自作のチャパティとホンムス(チャパティをちぎってから、あ、写真撮ろ!と思いついた)
先日、久しぶりにホンムス(ひよこ豆のペースト・中東料理)を作った。
ホンムスに添えて食べるため、チャパティも焼いた。
ホンムスを作るのは、全ての材料をミキサーにかけるだけなのでラクだが、チャパティは生地をこねるのが結構大変だった。
全部作り終わったあとは、汗だくで、ひろうこんぱい。
ああ私、身体弱いのに・・・厳しい残暑の中で無理するんじゃなかったぜ。
ホンムスの作り方はこんなかんじ。
以前の記事で大まかな作り方を載せた気がするけど(よく覚えてない)、こちらのほうが詳しいっす。たぶん。
ホンムス
<材料>
・ひよこ豆水煮 380g
(私が使ったのは、「SOLLONE」というイタリアのメーカーの、紙パック入りのひよこ豆水煮。食塩で味付けしてある)
・ひよこ豆の煮汁 大さじ4
・練りゴマ 大さじ4
・ニンニク 1かけ
・レモン汁 大さじ1
(私はいつも、ポッカレモンを使う)
・オリーブオイル(エクストラバージン) 大さじ1
・塩、クミンパウダー 少々
塩は味を見ながら、少しずつ加える。
クミンパウダーの分量は、お好みでどうぞ。
以前韓国人の友達が、「クミンを入れると、食べ物がアラブの味になる」と言っていた。
クミンの風味は個性的なので、好き嫌いが分かれると思うけど、クミンを入れないホンムスって、黒胡椒を入れないカルボナーラみたいなもの。
ほんの少しでも入れたほうが、本物の味に近づく気がする。
<作り方>
全ての材料をミキサーにかけ、滑らかなペースト状にする。
皿に丸くこんもりと盛り、中央をやや凹ませて、そこにオリーブオイルをたらす。
ひよこ豆の水煮をひとにぎりほど飾り用に取っておいて、上からパラパラを振りかけると本場っぽくなるのだが、私はこれを毎回うっかり忘れる。
豆の煮汁が余ったら、温めてレモン汁とクミンパウダーを加えて飲むとおいしい。
冬になるとダマスカスの路上に出現する、茹でたフール(ソラマメの親戚)を食べさせる屋台で、こういうのを飲んだことがある。
ひよこ豆じゃなくてフールだったけど、煮汁の味はほぼ同じ。
なつかしいシリアの味・・・ああ、シリアが恋しい、しくしくしく。
ホンムスにはパンがつきものである。
アラブの薄いパン(ホブズ)を少しちぎり、これをスプーン代わりにして、ホンムスをすくって食べるのが本場のやり方だ。
本格的なパンを焼くのは、イースト発酵の手順がメンドウなので、今回は手抜きしてチャパティにした。
チャパティを作るのは初めてなので、インド料理の本を参考にした(かなりアレンジしたけど)。
チャパティ(8枚分)
<材料>
・強力粉 3カップ(本来全粒粉を使うらしいが、うちになかったので強力粉で代用)
・サラダ油 大さじ1
・水 150ml~200mlくらい(計ってない)
<作り方>
(1)ボールに強力粉とサラダ油を入れ、少しずつ水を加えながら、髪を振り乱してコネコネコネコネコする。
(2)人間の耳たぶくらいの固さになったら(猫のでもOKかも・・・いやダメかも)、冷蔵庫でしばらく(30分くらい?)寝かせる。
(3)「どうやら生地が落ち着いたようだ」という印象を受けたら(主観が全て)、冷蔵庫から出す。
(4)生地を8等分して、麺棒でなるべく丸く伸ばす(丸くなくても誰も死なないから、テキトーにやる)。
(5)フライパンを熱し、油をひかずに裏表中火で焼く。
焼いている間、うっかりして深い考えごとにふけったら、すぐ焦げるので注意。
考えごとをするのは、全て焼き終わるまでガマンすべきだろう。
生地をこねるのが重労働だけど、短時間で出来て、とっても簡単です。
お味の方も、小麦粉の素朴な味が十全に味わえて、私ごのみだ。
イーストで発酵させたパンのようなイースト臭がないので、むしろ普通のパンより美味しい気がする。
チャパティでホンムスをすくって食べると、気分はすっかり中東(+インド)だ。みっちゃん、とってもごきげん。
でもやっぱり、毎回自分で作るのはメンドウ。
近所に安いホンムス屋や、シリアのホブズを売っているパン屋があれば嬉しいのだが・・・。
日本政府がシリア難民をガンガン受け入れてくれたら、こんなささやかな希望は簡単に実現するだろうが、そんな日は一生来ないだろう。
「SOLLONE」のひよこ豆水煮パック(使用後)

ダマスカスのフールの屋台(ネットで見つけた写真)
先日、久しぶりにホンムス(ひよこ豆のペースト・中東料理)を作った。
ホンムスに添えて食べるため、チャパティも焼いた。
ホンムスを作るのは、全ての材料をミキサーにかけるだけなのでラクだが、チャパティは生地をこねるのが結構大変だった。
全部作り終わったあとは、汗だくで、ひろうこんぱい。
ああ私、身体弱いのに・・・厳しい残暑の中で無理するんじゃなかったぜ。
ホンムスの作り方はこんなかんじ。
以前の記事で大まかな作り方を載せた気がするけど(よく覚えてない)、こちらのほうが詳しいっす。たぶん。
ホンムス
<材料>
・ひよこ豆水煮 380g
(私が使ったのは、「SOLLONE」というイタリアのメーカーの、紙パック入りのひよこ豆水煮。食塩で味付けしてある)
・ひよこ豆の煮汁 大さじ4
・練りゴマ 大さじ4
・ニンニク 1かけ
・レモン汁 大さじ1
(私はいつも、ポッカレモンを使う)
・オリーブオイル(エクストラバージン) 大さじ1
・塩、クミンパウダー 少々
塩は味を見ながら、少しずつ加える。
クミンパウダーの分量は、お好みでどうぞ。
以前韓国人の友達が、「クミンを入れると、食べ物がアラブの味になる」と言っていた。
クミンの風味は個性的なので、好き嫌いが分かれると思うけど、クミンを入れないホンムスって、黒胡椒を入れないカルボナーラみたいなもの。
ほんの少しでも入れたほうが、本物の味に近づく気がする。
<作り方>
全ての材料をミキサーにかけ、滑らかなペースト状にする。
皿に丸くこんもりと盛り、中央をやや凹ませて、そこにオリーブオイルをたらす。
ひよこ豆の水煮をひとにぎりほど飾り用に取っておいて、上からパラパラを振りかけると本場っぽくなるのだが、私はこれを毎回うっかり忘れる。
豆の煮汁が余ったら、温めてレモン汁とクミンパウダーを加えて飲むとおいしい。
冬になるとダマスカスの路上に出現する、茹でたフール(ソラマメの親戚)を食べさせる屋台で、こういうのを飲んだことがある。
ひよこ豆じゃなくてフールだったけど、煮汁の味はほぼ同じ。
なつかしいシリアの味・・・ああ、シリアが恋しい、しくしくしく。
ホンムスにはパンがつきものである。
アラブの薄いパン(ホブズ)を少しちぎり、これをスプーン代わりにして、ホンムスをすくって食べるのが本場のやり方だ。
本格的なパンを焼くのは、イースト発酵の手順がメンドウなので、今回は手抜きしてチャパティにした。
チャパティを作るのは初めてなので、インド料理の本を参考にした(かなりアレンジしたけど)。
チャパティ(8枚分)
<材料>
・強力粉 3カップ(本来全粒粉を使うらしいが、うちになかったので強力粉で代用)
・サラダ油 大さじ1
・水 150ml~200mlくらい(計ってない)
<作り方>
(1)ボールに強力粉とサラダ油を入れ、少しずつ水を加えながら、髪を振り乱してコネコネコネコネコする。
(2)人間の耳たぶくらいの固さになったら(猫のでもOKかも・・・いやダメかも)、冷蔵庫でしばらく(30分くらい?)寝かせる。
(3)「どうやら生地が落ち着いたようだ」という印象を受けたら(主観が全て)、冷蔵庫から出す。
(4)生地を8等分して、麺棒でなるべく丸く伸ばす(丸くなくても誰も死なないから、テキトーにやる)。
(5)フライパンを熱し、油をひかずに裏表中火で焼く。
焼いている間、うっかりして深い考えごとにふけったら、すぐ焦げるので注意。
考えごとをするのは、全て焼き終わるまでガマンすべきだろう。
生地をこねるのが重労働だけど、短時間で出来て、とっても簡単です。
お味の方も、小麦粉の素朴な味が十全に味わえて、私ごのみだ。
イーストで発酵させたパンのようなイースト臭がないので、むしろ普通のパンより美味しい気がする。
チャパティでホンムスをすくって食べると、気分はすっかり中東(+インド)だ。みっちゃん、とってもごきげん。
でもやっぱり、毎回自分で作るのはメンドウ。
近所に安いホンムス屋や、シリアのホブズを売っているパン屋があれば嬉しいのだが・・・。
日本政府がシリア難民をガンガン受け入れてくれたら、こんなささやかな希望は簡単に実現するだろうが、そんな日は一生来ないだろう。
「SOLLONE」のひよこ豆水煮パック(使用後)

ダマスカスのフールの屋台(ネットで見つけた写真)
