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ネタバレ必至で読み解く主観的映画批評の日々!

スターウォーズ・エピソード5  ジ・エンパイア・ストライクス・バック特別編(V)

2008-08-16 09:02:13 | 映画(さ)
評価点:68点/1980年/アメリカ

監督:ジョージ・ルーカス

スターウォーズの二作目。

デス・スターを破壊されてもなお、帝国軍は衰えることはなかった。
一方、反乱軍はその秘密基地を移し、帝国軍に備えていた。
しかしスカイウォーカーに執念を燃やすベーダーは、探索ドロイドによってついに反乱軍の秘密基地を発見、惑星を包囲した。

▼以下はネタバレあり▼

待ちに待ったヨーダの登場。
でもあんなに皮肉に満ちたキャラだったということも忘れていた。
それにしても、一作目では「ジェダイはお前(ベーダー)しか残っていない」と言っていたのに、ポロポロ出てくるのはどうなのだろう。

今作でははっきり言って、ルークに見せ場は少ない。
ハン・ソロとレイア姫との関係がクローズアップされている。
そう考えれば「エピソード2」と似通っているかもしれない。
そして似通っていると言えばルークの腕とアナキンの腕。
ともに終盤で右腕を失うことになった。
二人とも義手で免れたが、面白い類似である。
おそらくルーカスも狙っていたに違いない。

大体のストーリーはわかっていた(誰が生き残るだとか)ので安心して見れた。
でもハン・ソロがまさかカッチンコッチンにされて、さらわれるなんて全く覚えていなかった。
彼を連れ去った賞金稼ぎの乗っていた宇宙船は、「エピソード2」でも似たようなのだったので親子のつながりを感じた。

なんと行っても今作の一番の目玉は、やはり「お前の父親は私だ」というベーダーの一言だろう。
わかっていても思わず前に乗り出しそうになった。

ストーリーとしてはかなりツナギという感じは否めなかった。
けれど人間関係がうまく描いてあるために、それほどダレた印象はなかった。

それにしても反乱軍に全く女性がいないのが気になった。
それと今作ではあまり他星人が描かれなかったのだ残念でもある。
映像に関して言うのはちょっとフェアじゃないけど、四肢体のドロイド(戦車のような兵器)の動きは時代を感じた。
あれはおそらくクレイ映像のように一コマごとに、動かして撮影、動かして撮影、というのを繰り返しているのだろう。
今考えるとものすごい作業だと感慨深く見た。

次はラストの「ジェダイの逆襲」だ!

(2002/07/07執筆)

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