「完全なる報復」

字幕がついてやっと理解出来ました。ありがてえーーーー字幕。

っていうか、一回英語DVDでしゃーっと観ただけだったので、なんかなーな感じでしたが、理解出来たら面白かったし、突っ込みどころはあるもののゴツく作ってあって良かったです。
映画秘宝だったかに、「ナンパ路線からガチ硬派に戻ったバトラーが目玉三角にして怒ってる」とかあって、ワロタ。
確かに。
昨日の読売新聞夕刊にも硬派な演技対決みたいにあって、そうよねーいいわよねーそこが。

ジェイミーさんも、点数稼ぎっぽいところが鼻につくけど、その一方で次第に良心のチクチクに気付いていく所が良かった。ダービーを軽い刑にしつつ、奴が極悪なのを知っているわけだし、他方クライドの「復讐」も知る立場ですが、その復讐を認めるわけには行かない。人間として、ではなく検事として職務として戦わなければならないゆえに、制度のゆがみをも背負わなくてはならない役なのが良かったです。
Gerryは久々に演技力をしっかり示せた作品で良かったにゃ。
カッコよさも再確認出来たし、「兄さんそれやっぱりやりすぎですやん」な所はあるものの、タダモノではない背景があるゆえにそれも納得か。
悲しみと恨みをないまぜにしつつ、冷酷さと暴走していく「正義」とを持ち合わせた複雑なキャラクターをしっかり演じてました。
字幕がないと、話の細かいところが判らなくて（頭悪くて）、強引すぎだよとかばかり思いましたが、観直すとちゃんとしてた。ごめんねGerry。

Tボーンステーキ、トラウマになったりしましたかしらみなさま？

だけどダービーはあれくらいされてもまったく同情せず。

GAMERの肥満オタクといい、ダービーといい、キモー！

んでも、最初から特命係が調べてれば、ダービーは死刑になったのにさ。それか、右京さんがクライド説得したら、あんなに暴走しなかったかもだけど（おいおい）。