この半年を振り返る。

今日、寝込みながら「本格的にGerryにはまってから今日で半年だなぁ」なんて思ってました。1月にオペラシティからふつーの試写会、果てはGAGAさん募集の舞台挨拶つきから何から何までファントム関連出しまくり、ずぇんんんんっぶ外れて泣きの涙、よっぽど厚生年金会館まで行くだけ行って、出待ちとかしよっかーくらいまで思ってたけどたったひとりでは勇気もなく。1月26日に出た日経ムックを穴のあくほど読んでました。「オペラ座の怪人」は四季版とロンドンオリジナルキャストでどっぷり好きだったことから映画になるというのは知っていたけど、ウォッチしていなくて（紆余曲折ありすぎ）、11月末に何かで知って、「バンデラスじゃないんだ」くらいにしか思わず、Gerry＠ファントムをスチルで初めて見た時には「だめじゃん、こんなハンサムで若いんじゃ」と激しくダメだしこいてましたからね。「これじゃクリスティーヌの父親を騙るの無理だろ」って（笑）。
舞台でのファントムは、姿はさておきなんです、まず歌声ってことで。姿は舞台だからどうしても遠目だし。実際もっと年齢が上の俳優が演じているし。
「なんでこんなにハンサムにしちゃってんだろ、違うだろ」と言い続けることひと月。そのわりには気になって12月すぐにFilm Companionとか2枚組US版CDを買ってましたけど。元旦の新聞の全面広告を見て、やっぱりハンサムすぎると思ってたけど、初日に観ることを決意。てか、年内に前売り買ってたけど。US公式サイトでトレイラー観て、いつだったかの版で泣くファントムがあって、泣き顔が素敵と思ったのが運のつき、1月に出たFlixを吸い寄せられるように買ってしまい、そのあとは初日に向けて期待期待。初日は朝からそわそわしちゃって、ブランチの録画も忘れたほど、あーあ。日劇でのマスクや衣装の展示に喜び、満員の劇場を嬉しく思いつつ鑑賞。まさかその回にGerryご本人が来ていたとも知らず、電気がついてからやっと立ったくらいだから相当遅く出たお客だったのになぁ自分。すみません、注意不足で。あーばかだね。初日の鑑賞が初めてではあったけれど、どこでどう音楽がかかるか、どう場面が流れるか舞台版を観て知っていたにも拘わらず、映画らしい作りになっていたのに感動し、大きく違うThe Point Of No Returnには震えましたね。生腕燭台の回廊を歩く時のファントムのウルトラハンサム顔に秒殺されてビリビリ震えが来てしまい、あとはもうただただ見守るばかり。そういえば舞台のファントムは帽子は被るが手袋ははめてない、映画では帽子は無しで手袋はあり、衣装も舞台版をなぞらえつつも映画版のオリジナリティが出ていて、すごくセクシーだった。長い時間の映画なのに、全く時間の長さを感じず終わっても感動のあまり席を立てず、でもすっごい集中していたのでふらふらだったな。そそ、CDは、最初聴いたとき、不思議な感じがした。声が低かったし、すごく唸ってるから。マイケル・クロフォード氏版はハイテノールで、唸ったりは殆どしてなかったと思うし。若いのか年いってるのかわかりにくい声だしなーどうなんだろ、と感じたけれど二回聴いたら慣れたし、映画で画面と一体化したら魔力のような魅力があった。これはすごい発見でしたね。セリフを語るように歌ってるんだ、そうなのか！と。目からウロコ。
以来もう全ての興味がGerryに行ってしまった。ファントムも繰り返し繰り返し観に行って、本当にGerryにもファントムにも中毒になった。いまもそうだけど（笑）。LAまで行って、にせとーさんやゴーリーも観て、わやわやしてるうちになんとGerryが1月から2度目の来日までしてくれちゃって。半年の間に2本も劇場公開されちゃって、こんなことってめったにあるわけじゃないから、この半年ってものすごい濃厚だったですね。相当消耗して、へたって熱出したりしたし。風邪こいたのは不覚だったが、体力全部もってかれてた気がする。壊れた車にガソリンぶっかけて走り続けて来たようなっていうのをよく言ってたんだけど、まさしくそう。
実は未だにそう。
あんまり短期間で詰め込んじゃったので「もみ返し」か「揺り返し」が来るかもしらんが、来月にはファントムDVDとワンモアDVDのダブル攻撃で、ますますどっぷりだね。日本版ファントムDVDにはジャパンプレミアでの様子も入ってるそうだし、やっぱり解説とかも字幕で見たいし、本編の「は？」な字幕が直ってるかどうかも見たいし。にせとーさんは全国展開中だし、じわじわっと浸透していって欲しいな。年内には国内版DVDになるかしらね。
ベオも完成しているそうだし、肥えてしまってうーむーだったりもするが（笑）、今後のGerryの活躍に超！期待しつつ見守っておりますよ。
まだたったの半年だなんて信じられないわ、ほんと。