評価点:75点/2008年/アメリカ
監督:スティーヴン・スピルバーグ
当たり外れのない安定感抜群の続編。
1957年、ネバダ州に兵士たちが侵入した。
拘束され、連れてこられたジョーンズ博士(ハリソン・フォード)は、倉庫の中から以前発見した「死体」の発見を手伝うように、迫られる。
強い磁気を帯びていることを知っていたジョーンズは、火薬によって死体を発見する。
その隙に乗じて逃げだそうとしたジ . . . 本文を読む
もちろん先に書いた「コミュニケーション」のあり方も〈断片化〉している。
目の前の人間と全く違う所属の人間と同時的にやりとりする。
それは場所・時間ともに相手を剥奪してしまうことであり、〈断片化〉することである。
たとえば、それだけなら〈断片〉ということばは時代を表す記号とはいえない。
だが、テレビのクイズ番組などを見ていても、やはり〈断片化〉されていくと感じざるを得ない。
最近の、といってももう . . . 本文を読む
少し前、親戚の高校生が「わからないから教えてくれ」と国語の教科書を持ってきた。
僕に聞こうなんていうのは無謀きわまりないが、仕方がないので教えてあげた。
その文章は港千尋の「断片化する世界」という評論だった。
確かにわかりにくい話だったが、僕はその評論について、次のような例で説明した。
たとえばラルクのライブにいったとする。
そのライブは二時間半くらいあって、そのなかで曲順や演出が決定し、僕ら . . . 本文を読む
評価点:13点/2001年/日本
監督:坂口博信
同タイトルの人気ゲームの映画作品。フルCGが話題になった。
2063年、地球は未知の侵略者からの攻撃により瀕死の状態にあった。
そのファントムから地球を救うには、アキをはじめとする
八体の精神体が必要だと仮説を立てたシド博士は、
彼女と共に精神体を捜索していた。
一方、評議会はファントムの攻撃の凄まじさからファントムの巣を衛星から攻撃を仕掛け . . . 本文を読む
評価点:37点/2001年/アメリカ
監督:マイケル・ベイ
映像の完成度の高さにより、たんなる恋物語から一線を画す作品。
そして、これはひどい映画だ、とけなすために存在する作品。
レイフ(ベン・アフレック)とダニー(ジョシュ・ハートネット)は、ともにパイロットを目指す幼馴染。
優れたパイロットであるレイフは、ドイツの激しい軍事侵攻に対抗するために、イギリスの空軍特殊部隊に志願する。
その後恋 . . . 本文を読む
評価点:52点/1996年/アメリカ
監督:グレゴリー・ホブリット
リチャード・ギア、エドワード・ノートン主演の法廷サスペンス。
マーティン(リチャード・ギア)はシカゴ随一の敏腕弁護士。
彼はバーで取材を受けているとき、アーロン(エドワード・ノートン)という青年が
司祭の殺人事件の容疑者として逮捕されるニュースを聞いた。
状況は完全にアーロンに不利なものだったが、マーティンは弁護を買って出た . . . 本文を読む
評価点:68点/1999年/アメリカ
監督:ジェームス・マンゴールド
総指揮:ウィノナ・ライダー
精神の病を克服する女性を描いた注目作。
スザンナ(ウィノナ・ライダー)は、現実と夢の境を失った「ボーダー・ライン」人格障害の女性。
彼女は治療のために「クレイモア」と呼ばれる精神科の施設に入った。
それまで同性の友人が少なかった彼女は同じような悩みを持つ入院患者と心を通わせていく。
スザンナ役 . . . 本文を読む
評価点:75点/2000年/アメリカ
エドワード・ノートン監督のアメリカン・ラブ・コメディの傑作。
ブライアン(ノートン)はカトリックの神父。
幼馴染であるジェイク(ベン・スティラー)はユダヤ教の神父。
親友同士の彼らの元へある日、同じく幼馴染のアナ(ジェナ・エルフマン)が仕事でやってきた。
ユダヤ人同士でしか恋愛を認められていないジェイクは、彼女と恋に落ちてしまう。
一方、禁欲を神に誓ったは . . . 本文を読む
評価点:74点/2002年/アメリカ
監督:M・ナイト・シャマラン
「シックス・センス」のM・ナイト・シャマラン監督作。
牧師だったグラハム(メル・ギブソン)は、彼の妻が事故で死んでから、神が信じられなくなり牧師を辞めた。
その半年後、牧場を経営し始めた彼はある朝ふと目覚める。
トウモロコシ畑をみると、そこには規則正しく倒された、ミステリー・サークルが描かれていた。
テレビを見ると世界中でも . . . 本文を読む
評価点:37点/2008年/日本
監督:中村義洋
喩えるなら「豪華食材をとりそろえた寄せ鍋の失敗作」。
世界的にも難度の高いバチスタ手術を何度も成功させるチームがいた。
彼らの業績はめまぐるしく、世界中から注目を浴びるほどだった。
だが、ここ最近、三度にわたって立て続けに手術が失敗していた。
立ち会った8人はだれもが完璧な手術で、医療ミスなどでは断じてないという。
病院側は、失敗の原因を探る . . . 本文を読む