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聖地が整地に変化

2014年09月23日 | 釣り

私がルアーフッシングを始めた頃、中禅寺湖というのは釣り人の聖地であり、私の最終目標の地でもあったのかもしれません。

 

時間、ポイント、腕その他誰よりも勝っていなければ、その魚を手にすることは出来ない場所なのです。

 

1匹も釣ることが出来ず、この次にリベンジすることを誓い、先ずは腕を磨くことから初め、結構関東周辺も含めて釣りをしました。

 

ただ、いつの頃からか遠ざかるようになってしまいました。

 

これはトラウトだけではなく、すべての魚からです。

 

そうあの事故さえなければ、私は“釣り馬鹿”としてこの中禅寺湖を毎年行き来していたはずなのです。

 

特別解禁は8年ぶりにされたようですが、危険を知るものはそれでも足を運ぶことはないと思います。

 

魚を未だに持ち帰ることすら出来ず、よって食すことは禁止なのです。

 

私は釣りということだけ制限を受けていますが、生活が変わってしまった人もいるのです。

 

福島県だけが被害者じゃなく、日本全土が被害だとえます。

 

離れた標高の高い栃木県の中禅寺湖がなぜ汚染されたか。

 

離れた群馬県の標高の高い榛名湖がなぜ汚染されているのか。

 

あのチリは何処まで飛散したのか。

 

消費税を上げてもあの聖地は元には戻らず、“整地”となってしまいました。

 

残念ですが、ぶり返してもしょうがないですね。

 

ただ政府が原子力の安全対策を前提にどうしてもそれを稼動したいという無責任なことだけは今からでも止められそうなんですが。

 

動画に中禅寺湖のヒメマスの遡上を紹介しました。

 

無色無臭ですがこれを汚染した事実を忘れてはいけません。

 

中禅寺湖の4月時の検査結果

 

数値から終わっていることが計り知れます。

 

通常は“0”なのです。

 

この程度で大丈夫というのはなんの根拠なのでしょうか。

 


2014-4-24
栃木県発表 平成26年4月24日
放射性物質モニタリング調査結果

採捕日 平成26年4月15日

 対象魚種  採捕尾数  放射線数値
 ブラウントラウト  11尾11.629kg)  240Bp/Kg
 ヒメマス  10尾(5.2kg)  100Bq/Kg
 ニジマス  2尾 測定不可

 

 

 

 

 

ヒメマスの遡上(中禅寺湖)

 

 

 

 

 

 

福島県の猪苗代湖

素晴らしい魚体です。海から遡上したサクラマスとほぼ同等の体格です。

 

放射能汚染に対する規制について福島県は特段規制していないことに疑問を感じます。

地上から50cmの計測ということと、地上から1mの観測という事に対して一般論を言っただけです。

海水浴もOKみたいなのですが、当初計測されているはずの放射性物質は蒸発したのでしょうか。

子供が水を飲んだときに体内に何が入るかを考えたら心配です。

 

 

 



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