外国で一時的個人的無目的に暮らすということは

猫と酒とアルジャジーラな日々

自爆テロ現場に居合わせちゃった時どうする?

2015-07-15 17:43:41 | 中東ニュース


今回は、NESANNEWSというヨルダン発のアラビア語ニュースサイトの実用的な(?)記事を取り上げる。
タイトルは、「テロリストっぽい人がいると気づいたとき、どう対処すればいい?」。
http://www.nesannews.com/news?c=74&view=12375

ここ数年、シリアやイラクを中心に自爆テロ攻撃が飛躍的に増えている。
日本で発生することは当分ないかもしれないが、海外となると話は別だ。
特に中東地域では、ヨルダンのように今のところ治安の良い国であっても、その発生の可能性を常に念頭に置いて行動する必要が出てきている。
イヤな世の中だが、「備えあれば憂いが減るかも」という諺もあることだし(ちょっと違う~)、
一種の避難訓練だと思って、自爆テロ現場で取るべき行動をシュミレーションしてみるのも悪くないだろう。


(記事要約)
まず、自爆テロをしようとしている人物の見分け方:

1.緊張した面持ちで落ち着きがない。
2.汗をかき、不自然な歩き方をしている。
3.着用している爆弾ベルトが人目につかないよう、身体のサイズに合わないダボっとした服を着ている。
4.テロの標的に視線と意識を集中しているため、話しかけられても完全無視。


次に、テロリストを取り押さえた場合の注意点:

起爆装置のボタンを押すのを阻止するため、両手を上にあげさせて、しっかり掴んでおく。


最後に、最悪の事態(爆発)が起こってしまった場合の対処方法:

1.破片は上方に飛ぶことを考慮し、即座に腹ばいになって伏せる。その際、爆心地に足を向け、頭を反対側に向けること。
2.両手でなるべく首と頭部を覆う。
3.肺への圧力の変化を防ぐため、口を開ける。
4.第2の自爆攻撃が発生する可能性があるので、爆発が収まったら速やかにその場を離れ、あとは救急隊員や警察にまかせる。

(以上)


<おまけの猫写真>
かつてパレスチナの東エルサレムで下宿していた家の庭で撮影したもの。以前もアップしたかもしれないけど・・・
すさんだ話題の後は、猫を見るのが一番ですね~



コメント
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