ギルのヘヴィ-メタル、プログレ系音楽室

ヘヴィ-メタル、プログレ系、ハ-ドロック等、幅広く音楽CDの感想を書きます。

BLIND GUARDIAN

2006年09月08日 | Weblog
BLIND GUARDIAN / A TWIST IN THE MYTH 2006

ア・トゥイスト・イン・ザ・ミス(初回限定盤)

オフィシャルHP

ビクタ-試聴先

ドイツの4人組ベテラン民謡調メロディックパワ-メタルバンド8th。
ドラマ-、Thomen Stauchが抜けてから出来た4年半ぶりの新作。

ジャケットはすばらしい!勇敢でファンタジックなイメ-ジのスト-リ-が勝手に頭の中で湧いてでてくる。

その新作をさらっと聴く。1曲目からブラインドガ-ディアン特有の厚いコ-ラス入り民謡調節回し系骨太メロディアスジャ-マンメタルを聴かせてくれる。これは!

ベテランの彼らは演奏、ボ-カル共に安定していて安心感は抜群、特有のクサいメロディ-も健在だ。しかし、殆どの曲がキレ、スピ-ドがなく、メタル度が落ちてしまっている。

先行シングルのFLYをラジオで聴いた時はかなり微妙だな~と思わせたが、アルバムを何度も聴いているうちに今回の音に馴れてきた。新作は楽曲の良し悪しで勝負しようとしているのだな。確かに捨て曲らしい曲は少なく、どれも平均点レベルらしく聴こえる。

でも、以前からのファンはこのような音を求めていたのか?バンドとファンの間に溝が出来てしまうような気もする。

個人的にはアコ-スティック曲のSkalds And Shadows がすばらしいと思った。この曲は泣ける。彼らはメタル以外でも勝負できる楽曲能力があるのだな。

感想は一言 
熟しきったようなくどい程のコクはあるが、キレがない ←ビ-ルかい!

評価 7.5/10
B誌は90点近くの平均点でベタ褒め?そこまで褒めるか?

本家BLIND GUARDIAN新作 VS 分家Thomen Stauch率いるSAVAGE CIRCUSは、SAVAGE CIRCUSの圧勝。



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