ギルのヘヴィ-メタル、プログレ系音楽室

ヘヴィ-メタル、プログレ系、ハ-ドロック等、幅広く音楽CDの感想を書きます。

疾走クッサクサのProfugus Mortis

2007年04月11日 | Weblog
Profugus Mortis / So It Begins  2007

オフシャルHP

この素晴らしい音を試聴してご確認してください。勝手に体が動き出します。

カナダのヴァイオリン入り6人組シンフォブラック/フォ-ク/パワ-/エピックメタルバンドの1st。

最近出来が悪く、聴かなくても何も問題ないアルバムリリ-スばかりが続いたフォ-ク/ヴァイキング/シンフォブラック系メタル。このジャンルはマンネリ化して終わったかとさえ思った。

しかしこのアルバムは素晴らしい!クッサクサの速弾きヴァイオリンが鳴り捲り、激しいメロディックデス/ブラック風味の疾走キラキラドラマティックサウンドが展開する。これは久しぶりに血が沸騰したぞ。やはりこの手のジャンルはこうこなくちゃね。ジャケも激しい音からは想像できない美しさ。

アルバム収録曲全てが手抜き無しで、ジャケも含めて全てが完璧。この手のバンドは彼らを見習うべき。

ヴァイオリン担当の女性が若くて美しい。ドラマ-も女性。20代前半のメンバ-だけで編成されたバンドの将来は非常に明るいと思われる。頼もしい新人に拍手喝采。しかもカナダ産に驚き。明らかにヨ-ロッパの音。

男は黙って
評価9.5/10

久しぶりに気持ちいい音を聴いた。音楽はやはり楽しかった。でもアルバムはちょっと時間が短くて不満が..9曲32分です。今年はこの手のジャンルでこれ以上のアルバムが出てくるとは思えません。必聴盤。でも日本では入手困難かもしれません。都内輸入盤店に入荷するか?

爽やかで美しく、刺激もあるロック Anberlin

2007年04月05日 | Weblog
Anberlin / Cities 2007

Cities

オフィシャルHP

試聴先

試聴先

日本語情報(国内盤情報)

フロリダ出身の5人組エモ系ロックバンドの3rdアルバム。

爽やかな歌声と美しいコ-ラス。歪がなく美しいギタ-の音色。
とても親しみやすい都会的な旋律に、刺激や強弱を加えた出来の良い楽曲郡。

このような音楽はとても一般受けしやすいのだが、ヘタをすると過去をなぞるだけで新鮮味がなかったりする。しかしこのアルバムは違う。アルバム1枚を新鮮な感覚で聴きこめるし、何度聴いても飽きない。

クイ-ンから男臭い部分と泥臭い部分を取り除き、見事に洗練したアルバムタイトル通りの都会派王道ロックではないかと思った。巷で評判のMUSEから歪んだ音を取り去り、更に親しみやすくした音楽だとも言える。

まずは試聴して自分の耳で確認してください。

評価8.8/10
爽やかで美しい。そして素晴らしい。

バンド説明
遂に彼らの名を歴史に刻む、決定的なアルバムが完成した!! 至上のメロディー&ポップセンス、アメリカンEmo,インディーズシーン最後の大物、通算3枚目にあたる「Cities」で待望の日本デヴュー!! FALL OUT BOY、MY CHEMICAL ROMANCE、YELLOWCARD、HAWTHORNE HEIGHTSといった今をときめくアーティスト達とのツアーで、フロリダ出身のAnberlinの名は全米に知れ渡った。Aaron Sprinkle(MXPX,Mae等)をプロデューサーに迎えた本作「CITIES」では、ロックというカテゴリーのなかで変幻自在にスタイルを変えている。