もともとはこちらを先に取っていたのでした。だーって、東宝のキャストって玉石混交すぎて滑ること多いしー。
実力のほぼ揃ったスペシャルのほうがいいでしょう、ということで。
そのあとでyoutubeで上原アンジョ(素の姿でしたが)の歌うPeoples Songに萌えて追加したんだもーん。
ってな邪道すぎる理由な一昨日でしたが。
キャストの平均年齢は当然のことながら高かった(笑)ですが、そこは円熟の芸達者ぶりでカバーのスペシャルキャストでした。
自分の中ではCDでヴァルジャンだったのを聴いて、なんだか合ってないぞと違和感ありありだった鹿賀さんでしたがジャヴェール役はぴったりだった。
まあ、独特の節回しがついちゃった歌唱でしたが、声質も良く、かっちりかちかち融通効かないジャヴェールっぷりは良かったです。憎たらしいし、情けのかけらも見せないんだけど、「これでは逆だ」と、スパイがバレて捕まってヴァルジャンが彼の生殺与奪権を持った時、そして殺さず逃がすと言った時のうろたえっぷりが良く、それを受けて今度は下水道でヴァルジャンの訴えを聞き入れて見逃してやった挙句そんな自分が許せなくて自殺に走る、一連のオロオロっぷりが泣けました。
自分が法律だったのに、それを曲げてしまった、情にほだされた?そんなわけない、わたしはそんなヤワな人間じゃないんだ、と自問自答の末に自分が許せなくなっちゃうなんて。
「命を与えて俺を殺した」というのは、まさにそれなんですね。ああー、その不器用すぎなところが萌えですよやっぱりジャヴェール。
橋の欄干に掴まって下を覗いた時のビビりっぷりも良かった、死にたくて死ぬんじゃないんだけど、自分への変化を受け入れられない人だったのね、うえーん。中庸なんてないのよね、加減を知らない男なのね、いいわよーもー、って自殺したら神様に会えないけどさ。自殺場面で髪がばらけてるのがほんっと萌えで。ロンドン版はうんとロングヘアなので、ばさーっと全部ばらけて迫力でした、日本だとそこまでじゃなくサイドが乱れてるって感じでそれもまた良し。
今井さんヴァルジャンは、高音域が若干きつそうで、「彼を返して」のラストはちょっと残念でしたけど、それも気持ちが溢れて泣いちゃったようにも感じられたのでOK!
普通音域は全く問題なく美しく響くバリトンで、温かみのある声とメリハリのある演技、リトルコゼットを迎えに来た時の優しさとか、もちろん育った沙也加コゼットに対する愛も、マリウスへの優しさも溢れていて、愛の人でした。ジャヴェールに対しても逃がすところなんかはかなり優しさも勝手に感じましたよ。「きみは職務に忠実だっただけ」と言われちゃ、オロオロするわねジャヴェール。確かにそうだったんだけど、それ以上に「罪も人も憎む」になってたから。むあ。
懐深いなーって声の温かさと共に感じたヴァルジャンでしたよぅ、泣くーーー、最後だめもうぐしゃぐしゃ。
マドンナな岩崎宏美さんのファンティーヌ、やっぱり「夢破れて」はきれいにまとめてなかったです、かなり唸る感じで、いつも美しい声の岩崎さんしかテレビでは見聞きしてないから、ぎゃ、っと思ったけど、ちゃんと演技だったのよね、そうですよね。当たり前ですけど、ちゃんとしっかり女優さんでした、というかファンティーヌでした、ああーーー白い光に包まれて死んでしまったよーって。
後半の少年になってるのは見分けられずでしたが、出ていらっしゃったはず。うおーん。
ヴァルジャン迎えにキター! みたいな、ああ涙。お見事でした。
エポちゃん、島田歌穂さんは、いったいおいくつなんでしょうかと言っては失礼だけど、普通に少女でしたよ。。。すぎすご。
ベテランもベテランながら、演技しているのにそうは見えず、というか、なんだろう、リキんでなくて、すーっとした感じでエポだった。
華奢で小柄(おんなじか?)、けなげで。 もっとも、いつも疑問なんだけどヴァル家にマリウスが来て、案内するかっこになったエポをマリウスがコゼットに紹介するけど、10歳くらいかの頃にいじめられた相手なら覚えてるよねえ?エポはコゼのこと憶えてたけど、コゼの描写はないから、憶えてたのかどうかわかりませんなあ。そこわからんわほんと。
それはさておき。エポちゃん、「オンマイオウン」から「恵みの雨」まで、かわいそうでかわいそうで涙ゴーゴーで舞台が見えなくなったので、こりゃいかんと耐えました。
うおっと、遅くなったので、また続きは後日。
実力のほぼ揃ったスペシャルのほうがいいでしょう、ということで。
そのあとでyoutubeで上原アンジョ(素の姿でしたが)の歌うPeoples Songに萌えて追加したんだもーん。
ってな邪道すぎる理由な一昨日でしたが。
キャストの平均年齢は当然のことながら高かった(笑)ですが、そこは円熟の芸達者ぶりでカバーのスペシャルキャストでした。
自分の中ではCDでヴァルジャンだったのを聴いて、なんだか合ってないぞと違和感ありありだった鹿賀さんでしたがジャヴェール役はぴったりだった。
まあ、独特の節回しがついちゃった歌唱でしたが、声質も良く、かっちりかちかち融通効かないジャヴェールっぷりは良かったです。憎たらしいし、情けのかけらも見せないんだけど、「これでは逆だ」と、スパイがバレて捕まってヴァルジャンが彼の生殺与奪権を持った時、そして殺さず逃がすと言った時のうろたえっぷりが良く、それを受けて今度は下水道でヴァルジャンの訴えを聞き入れて見逃してやった挙句そんな自分が許せなくて自殺に走る、一連のオロオロっぷりが泣けました。
自分が法律だったのに、それを曲げてしまった、情にほだされた?そんなわけない、わたしはそんなヤワな人間じゃないんだ、と自問自答の末に自分が許せなくなっちゃうなんて。
「命を与えて俺を殺した」というのは、まさにそれなんですね。ああー、その不器用すぎなところが萌えですよやっぱりジャヴェール。
橋の欄干に掴まって下を覗いた時のビビりっぷりも良かった、死にたくて死ぬんじゃないんだけど、自分への変化を受け入れられない人だったのね、うえーん。中庸なんてないのよね、加減を知らない男なのね、いいわよーもー、って自殺したら神様に会えないけどさ。自殺場面で髪がばらけてるのがほんっと萌えで。ロンドン版はうんとロングヘアなので、ばさーっと全部ばらけて迫力でした、日本だとそこまでじゃなくサイドが乱れてるって感じでそれもまた良し。
今井さんヴァルジャンは、高音域が若干きつそうで、「彼を返して」のラストはちょっと残念でしたけど、それも気持ちが溢れて泣いちゃったようにも感じられたのでOK!
普通音域は全く問題なく美しく響くバリトンで、温かみのある声とメリハリのある演技、リトルコゼットを迎えに来た時の優しさとか、もちろん育った沙也加コゼットに対する愛も、マリウスへの優しさも溢れていて、愛の人でした。ジャヴェールに対しても逃がすところなんかはかなり優しさも勝手に感じましたよ。「きみは職務に忠実だっただけ」と言われちゃ、オロオロするわねジャヴェール。確かにそうだったんだけど、それ以上に「罪も人も憎む」になってたから。むあ。
懐深いなーって声の温かさと共に感じたヴァルジャンでしたよぅ、泣くーーー、最後だめもうぐしゃぐしゃ。
マドンナな岩崎宏美さんのファンティーヌ、やっぱり「夢破れて」はきれいにまとめてなかったです、かなり唸る感じで、いつも美しい声の岩崎さんしかテレビでは見聞きしてないから、ぎゃ、っと思ったけど、ちゃんと演技だったのよね、そうですよね。当たり前ですけど、ちゃんとしっかり女優さんでした、というかファンティーヌでした、ああーーー白い光に包まれて死んでしまったよーって。
後半の少年になってるのは見分けられずでしたが、出ていらっしゃったはず。うおーん。
ヴァルジャン迎えにキター! みたいな、ああ涙。お見事でした。
エポちゃん、島田歌穂さんは、いったいおいくつなんでしょうかと言っては失礼だけど、普通に少女でしたよ。。。すぎすご。
ベテランもベテランながら、演技しているのにそうは見えず、というか、なんだろう、リキんでなくて、すーっとした感じでエポだった。
華奢で小柄(おんなじか?)、けなげで。 もっとも、いつも疑問なんだけどヴァル家にマリウスが来て、案内するかっこになったエポをマリウスがコゼットに紹介するけど、10歳くらいかの頃にいじめられた相手なら覚えてるよねえ?エポはコゼのこと憶えてたけど、コゼの描写はないから、憶えてたのかどうかわかりませんなあ。そこわからんわほんと。
それはさておき。エポちゃん、「オンマイオウン」から「恵みの雨」まで、かわいそうでかわいそうで涙ゴーゴーで舞台が見えなくなったので、こりゃいかんと耐えました。
うおっと、遅くなったので、また続きは後日。