ギルのヘヴィ-メタル、プログレ系音楽室

ヘヴィ-メタル、プログレ系、ハ-ドロック等、幅広く音楽CDの感想を書きます。

Fairyland

2006年09月20日 | Weblog
Fairyland / The Fall Of An Empire  2006 マ-キ-

ザ・フォール・オヴ・アン・エンパイア

オフィシャルHP

試聴先(表記してあるが、ペ-ジがない!近いうちにか?)

宣伝文句
迷宮の扉は時空を超え今、再びここに開かれる…
現世のストーリー・テラー「フェアリーランド」が綴る古の華劇第二幕、究極のエピック・メタルが奏でる至上の楽園。

フランス出身のエピック・メタル・バンド「フェアリーランド」、ヴォーカリストに「マジック・キングダム」の「マックス・レクラーク」が加入して制作された、 ファン待望の2ndアルバム。より劇的に展開する、現代のストーリーテラーの真髄がここに!

フランスの5人組シンフォニック&メロディックパワ-メタルバンド2nd。
そうか!エピックメタルバンドだったのだな。

いつも歌い手に恵まれないバンド。前作は現ドリ-マ-カ-の女性ボ-カル、エリサ嬢?を起用したが、エリサ嬢のいつもながらのへたうま加減のおかげでB級の匂いがプンプン。

今回は男性ボ-カルに変更になったが、またしても上手!とは言えない歌が品質をかなり落としている。それでも繰り返し聴いているうちに馴れてくる。慣れとは恐ろしいものだ(笑)

サウンドは厚過ぎず薄すぎない絶妙なシンフォニックアレンジのファンタジック&ドラマティックなもの。ラプソディ-程大仰ではないが、かなり近いものがあり、随所に見せる厚いコ-ラスが更に音の厚みを増してくれる。メインボ-カルのB級な歌を軽く聴き流せるようになると彼らの良さがどんどんにじみ出てくる。2曲歌っている女性ボ-カルは悪くない。彼女が中心になって歌った方が良いアルバムになるのは間違いない。

アルバムは全編通して聴いても強弱があるので飽きさせない。もちろん微妙?な曲もあるが、緻密な音作りを堪能できる。

ボ-カルがちょっとしょぼいラプソディ-だと思ってくれ!(謎)

評価 7.5/10

次はもっと上手な歌い手を起用してね。バンドの方向性は大好き。