外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

東京ジャーミイではイード・フェスティバルも盛り上がる

2015-07-23 17:56:53 | グルメ


日本では毎日毎日毎日毎日蒸し暑い日が続きますね。
この夏を無事に越せるのか、我ながら自信がない(毎年言ってるけど)。
もう、何をするのもしんど~い。へなへな~

しかし、東京ジャーミイでイード・ル・フィトル(断食明けの祝祭)のイベントがあると聞いたので、
18日、気力を振り絞って早起きして(午前11時起床)行ってきた。
その時の写真を載せますね。よっこいしょ・・・

東京ジャーミイに関する以前の記事はこちら
東京ジャーミイでイフタールに参加した時の報告記事はこちら

1時過ぎからモスクで「聖クルアーン朗唱とイスラミック寸劇&ナシード」を見学し、
その後階下の大ホールでバザーを眺めたり、買い食いしたりして過ごした。


イード仕様の東京ジャーミイ 紅白の飾りでめでたさを演出



モスクの中はいつも通り



クルアーン朗唱 トルコ人イマーム(宗教指導者)が朗唱し、日本人ムスリムの前野さんが通訳。その後2人でナシード(宗教歌)を斉唱



子供たちもおとなしく聴いていた



そのあと上演された素人ムスリム劇団による寸劇「ファジュル(夜明け)の礼拝の大切さ」は、この日のイベントの白眉であった。
早朝に起きて礼拝しようとするオマル君を、シャイターン(悪魔)があの手この手で邪魔しようとする、というストーリー。
当然最後にはオマル君がシャイターン撃退に成功し、爽やかに目覚めてファジュルの礼拝を行うのだ。
主役の2人の演技がかなり上手く、話自体もわかりやすいので、子供たちに大ウケしていた。
シャイターンを演じていたのは上述の前野さん。前野さん、大活躍。


このシャイターンのお面、ムンクの「叫び」の人の死神バージョンですかね・・・



劇が終了した後、1階の大ホールを覗いてみた。


ハラールフードやトルコ製品等のバザーの他、手の平にヘンナで模様を描いてもらうコーナー等もあって充実



こういった場に、トルコケバブは欠かせない



もちろんドンドゥルマ(トルコアイス)も必須



「本当に今日だけ」と書かれた張り紙付きの高級トルコランプ そう書かれると余計疑いたくのが人情なのでは



トルコ料理販売コーナー イチュリ・キョフテ(アラブではクッベと呼ばれるミンチ入りの揚げ物)を食べたかったが、値段を見て断念。た、高い・・・



その代わりに、ダマスカス出身のシリア人の好青年が売っていたアラブ風の丼ものを買う。オリジナル料理らしい



ミンチと野菜の炒め煮をご飯にのせたもの。塩分やスパイスが控えめで、ほんのり優しい味。これを買ったのは正しかった



ハラールの餃子や唐揚げなどを売っていた一角 チキンカツ(300円)を買って帰って晩御飯にした。ふつーに美味しかった



チキンカツはこの会社の製品。ハラールフードのケータリングキッチン
http://topamenity.co.jp/oishii-ichiran


アラビア書道コーナー。アレッポ出身のシリア人の若者が真剣な眼差しで書いていた。このイベントには、トルコ人に混ざってシリア人も参加していた



シリア製品も展示してあった。買いたかったけど、どれもお高くて・・・



常設の物販コーナーにはこんなものが。マレーシアのキューピーマヨネーズ



というわけで、東京ジャーミイのイード・フェスティバルは、予想以上に盛りだくさんだった。
出かけたときは、早起きのせいでテンションが相当低かったのだが(1人だったし)、気がついたら満喫していた。
皆様も機会があればぜひ参加してみてくださいませ。
次はイード・ル・アドハー(犠牲祭)ですかね・・・


右は物販コーナーで400g=600円で売っていたサウジ産デーツ、値切ったらあっさり500円にしてくれたので買った。
東京ジャーミイはトルコの飛び地なので、値切りが効くのだ。
左側はアラビア書道コーナーで成り行きで書いてもらった自分の名前の紙。どうしよう、これ・・・玄関ドアにでも貼ろうか




コメント
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