫

ベトナム煙草伝説

2009-02-15 16:36:52 | 音楽
この物語は、バスの運転手さんに教えてもらった物語です
ガイド君のわけのわからない翻訳を聴き
まとめてくれと頼まれたものですので
一部、私の勝手な解釈が入っていますが
悲しい煙草にまつわる悲恋物語です

音楽はベトナムの古典楽器の演奏で
        ♪Missing the fatherland♪

なぜ、ベトナムの人が煙草を好きなのか・・・・

 それにはこんな物語があったのです


昔、川を挟んだ向かいどうしの村に住む恋人同士がいました
幾度かの逢瀬を繰り返していましたが
突然、彼が逢いに来てくれなくなり
彼女はものすごく不安になりました
けれども、人びとの噂で
彼はすごく貧しかったのだけれど
都の試験を受けるために勉強していることを知り
彼女は、すごく感動しました
そして、試験を受けるために都へ行く日を知り
舟を漕いで、彼に会いに行こうとしました
けれどもその日は台風で
川は荒れ、波風が彼女の行く手を阻みます
風が彼女の衣服をはぎ取ります
けれども、それを止めようと
櫓から手を離すと船は沈んでしまいます
彼女ははぎ取られる衣服をものともせず
ただ、ただ、逢いたい一心で
向こう岸で待っている彼のもとへ
櫓をこぎ続け
待っていた彼の前に一糸まとわぬ姿で
何とかたどり着くことが出来たのです

ベトナムには昔からの言い伝えがあります
女性の一糸まとわぬ姿を見たのなら
必ずその女性と結婚しなければならない

彼女と彼は、そこで永遠の愛を誓い合うのです

彼は都へ行き、優秀な成績で試験に合格し
王様にとても気に入られました
そして、王様の進める王様の妹との婚姻を
承諾してしまうのです

一方、彼女は彼との約束を信じ
いく日もいく日も
彼が迎えに来てくれるのを待ちました

幾日も、何年も待ち続け
そして、迎えに来てくれない彼に絶望して
自ら命を絶ってしまうのです

彼の方は王様の妹と結婚はしたものの
彼女のことが忘れられません

いつもいつも、彼女のことを思い続け
意を決して彼女のもとへ
故郷へ戻り

彼女を探し続けますが

彼女はもう、この世にはいません
見つかるわけがないのです

失意の中、木陰に座り込み
一枚の葉を取り

丸めて火をつけます

そうすると、その煙の中に
彼女の顔が浮かび上がってくるではないですか

そう、彼女は死んで木の精に生まれ変わっていたのです

彼は、幾枚も、幾枚もその葉に火を付けて
口元へ運びます

彼女に会いたい一心で

今でもベトナムの男の人がタバコを吸うとき
彼女の顔を思い浮かべて

煙草をふかします

煙の中に、恋しい彼女の顔が見えるからなのです


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ベトナム/フエ(食い物編)

2009-02-15 15:31:43 | 料理
朝のバイキングにて
これなんだろうって聞かれた果物

パッションフルーツだと思うのだけど

ちと、自信がない

そこで、ホテルの従業員を捕まえて聞いてみた

答えは・・・・・

        レモン
         ベトナムレモン

      ・・・・・・・・・・・

結局、この人も知らないんだww


ドラゴンフルーツ・パイナップル・パッションフルーツ

家に戻って調べてみたら、やはりパッションフルーツでした


   蓮の葉の蒸しもの

レンゲですーっと、すくって食べます
やはり、米粉で出来たようなものですね
生春巻きの分厚い皮を蒸したような感触です
真ん中のオレンジっぽいのは
やはり、蟹の卵のようです


  今夜のフォーはあっさり目

麺はきしめんのような形態です

そして、食後
お約束通り、ガイド君と運転手さんと飲みに行きました


ホテルの前のロックカフェ

イタリアワイン1本約15ドル

レストランだと、グラスワイン一杯が4ドル~7ドル

だから、安いよねぇ~~~


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ベトナム/フォンニャー・ケイバン洞窟 その2

2009-02-15 14:49:01 | 旅行
いよいよ、本日の観光のメインイベント
って、今日はここの観光のみなのです

まず、船に乗って川の中にある洞窟へ、
その後600段ある階段を上り、頂上へ

というコース予定だったのですが

みなさん600段の階段と聞いて
全員一致で、頂上はパス
洞窟のみの観光となりました


船の中の座席は折りたたみ椅子が並べられてあるだけです

この川、水上生活者は殆どいませんが
みなさん、河と密接につながった生活をしているようです

 
         洗濯をする人たち

  
      海苔を採る人


   これはどうやら渡し船らしい



    髪を洗う人

川のほとりにはいろんな生活の光景が目に入りました

そして、洞窟の手前の検問所で検問を受けて

 フォンニャー・ケイバン洞窟の  中へと船は進められていきます

2005年、世界遺産に認定された洞窟の内部は
確かに、すごい!!

 ベトナム戦争の時にベトコンが隠れ住んでいたというだけあって
中の広さには圧倒されてしまいます


洞窟の中の船着き場は観光船のラッシュ

急な砂地を登リ、奥へと進みます。

見学が済んだら、また、5時間近くかけて、バスはフエへ

しかし、5時間と言えば

      ホーチミンから関空まで戻れるやん・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ...

制限時速40キロなので仕方ありませんねー^^;;


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ベトナム/フォンニャー・ケイバン洞窟 その1

2009-02-15 10:23:19 | 旅行
朝、目が覚めて
窓のカーテンを思い切り開けてみる

さわやかな朝日が・・・・・・


       なかったw

バルコニーから眺める景色は小雨に煙っている

しかし、今日はここから
4時間バスに乗ってい行かなければならない場所での観光

たぶん雨はないだろう

だって私は晴れ女だも~~~~ん

バスの中で待っていると
何やら、添乗員さんがドタバタ

どうやら、ツァー仲間の一人が
体調が悪く
今回はホテルで待っていると言っているらしい

結局、彼女一人を残してバスは出発

そして、一回目のトイレ休憩

このあたりから、なんだか雰囲気がおかしい
数人が腹痛を訴え出す

それでも何とかバスは発車

一時間ほど過ぎたところで

一人の女性が添乗員さんを呼ぶ

 「もう、我慢の限界」

と、言うことで、急きょ予定外のトイレ休憩

やはり我慢していた人が何人かいたらしく

一目散にトイレへ・・・・・・・・

    が、このベトナムのトイレ

男性用、女性用、ベトナム語のみの表記

覗きこんで、一瞬、男性用に飛び込んでしまったかと・・・・・

慌てて、飛び出し

  「どっちが男性用?」

と、尋ね、間違っていないことを確認

どうなっていたか・・・・・・


まず、囲いの中には壁に向かって
3か所、足を置くらしき台座が並び
奥に一つだけ、個室があると言う状態

    と、いうことは・・・・・・・

  中国式に、みなさん、横に並んで用をたすのであります


     Σ( ̄Д ̄;)がーんっ! 


おまけに個室の洋式トイレには便座が・・・・・・・ない!!

他に立ち寄るバスもないので、男性用トイレも使わせてもらって

わっさ、わっさ、

かなり、悲壮な状況でした


  そして、気がついたのです

体調の悪い人は、夕べ、食事の時にジュースを飲んだ人たちだと・・・・

かろうじて助かったのは、姫路ご夫妻と、わたしのみ

やはり、若さでしょうか・・・・・・・・ww




     ガソリンスタンドの前にポツリと一軒


何とか5時間近くかかって目的地へ到着

遅い昼食をおなかに詰め込み
いよいよ、鍾乳洞の洞窟へ・・・・