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山岳と野鳥たち

日本百名山などを登ったり、爽やかに囀る鳥達との巡り合いを楽しんでいます

北アルプスの山旅  6/10

2011-08-25 | 百名山 他
白馬鑓温泉小屋には白馬岳から下って来た人も、猿倉から登ってきた人も泊まる人が多いようだ

道中、一緒になった群馬、栃木の3人組も女性の望みが叶って泊まることになった


15分休憩して、その秘湯とやらをチョイと覗いて ・・   出発~!



雪渓とお花畑の景色は足取りを軽くする



雪渓も少なくなってルートが変わっている



下りと登りを繰り返す道のりはかなりキツイ!   あの山腹を歩くのか~



直射日光が容赦なく照り付ける    水分の補給を頻繁に行いながら・・



標識が現れたが、  ん? 地図には載っていない 



14:45 小日向のコル   コースタイムをオーバーしているが気にすることは無い 



黙々と下って登山口近くの分岐だ



林道でアサギマダラを見つけて追いかけて    カシャ! 



17:10 猿倉駐車場へ到着   11時間余り歩き通した   山の上の方はやっぱりガスっている

猿倉~白馬岳~杓子岳~白馬鑓ケ岳~猿倉  標高差1702m  変化に富んだ山歩きが楽しめた 
  



北アルプスの山旅  5/10

2011-08-24 | 百名山 他
8月17日 04:00 室温10.9℃ 窓の外は濃霧で何も見えない

昨夜は隣室から♀の甲高い声と、♂のボソボソ声が遅くまで続き、朝早くからはレジ袋をガシャガシャと音を立てている

折角、個室でゆっくり休もうとしたのだが・・・ 


06:00 頂上宿舎を出発し、杓子岳へ向かう   濃霧で10m前を歩いている人影がやっと見えるくらいだ
 


両側がストーんと切り落ちている尾根だが、見えないのが幸いか・・?



07:40 杓子岳山頂 2812m  何も見えないから、せめて標識でも近づいて撮ろう



白馬槍鑓ケ岳へは何度も道を彷徨った

踏み後が多く、標識は全く無い    濃霧で方向が分からないのだ! 



09:20 やっと着いた白馬鑓ケ岳山頂 2903m 気温9℃

ナンダこの標識は!?   もっとマシなのを立てて欲しいな!!! 



道を間違えないように、いったん来た道を引き返して天狗方面へ向かう



見落としやすい鑓温泉の標識を確認して



下り始めると、温泉の匂いが漂ってきた



前を歩く大阪から来た家族連れを捉えて同行することに



大きなお花畑 



足元が滑る切り立ったクサリ場を通過して



さらに気が抜けないクサリ場となった 



おお~! 白馬鑓温泉小屋が見えてきた   この辺りまで下ると晴れていて暑くなってきた



だが、油断大敵  まだ気を引き締めなくては



小屋は目の前だ!  歩く姿は自然と山側に傾いてくるようだ

12:15  白馬鑓温泉小屋に到着    さぁ~て 標高2000mの秘湯に入るかな??? 

北アルプスの山旅  4/10

2011-08-23 | 百名山 他
山の天気は変わりやすい

お花畑を過ぎる頃から雨がポツポツと降ってきた


13:30 7時間余りの道のりで白馬頂上宿舎へ着いた

この時間から休むには時間を持て余すのでチェックインして白馬岳に向かうことに・・・   


尾根の分岐を右に進むと・・・



濃霧の中に動いているものが見える



静かにたたずんで目を凝らすと・・   雷鳥だ!   それも親子でいる



霧の切れ間を待ち続けると   ジャジャ~ん!! 

全く予期せぬ雷鳥の出現に大感激!!


更には霧の向こうにイワヒバリも!   こちらは霧が切れてくれなかったが・・・



霧はだんだんと濃くなってきて、白馬山荘はぼんやりと見える程度



14:45 白馬岳頂上へ   霧で真っ白だったので目いっぱい画像補正しているヨ 



辺りを見渡しても何も見えない   レンズには雨が容赦なく降りかかるし、

崖はストーンと切り立っているようなので歩き回るのはやめて下山することに


往路を下っていると少し明るくなったので振り返ると白馬岳の山容が



15:35 宿舎へ帰着

山小屋の雑魚寝が苦手なので、この日は個室を奮発した・・   のだが・・・ 

続く 

北アルプスの山旅  3/10

2011-08-22 | 百名山 他
葱平~避難小屋の先にはお花畑が広がってきた


登山道の傍にポツンと紫の花



沢山の黄色の花や



小さな青い花



この白い花も沢山あって



あたり一面花だらけ



お花畑のこんな坂道を登ってきたが



まだまだ登りは続く



階段も整備されており



一時間ほどのお花畑も、振り返ると大雪渓の風景は全く見えなくなっている

空模様が怪しくなってきたぞ!   先を急ごう 



北アルプスの山旅  2/10

2011-08-21 | 百名山 他
大雪渓を登り終えて・・


振り返れば、蟻の行列のように連なって登っている姿が良く見える



上側には、山肌をへばりつくように・・



この辺りの雪渓は大きく崩れ始めている



岩室跡一帯は何処も彼処も大きな岩だらけで道は無い



赤いパンツの山岳パトロールが登山者の状況を連絡し合っている



皆さんお疲れの様子で、時折、足を止めながら・・



大雪渓があんなに遠くになってきた



葱平では右側にも雪渓が現れたが、ここは登らない

(注)地図には岩室跡と葱平が同じ場所になっているが、葱平の標識は20分登ったところにあった 



気温 16℃   さぁ  もうひとがんばりだぞ~!



っと、 避難所に着いたが   鍵が掛かっている  当てにしていた後続のご婦人たちは 

水場も見当たらない  オイラも 

さ~て、この後は・・   続く 

北アルプスの山旅  1/10

2011-08-20 | 百名山 他
8月16日 白馬岳(しろうまだけ・2932m 日本百名山)を目指す


06:15 猿倉荘で登山届けを出して、山荘横の登山口からスタート



暫く林道を歩いた後、山道に入ると景色は一変する



一時間ほどで白馬尻へ



小休止の後、登り始めると雪渓が姿を見せる 



程なく雪渓取り付きとなり、6本爪アイゼンを装着



いよいよ直線に雪渓を登り始めて行くと・・



クレパスが2箇所ほどあった   幅は狭いが、底が見えないくらい深いので大きく跨いでしまう 



振り返ると皆さん必死に登る姿が・・



雪渓上には石が落ちてあり注意書きも



右側からの落石が多くなり始め、自然と目がそちらに向いてしまう



落石がこんなにあるなんて 



2時間ほどの雪渓歩きを楽しんで・・    

いよいよ急登だ・・ 続く 




烏帽子岳 (2066m・長野県上田市と東御市の境)

2011-07-30 | 百名山 他
烏帽子岳・山 と名の付く山は北海道から鹿児島に至り数多く見られる

7月26日  蝶を探しに山登り

06:55 登山口の大きな駐車場には小学生の一団が・・



巻き込まれたらヤバイので、急ぎ身支度を整え登山口へ向かう 



キャンプ場を過ぎて・・



樹林帯へ入ると山道らしくなる



07:50 蝶や花を撮りながら鞍部へ   復路はここから湯ノ丸山へ向かおう



馬の背に来ると視界が大きく広がり



蝶が舞い、花がいっぱいの尾根を過ぎると、歩きづらいガレ場だ



08:45 山頂~!   360度の展望は素晴らしい 



鞍部まで戻り、湯ノ丸山へ登り始めると、小学生の一団が鞍部に到着だ  画面中央の白いところ



蝶がいっぱいいたが、鞍部からの急な600mほどの坂道は歩きにくい



10:40 湯ノ丸山 2101m 山頂~!



下り始めると丘の向こうに駐車場が見えてきた



広場で鐘を突いて



お花畑には入らず・・



ゲレンデの放牧している牛の傍を下って 11:50 駐車場へ

次のポイントへ 


北海道の山旅 2011 (Ⅹ5)

2011-07-24 | 百名山 他
7月13日 雌阿寒岳 (1499m 日本百名山) 標高差789m 歩程5.2km


05:15 雌阿寒温泉コース 登山口の気温は20℃ 湿度88% 歩き始めるとすぐに暑くなってきた



ホシガラスが近くを飛ぶが空の色が・・・ 



五合目辺りから大きな岩がゴロゴロと



六合目



八合目



九合目



08:05 あっという間に山頂へ  15℃  視界無く何も見えず



雲の切れ間を待ってカシャッ!

沢山の蝶を見ながら往路を下り 10:30 登山口へ

清瀬出身の林野庁のお姉さんお奨め、駐車場傍の源泉かけ流しの風呂  200円で貸切だった 

北海道の山旅 2011 (Ⅹ1)

2011-07-22 | 百名山 他
7月11日 羅臼岳 (1661m 日本百名山)


05:15 登山口 17.5℃ 登山者名簿に記載して登り始める



こんな看板が立っていると単独行では尚更の事、身が引き締まる



登ってゆくと、またしても熊の看板だ!



この山は自然環境が厳しいようで変形した樹木が数多く目に付く



06:55 最初の水場だ   美味いのでぐいぐい飲んでしまった



極楽平  平らなところで一休み   前方の山はどこだろう?  ガスに覆われている



08:20 大沢入り口   山頂まで2kmとある



水の無い大沢を登りきると  09:00 羅臼平



ハイマツが生い茂り、シマリスが姿を見せる中を進み・・   岩清水の先には荒々しい山容が

いくつもの大きな岩を這いつくばって登ると・・

10:20 山頂~!  一面360度霧に覆われて北方領土も何も見えず   霧の合間にカシャ!



往路を下り   14:50 登山口の木下小屋へ



こんなモノを貸し出しているようだ

標高差1431m  歩程11.6km   熊に遭遇しなくて良かった~ 

北海道の山旅 2011 (Ⅸ)

2011-07-21 | 百名山 他
7月10日 斜里岳 (1547m 日本百名山)


06:15 曇り空の登山口をスタート

07:15 下二股から8カ所の滝がある旧道コースを登る

穏やかな流れの沢だが、前日の雨で増水している・・



団体さんに追いつき



沢渡りを繰り返す    お父さん大丈夫~?  っと、言ってたかどうか 



羽衣の滝下を渡り



滝沿いに急斜面を登り・・



竜神の滝を登り・・



滝の上を渡って



09:00 上二股へ   いや~ 載せたのはごく一部だが、ここ迄ずいぶんと沢渡りした 



馬の背では強風に身を丸くして



山容は霧に覆われて見えな~い!



10:05 山頂~!  何も見えない 

復路は上二股から新道コース~熊見峠~下二股~ 14:00 登山口

標高差857m 歩程8.9km  沢登りが楽しめて変化に飛んだ山だった 

14:30 次の山を目指して