外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

トルココーヒーで実験

2016-05-01 04:50:00 | グルメ

ご無沙汰していました。

さて

今日はコーヒーのおはなし。

しばらく前に友達からトルココーヒーをもらって、毎日そればかり飲んでいた。
(もうなくなった。しくしくしく)


これ。カルダモンの香りが高い。「RIFAI」はクウェートのメーカーで、ローストナッツとコーヒーが主力製品。トルコ式のコーヒーはアラブ諸国でも日常的に飲まれていますね。



トルココーヒーというと、柄杓みたいな専用の小鍋にコーヒー粉末と水を入れて煮て、カップに注いでから上澄みを飲むのが普通ですね。
砂糖は煮るときにあらかじめ加えるものとされ、ミルクなどは通常入れない。

私はヨルダンにいたとき、トルココーヒーをよくネスカフェ方式で飲んでいた。
つまり、カップに直接粉をいれてお湯を注ぎ、かき混ぜて少し経ってから上澄みを飲むというやり方だ。
だって、煮るのがめんどくさかったんですもの。洗い物も増えるし~

しかし今回は、ネスカフェ方式以外の淹れ方で、以下のように試してみた。人生は実験だ。

実験1)ちゃんと水から小鍋で煮るが、砂糖は後から入れる。
トルココーヒーの正式な淹れ方では、砂糖は最初に入れることになっている。
今回は試しにカップに注いでから入れてみたが、別に問題はなかった。ヘドロ(コーヒー粉末)の沈殿が少々遅くなっただけ。


こういう小鍋は持ってないので、100均の小鍋を使用。鍋は大きいほうがコーヒーが吹きこぼれにくいと、ふと気づいた。



実験2)小鍋で煮るとき、ミルクを加える。
おそらく失敗するだろうと予想しながらやったが(なぜ)、意外にも美味しく出来た。これは私の中では大ヒット。
ミルク100%だとヘドロの沈殿が中途半端になるので、水と半々くらいにするのがベストだと思う。

実験3)エスプレッソメーカーで淹れる。
ガスコンロに直接載せるタイプの小型のエスプレッソメーカーを使用し、エスプレッソ用コーヒーの代わりにトルココーヒー粉末を入れるのだ。これもおそらく上手くいかないだろうと思いつつやったところ、普通にコーヒー液が出てきたので驚いた。これも大ヒット。


エスプレッソメーカー。下部に水を入れ、フィルターにコーヒーを詰めてセットしてからガスに掛けると(100均の網に載せて)、しばらくしてからぶしゅぶしゅぶしゅ~と音がして、上部にコーヒー液が噴出してくる。私の生活必需品だ。



エスプレッソ方式でトルココーヒーを淹れるのは、すごくオススメだ。なにしろ、淹れる過程でコーヒー液だけ抽出できるから、カップにヘドロが残らないのだ。イタリアとトルコの合作、最高だ。私はこれに小鍋で温めたミルクを加えて、トルコカフェラッテにして飲んでいた。おうちにトルココーヒーとエスプレッソメーカーが両方あるという人(何人いるんだ)がもしおられたら、ぜひ試してみてくださいね~。

ちなみに今回使用した写真は、全てインターネットからの借用だ。
トルココーヒーの袋やエスプレッソメーカーの写真は以前撮ったのだが、行方不明になっちゃった。
最近記憶力がますますやばい・・・




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