言語学の祖、ソシュールは言語の本質をラングとパロールに分けて、説明しようとした。
パロールは毎回毎回使い直される言語であり、言葉はその都度生成されているという。
それでもある一定の理解が得られるのは、言語のもう一つの側面、ラングという体系をある程度、同じ言語を操る者たちで共有しているからである、と。
私はこの場でたくさんの言葉を記してきた。
私はこの場以外でも、たくさんの文章を書いている(書かさ . . . 本文を読む
いつの間にか、自宅にボードゲームとカードゲームが並ぶようになった。
子どもたちは、毎日のように「ゲームしよう」と誘ってくる。
少し前までは、負けるとすぐに不貞腐れていたが、最近はそうでもない。
(そうでもあるときもあるが)
子どもが生まれるまでは、ほとんどこの種のゲームをしてこなかった私だが、子どもたちとやるようになって、そのおもしろさに気づかされる。
上の子が特に好きなのは、「カタン」というボ . . . 本文を読む
昨日、恐ろしいニュースが入った。
大学入学共通テストの初日、高校生が受験生を襲った、というものだ。
内容が内容だけに、大きなニュースになり、様々な議論を呼んでいる。
逮捕された高校生の、学校が声明を出したそうだ。
彼の背景に何があったのか、分からない以上これ以上第三者が問うことは難しい。
一般論から、このような特殊な事件を紐解くのは適当ではない。
家庭環境か、生い立ちか、学校の指導か、簡単に思い . . . 本文を読む
今年も残りわずかになってきました。
結局映画館にはあまりいけずに、二人目のおむつの処理と寝かしつけに追われた2018年になりました。
予想していたことですが、まさにカオスなリビングになりました。
今年一年の世相を表す漢字が「災」になりました。
私は「大」じゃないかと思っていました。
半端ない大迫、おちゃめな大坂、漫画みたいな大谷、死ぬかと思った大阪北部地震、北海道の大震災、会社が休みになった大風 . . . 本文を読む
平日。
年次有給休暇をとって、二人の世界(ザ・ワールド)に飛び込んだ。
一人は荒木飛呂彦。
もう一人は宇多田ヒカルである。
奇しくも、私は漫画家という職業で最も尊敬する人物である荒木飛呂彦のジョジョ展と、ミュージシャンとして最も愛する人物である宇多田ヒカルのコンサートと同じ日に体験することになったわけである。
平日の午後、殆ど予備知識なしで(何が展示されているのかも知らずに)ジョジョ展に向かっ . . . 本文を読む
管理人のmenfithです。
ご無沙汰しています。
毎日コラムの記事(となるネタ帳)を書いては、アップできずにアップアップしている日々です。
あまりに更新できていないので、たんなる言い訳を書いておきます。
二人目が生まれました。
それが言い訳にならないことを承知で、「毎日コラム」を立ち上げたので、言い訳です。
新生児が家にいることが、どういうことか、改めて思い知らされているところです。
映画ど . . . 本文を読む
更新が滞っていて申し訳ありません。
ちょっと容易に映画館に行ける状況ではありません。
かといって、二時間テレビの前で座って映画を見る時間もとれていません。
今が耐え時だと思って耐えます。
日産と、スバルが有資格者でない者が新車の検査を行い、それがおおきな問題として取り上げられています。
たしかに由々しき問題ですが、私はさまざまなところで言われている「日本の自動車産業の信用問題」という印象は受けま . . . 本文を読む
こんばんは。
更新が滞っていて大変申し訳ありません。
いろいろ理由はありますが、ひとつは「イース8」なるVitaのゲームを年末年始にかけてちまちま取り組んでいたからですね。
おかげさまで数年ぶりにクリアまでこぎつけました。
なんのおかげさまかわからないですが。
ということで、本もまともに読めていません。
少しアップできる記事がありますので、近日中にアップ予定です。
さて、今日は今年の年始の休 . . . 本文を読む
こんにちは。
管理人のmenfithです。
更新が滞っています。
映画もDVDも見ておりません。
なんなら、本もまともに読めていません。
休日はもっぱら息子と遊んでおります。
おしゃべりな息子、そして、まだ立とうとしない息子……。
ブログという表現媒体にしか存在しない「menfith」は、発言しないのなら存在しないのと同じになってしまいます。
なんとか仕事と育児と家事に区切りをつけつつ、映画 . . . 本文を読む
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
……という月並みな挨拶からスタートさせてみようかと思います。
全然映画批評のほうの行進ができていないので、映画批評ブログなのかと疑わしくなってきました。
待機している記事がいくつかあるので、小出しにしながら糊口を凌ごうかと考えています。
完全に後ろ向きですね。
やはりといいますか、予想通りといいますか、子育てが私の映画生活を圧迫 . . . 本文を読む