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外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

2019年チュニジア・トルコ・イタリア旅行記(24)~フィレンツェ2日目後半・夕食編~

2020-08-29 17:41:27 | イタリア

 

 

フィレンツェ滞在2日目の後半。友人宅に戻って昼寝した後、夕方また出かけて別の日本人の友人と夕食をとった。

 

 

黄昏時のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。この広場は、私にとっては鳩スポット。

 

 

友人とは、お店で直接会うことになっていた。中央駅の近くのリストランテで、彼女の友人が厨房で働いているとのことだった。オーナーはモロッコ人だという。店主がモロッコ人で料理人が日本人のイタリア料理店・・・謎だらけだ。

 

この「リストランテ・ベルコーレ」(Ristorante Belcore)という店だ。

https://www.ristorantebelcore.it/

 

(トリップアドバイザーはこちら

 

 

少し早めに着いたのだが、とてもシックで高級そうなお店だったので、普段サイゼリヤ、日高屋クラスの低価格の店にしか行かない私は少し腰が引けて、周辺のハラル食材店(やはりモロッコ人経営)を冷かしたりして心を落ち着けてから、ようやく入店した。友人も間もなく到着した。

 

こんな立派なお店、久しぶりに入った・・・(下の2枚はトリップアドバイザーから拝借した写真)

 

 

モロッコ人の店主は、話しやすくて物腰の柔らかい上品な紳士で、私がアラビア語で話しかけたら驚いていた。お酒が好きだそうで、ワインも食前酒・食後酒も色々取り揃えてあった。私はあまり空腹ではなかったので、前菜のトスカーナ産のサラミ・生ハム・ペコリーノチーズの盛り合わせのみを頼み、ワインを2杯、食後酒を2種類飲んだ。友人はプリモとドルチェを食べた。

 

日本語メニュー。照明が控えめで、カメラも技術も問題ありなので、ぼやけた写真しか撮れず。

 

 

私が食べた前菜盛り合わせ。

 

 

サラミもハムもチーズも、どれも美味しかった。久しぶりに食べたフィノッキオーナ(フェンネルシード入りのトスカーナ特産のサラミ)が美味しく感じられたような気がするが、時間が経った上、この猛暑で脳細胞がいっぱい死滅したからもうよく覚えていない。

 

 

友人が食べたプリモ(1皿目)。トスカーナの郷土料理、トマト味のパン粥「パッパ・アル・ポモドーロ」かな?(いや、リゾットかも)

 

 

ちなみに、パッパ・アル・ポモドーロのレシピはこちら。作ったことないけど、この料理は結構好きだ。

 

 

ラヴィオリ

 

 

ドルチェ(デザート)。多分クレーム・ブリュレのフルーツ添え

 

 

他で見かけたことのない食後酒があったので、頼んでみた。

 

 

「アンティーコ・アマーロ・ディ・フィレンツェ」という、フィレンツェのメーカーの製品。ちなみに「アマーロ(amaro)」は「苦い」という意味なので、当然味は苦めで、薬草の風味がついている。養命酒が好きな人は好きだと思う(おるんか)。

 

 

お勘定は太っ腹な友人が払ってくれた。この御恩は当分忘れませんぜ。

 

 

店を出た後、レプッブリカ広場近くのパラッツォ・ストロッツィ辺りのバールでさらに1~2杯飲み、帰宅してからも友人とお喋りしながらさらにプロセッコ(ヴェネト州産の発泡ワイン、美味しい)を開けて飲んでしまい、酔っ払ってシャワーも浴びずに寝てしまった。酒はほどほどにしなくては・・・

 

パラッツォ・ストロッツィは左の歴史的建物。よく展覧会をやっている。

 

 

(続く)

 

 

コメント (2)
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