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ハレノヒ

日々の生活の、あわのようないろいろ。

Twitterとか

2012-06-12 20:00:00 | にちじょう
Twitterとやら、始めてみました。
ブログでは長文になりがちですが、あちらでは
どうでもいいことを主に。
誰も見てないんだろうなと思いながら、心の声を。

よくわからないまま始めてしまったのですが
よろしくお願いします。

https://twitter.com/#!/melodicca76

日々のこと037

2012-06-10 20:00:00 | にちじょう


昨日のことですが、去年も行った三島町の「工人まつり」へ行く。
雨降りで、まぁ特にほしいものもなく帰りに柳津町にある
「かぁちゃんのまんまや」で昼食。
田舎の「かあちゃん」が作る料理のバイキングが食べられるお店。
しかも\780と、だいぶお手ごろな価格。(追加でうどんなどのメニューあり)

写真の配膳の位置がめちゃくちゃですが…。
(普段ちゃんと並べないから…)

料金を先払いして、カウンターにあるおかずとご飯を好きなだけ。
味噌汁もついてきます。

この日の料理は10種類あるかないかというくらい。
そんなに多くはないのだけど、何しろこの値段で、手作りだから。
山菜や野菜のてんぷら、たけのこの煮物、野菜のあえもの、山菜の炒め煮、
サラダ、ミニ大根(生のまま味噌をつけて)、大根菜漬物(塩もみ?)と納豆を
あえたもの、ミニとんかつなどなど。

ジャンクなバイキングも大好きだけど、「年をとるとこういうものが好きに
なる」というのは本当なんだなと最近よく思う。
特別に珍しいというわけではないし、特別にびっくりするほどの味付けという
わけでもない。都会の人はどうかわからないけれど、田舎の人間にしたら
いつも食べている食事の延長のようなもの。
だからこそ、間違いがなくて確実においしいと思う。
ただ、残念なのは、もう少し郷土料理的な要素があってもいいのでは?と思った
こと。味噌汁もわかめだけじゃなく、地元の豆腐とかねぎとかそういうものの
方がより良い気がするのだけど、コストの面からなんだろうか。

接客は田舎のおばちゃんという感じ。
そういう感じで許されるのもまた、田舎のおばちゃんの特権だと思うなぁ。

こういうお店も良いなぁ。
母と食事に行くといつもそういう話をする。
そして、こういうのもできるよね、こういう料理もあるよね、なんて話す。



頂き物のびわ。

ずいぶん前に亡くなった祖母が、とても好きだった果物。
祖母は変わった食べ物が好きな人だったなぁと、今になってみると思う。
びわのほかにはざくろも好きで。
多分びわもざくろも、名産地にでも住んでいない限り一生食べないで過ごす人も
いるんじゃないだろうかというくらいに、果物としてはメジャーではない気がする。
何がきっかけで好きだったんだろう。
6月は、そんな祖母の命日がある。
びわを見ると、思い出す。



6月はばらの季節。

今会津若松市内をよく歩いていて、庭木なんかで立派なばらの花をよく見かける。
うちは母が花好きな人なのでいろいろな花を育てているけど、ばらだけは家訓というか
昔から育てちゃいけないと決まっているらしい。
古くからある田舎の農家なので、言い伝えとでもいうのか、何かそういうのがあるみたい。
家が傾く(経済的な意味の方で)とか、そういう。
そして、育てようとしても育たないらしい。
でも、庭にばらって豪勢で良いなぁと思う。
花としては豪華すぎるのでそこまで好きではないけど、画になるし。

ちなみにこの写真は「Pixlr-o-matic」というアプリの中の「Sophia」というフィルターで。
フィルターの種類がたくさんあるカメラアプリなのだけど、この手の「シャッター切った
あとにフィルターやフレームを決める」タイプの物はどうも苦手で、いれたはいいけど
ずっとあまり使っていなかったのです。
普通のカメラの感覚に慣れていると、撮った瞬間でもう「撮る」という作業は終わっている
感じなので、そこからいろいろいじるのってどうも…と思っていて。
でも、この「Sophia」ってフィルターが妙に艶っぽいトイカメラ風で、最近好きでよく
使ってます。
大きいサイズでも撮れるのがまた良い。(ある程度のサイズでしか保存できないものも多いから)



こちらはかすれかかったトイカメラ風。
「Magic Hour For Me」というアプリ。
無駄に画になる、ばらの花。


日々のこと036

2012-06-05 19:54:12 | にちじょう
梅雨の前のこの時期って、本格的に暑くはないし、もちろん寒くもないのに
空気の夏っぽい感じは先取りできて、実は結構いい季節だと思う。



積乱雲なんか出ちゃったら、もうなんか梅雨なんて来ないんじゃないかと
思ってしまう。



風もなくて、穏やかな毎日。







名前もわからずに、花の写真ばっかり撮ってる。



最近歩く道の途中に、猫がいる。

飼い猫なのだけど、天気のいい日には飼われている家の隣の駐車場に
まるで犬のように紐でつながれている。(車通りの多い道路沿いなので)
わたしの家のあるあたりは、基本猫は放し飼いの野良状態で、こういう
飼い方をはじめてみたので面白いなぁと。

また、なつっこいんですよ、この猫が。
寄っていくと擦り寄ってくるのです。



そして、背中を地面にごろごろ。
たまに猫パンチ。



よく動くので、写真を撮り損ねる。

飼い主のおじさんがちょっとこわい感じな気がするので、いつもそそくさと。
ああ、気が済むまで腹をなでたい…。(ちょっと太めなのがまた、いい)



最近限定で復刻しているというマジョリカマジョルカの「ブラッドオン」。
リップ&チークカラーで、以前販売されていて好評だったからと、ネットで
数量限定で販売中。

グロスってわけではなくて、色味を乗せるためのものみたいなのだけど
思っていたよりも素敵な色合いなのでうれしい。
わたしは唇の色がちょっと濃い目なのだけど、それでも凄く自然に、でも
凄く特徴のある赤色が乗って、本当に「血色」のいい感じになる。
(本体の色を見ると、ちょっととんでもない色?と思っちゃうけど全然違う)
グロスほどつやつやにはならないのも、いい。
普段たいした化粧をしないので、あんまりつやつやきらきらしたものは
気恥ずかしいのです…。
わたしはチークとかしないのでわからないけど、多分かわいいんだろうな、
頬に乗せても。

できれば夏以外に出会いたかったけど…。
(夏はいろいろ面倒になって手を抜くので)




日々のこと035

2012-06-03 20:00:00 | にちじょう
福島県内のいろいろなスポットやおいしいお店などを紹介している
「Monmo(モンモ)」という雑誌がある。
といっても観光ガイド的なものではなくて、もっと「知られざる」
みたいな情報が載っている、「福島を楽しむための大人の情報誌」
というキャッチフレーズにぴったりな季刊誌。

創刊号から読んでいるので、過去のを見返して、浜通りあたりのいつか
行ってみたいと思っていたよさそうな温泉宿なんかを見つけると
凄く切なくなったりもするのです。

それはさておき。
最近、母(パンやお菓子を趣味で作る人)とその雑誌に載っている
カフェやパン屋さんを探しに行くのが楽しい。

今日は本宮市にある「風庵」へ。



場所は国道4号を福島方面に向かって、本宮IC入り口を過ぎて柏屋の
ある交差点の次の信号を左折。
まゆみ小学校の手前右側に小さな森のようになっている場所があって、
その中にこれまた小さなお店があります。



白神酵母のパンなどいろいろ購入。
(写真にラベルが貼ってあるのは、母が参考資料として購入したパンの
写真を保存しておくというので、わかりやすいようにしてあげたのです)
母が結構話好きな人で、こういう場所でお店の人(知らない人)に
どんどん話しかけていくのです。

「せっかく来たのでいろいろ買ってみます」
「どちらからなんですか?」
「猪苗代からなんです」
「まぁ、わざわざ!」

というような会話の後、おまけにラスクを頂く。
こうありたいよなぁ…わたしも年をとってこういうことがいくらか
できるようにはなってきたのだけど、まだまだ。

小さいお店なので種類はそんなに多くはないのだけど、ラスクも
他のパンもおいしかったです。
お店の人も感じよし。

その後ドライブがてら岳温泉方面に向かってお昼でも…と思っていたところ
よさげなお店を発見。



「ミンズヤード」というピザ屋さん。

食べ終わってお店た後調べてみたら、おいしいと評判のお店だったみたい。
お店が広くないし営業時間が短いので、休日は混んでいて結構待つんだとか。
わたしたちが入ったのが11時ちょっとすぎで、オープン直後だったからか
待たずに食事できたのだけど、出る頃には満席になってたのです。



マルガリータ1,260円



ケーキセット(ケーキ+コーヒーor紅茶)580円



無茶々園のポンカンジュース300円

「ピザは生地を食べるためのものだ」と本場の人は言うようですが、日本だと
宅配ピザのイメージが強いし、わたしもほとんど正直そういうものしか食べた
ことがなかったのです。
でも、おいしいです、ここの生地。
焼きたてて熱々、ぱりぱりしているのにモチモチで。
これはシンプルにトマトソースとモッツァレラだけなのだけど、アメリカみたいな
パンっぽい生地にはい色々のってても楽しいけど、こういう生地にはこういうもの
なんだなぁと感心しました。
ふたりで1枚だったけど、もうちょっと食べたかったかな…。
でもひとり1枚は多いのかな…値段(このピザ以外は900円に届かないくらいの価格帯)
からしてひとり1枚でもいいのかもしれないけど。サイドメニューみたいなのがないから。
そりゃあまぁ都内なんかではこういうものが食べられるお店は多いんでしょうけど、
こんな山の中でねぇ…という感じ。

ポンカンジュース(調べたら、無茶々園というのは愛媛の農園の集合体?なんだとか)
は濃厚で甘く、豪華な味がしました。

ケーキセットのケーキは、今日はガトーショコラ。
わたしの好みは粉がほとんど入っていないようなどっしりタイプなので、ふわふわ目の
このケーキはちょっと物足りなかったかも。おいしかったですけど。

フードメニューはこの他にピザが数種類とカレーがあるくらい。
ドリンクメニューもそう多くはないかなぁ。
予約をすれば宴会(パーティー)もできるとか。(外にバーベキューできる東屋があった)

場所が岳温泉へ向かう道の途中(国道4号を福島方面に向かって、PLANT5の交差点を左折して
道なりに)にあるので、那須ほどの規模ではないにしても高原の観光地というような感じ
のところで、雰囲気もいいです。今の時期はそう暑くもないし。

ここに行く途中にある大きなスーパー「PLANT5」が好きで、近くのスーパーでは売って
いないようなニッチなものがあるので面白くてたまに行くのです。
(輸入ものとかそういうおしゃれなものではなくて、好きなんだけど、普通はあまり
種類が置いてないふりかけとかお菓子とかそういうのがうれしい)

いやいや、今日はふたつもあたりを引いてしまいました。
大変良い休日でした。



歴史発見 城下町へ行こう!

2012-05-27 20:00:00 | にちじょう

(BS朝日HPより)

最近BS朝日で放送している「歴史発見 城下町へ行こう!」という番組を毎週見ている。

たとえば今の平成から過去に向かって年号を遡れといわれたとして
平成、昭和、大正、明治…までしか遡れないくらいに、わたしは
歴史が苦手なのです。
しかも皆が普通にできる戦国武将の話などは、多分一言も発することが
できないでしょう。
地理も苦手だけど、歴史は本当に苦手です。
(自分が見たわけでもない昔々のことに思いを馳せたりできるほど
ロマンチストではないのです)

ではなぜこの番組を見るのか。

ピエール瀧が出演しているからです。きっかけはね。

音楽的な影響は全く受けてないのですが、中学生の頃から
オールナイトニッポンを欠かさず聞いて、さらに録音したテープが
のびるまで繰り返し聞き続けたほど好きだったのです。

その時に「ピエール瀧 タレント化計画」みたいなコーナーが
ほぼ確実にかなうはずがないであろうことを前提として、しゃれで
成り立っていたというのに、今はこうですよ。
いいともに出るだとか、映画に出るだとか、次々とどんどんその頃の
ネタとしての将来に近づいていっているのが非常におかしいなぁと
思いつつ、見守っているわけです。

でも、普通に番組としても面白いんですよ。

歴史に弱いわたしでも、城下町の街並みやくらしには興味が持てるし
史実を踏まえながらも決して堅い話はしないので、わかりやすい。
映像もきれいだし、城下町へ旅に出たくなります。

6月6日放送分では、いよいよわが会津・鶴ヶ城が!
個人的には、今までの放送分の城下町と比較したら、会津若松市内の
城下町の様子は、観光地化してしまっているというか、だいぶ劣って
しまう印象なのですが、そこをどう写し取ってくれるのか。
非常に楽しみです。

そしてできればロケの様子(生瀧)を見てみたかった!











海へ 

2012-05-20 20:00:00 | にちじょう
遠方より友人来訪。

天気がいいのでまた海に行く。







今回は時間に余裕を持って、小名浜から少しだけ北上。

無骨なコンクリートの監視等など、とても好きな風景があるので
薄磯海水浴場~塩屋崎~豊間海岸~小名浜と。

小名浜あたりは津波の痕はもうあまり残っていなくて、だけど少し離れたこのあたりは
まだずいぶんと痛々しい風景が。
テレビでよく見る、家の土台だけが残っていて荒涼としている風景がそこには広がって
いて、興味本位で不謹慎だといわれればはっきりと否定することができない気もするの
だけど、それなりに写真を撮るつもりで出かけたわけです。

だけど実際に行ってみると、言葉も出ない。

そこに暮らしていた人達が、そしてそこで亡くなった人達が今もその場所にいるような
気がして、カメラを向けることはできませんでした。
(もともとわたしは、人とか他人の暮らしにカメラを向けるのが凄く苦手なので)
よく晴れていたし海のにおいはしていたし、友人との車中そんなに深刻に重い空気に
なったわけではないのだけど、でも。

塩屋崎にある美空ひばりの歌碑は無事で絶えず歌が流れていたけど、山の上にある灯台
までの道は封鎖されていて、海に向かってのびる堤防のフェンスは壊れたまま(2枚目)。
薄磯海岸そばの豊間中学校の校庭には、いまだ片付けられない瓦礫が高く積まれたまま(3枚目)。

自分は被災県である福島県の中でも結構な安全圏にいて、テレビなんかで関連ニュースは見る
けど、実感はなかったのです。
もう1年以上経ったし、今でも町がこういう姿のままだという現実が届いていなかった
というか。
須賀川の藤沼湖に行った時と同じような感覚。

本当にさわやかに晴れていい季節の海沿いのこの町で、暮らしている人とか海で遊ぶ人
の姿は少なくて、本来の姿ではないんだろうなぁとせつなくなりました。
でもね、わたしは海が好きなのです。
夏に、また行きたいなぁ。



そしていわきといえば「ゼリーのイエ」。
夢のような美しいゼリーを売る専門店。
買うときはネット通販がほとんどで、店舗に行ったのは今回はじめて。
ここも震災被害を受けたということで、しばらくの間は数も種類もあまり作れなかった
んだとか。
ショーケースの中は本当にカラフルでかわいくて、全てを買い占めたくなるような感じ。
味や素材はもちろん、ゼリーが持っていなければならないかわいらしさや、うっとりする
ような美しさをしっかり体現しているなぁと。



そして友人滞在の短い時間は過ぎて、つくづく人が帰っていくのはいつもさびしい
ものだなぁと思うのです。










猪苗代町の桜の名所

2012-05-05 21:16:44 | にちじょう
なんだかここ数日間雨続きで、やっと咲いた近くの桜の写真を
撮るチャンスが…と思ってたら、昼頃から急に晴れ。
急いで出かけました。







猪苗代町川桁の観音寺川の桜。
ホテルリステル猪苗代のすぐそばにあって、最近では結構有名になって
きた場所。
わたしは20年ほど前この川沿いにある中学校に通っていたのですが、その頃
桜が咲いたとか並木できれいだとか、そんなこと思った記憶が全くないのです。
年をとるにつれて、毎年の決まった時期に咲く花を愛でる感情っていうやつが
急に出てくるようになったような。

この晴れの瞬間をチャンスとばかりに、たくさんの人がそぞろ歩いてました。
まるで何もなかったような賑わい。

なんかやっぱりこういうのがいいや。
長い冬が終わって、やっと風薫る緑萌ゆる季節が来て、小さな子供がちょっと
フライング気味に半袖で走り回ったりして、そういう純粋な風景だけが広がってる
のがいいや。







明日はまた雨模様だっていうし、夜も出かけてみました。

いや、夜は難しい…。
ちゃんと三脚持って出かけたんだけど、思ったよりも暗くて。
ライトアップはされてたけど、満遍なくではなくて極端にだったので
どうもうまくいかないし、川べりに降りてみたりもしたけど、暗い上に
昨日までの雨でだいぶ増水してて結構ぬかるむし。
(川面がぬるっとした感じに写ってますが、15秒くらい露光してるので
そう見えるだけで、結構ごうごうと流れてたのです。)
挙句の果てに冷えておなかが痛くなって脂汗…。(冷えやすい)

でも夜外に出るのなんて久々だったので、なんだか楽しい感じ。
昼間の桜の健康的な感じもきれいだけど、夜の艶っぽい感じもいい。
もっとじっくり粘れたらなぁ。残念。









昼間に戻って、町営牧場付近。
牧場のそばの道と昭和の森に向かう道沿いに桜並木が続いていて
磐梯山と猪苗代湖もきれいに見える場所。
わたしが住んでいるのは猪苗代湖のすぐ近くなので、こんなふうにたまに
一望できる場所に来ると、改めてきれいだよなぁと感心するのです。

このすぐ近くに観光施設があるものの、このあたりに他に遊ぶような場所って
あまりないんですよ。
だけどこの辺にも景色を見に来た観光客が結構たくさん。
わたしが何か得をするとかいうわけでもないんだけど、自分がきれいだと
思ってる場所に観光客の人達が来てくれるのは、とてもうれしい。
福島県にとって、とても大きなマイナスな出来事があったあとだから尚更。
ありがたくて、ひとりひとりにお礼を言ってまわりたいくらい。
でもできないので、道くらいは譲ります。


ところで今年は何か所か川べりに咲く桜を見に出かけたけど、わが町の
名所観音寺川が圧倒的にいいと思ったところ。

音楽が流れてないんですよ。

他の場所は露天なんかからBGMとして演歌が流れてたりして、まぁ好きな人は
いいんだろうけど、ちょっと…。(別にファンじゃないけど「いきものがかり」
とかがかかってた方がまだ許せるような)
そういう騒々しさがなくて、川の音と人の声だけっていうのが一番良いなと
思ったのです。
規模でいったら川もそれほど長くないし、桜の木だってそこまで多いわけじゃ
ないけど、自然のままであまり騒々しくしないでこのままずっと残ってくれれば
良いなと思うのです。




いわきへ行く

2012-04-30 20:30:00 | にちじょう
本日もお出かけ。

小野町の夏井川千本桜を見に行ったのだけど、曇っていて…。
曇ってるとうまく写真が取れないので省略。
とにかく川沿いに咲く桜の木の数が多いので圧巻。

そしてそのままいわき方面へ。

震災以降、ずっと行きたい、行かなきゃと思っていた浜通り。
山育ちのわたしにとって憧れの温暖気候で、真夏と真冬以外は
よくでかけていたのです。
(海水浴するわけじゃないので、春先と秋の海が好きなのです)




漁港の施設側なんかには津波被害の痕もまだ少し見られましたが
(震災以前ほどとはいかないまでも)ららみゅうもアクアマリンも
結構にぎやか。

そういえば、この写真のあたりに倉庫みたいなのがあったはずなん
だけど、さすがに被害が大きかったのかな、何もなくなってました。
アクアマリン周辺の津波襲来時の動画がyoutubeなんかで見られた
はずだけど、こんなに海が目の前で、観光客への避難誘導とか
よくスムーズに行ったものだと感心しましたよ。

そして震災後わたしが一番行きたかった場所。
永崎海岸。

別に何がというわけではないんだけど、浜通りに行く時はいつも
必ずここに寄っていたのです。
サーファーが多い海岸だけど、もちろんサーフィンしないし見る
わけでもないのに、なぜかここが好きなのです。













上から三枚目(カラー)までは数年前に撮ったもの。
モノクロのは今回撮った写真です。
(普通にカラーで撮ったつもりだったのだけど、なぜかモノクロになってた)

多分写真で見ただけではわからないことなんだけど、海岸の奥行き
(波打ち際までの距離)が物凄く狭くなっていて驚きました。
特に海に向かって右側(小名浜方面)がずいぶん侵食されていて、駐車場から
石段を降りて、海に向かってしばらく歩いてやっと波打ち際だったはずなのに、
石段の下の方はもう水がかぶっていて。

上から5枚目は、沖のほうにたくさん積んである波消しブロックが岸辺近くまで
運ばれてきたと思われるもの。
一番下はこの海岸沿いの道路で、見えづらいけど奥のほうの道路看板が斜めに
なったまま。

ぱっと見た感じで、今現在は目に見える津波の痕跡ってそんなにはなかったのです。
でも当時はこのあたりもずいぶん水に漬かってしまったわけで、なんと言ったらいいのか…。

この一年間、わたし自身もちょっといろいろと安定しない状況だったので
来たい来たいと思いながら、なかなか来ることができなかったのです。

でも、また行こう。
ゆっくりと時間をとって、できればもう少し北上したあたりも含めて、また行こう。





藤沼湖~笹原川へ

2012-04-29 20:30:00 | にちじょう
非常に陽気がいいのでお出かけ。

連休ということで姉が帰省していて、天気がいいしちょうど桜も咲いてるし。
母と三人で出かけてみました。
(弟も帰ってきたものの、昨日の夕方着いて今日の朝帰って行きました…
なんのために来たのやら…)

うちの両親は桜の季節になるといつも、須賀川市長沼町へ出かけるんです。
もう何年も前からそうしていて、永泉寺というお寺にある枝垂桜を見て
すぐ近くにあるお豆腐屋さんで豆腐と油揚げを買うのが恒例。
わたしの住む場所からだと、郡山市湖南町を通って須賀川方面に抜けられる
ので結構近いのです。
わたしも一昨年初めて行って、通りがかりに「藤沼湖」という看板を目にして
いたので、3/11にニュースでその名前を再び目にした時は非常に驚きました。

震災で藤沼湖が決壊、下流の地域で7人が亡くなり、いまだ一人が行方不明
のままなのです。
行方不明なのは確か1歳の子供で、なんというかもう…、気の毒で気の毒で。








一番上の写真の奥に決壊したあとが見えます。
下二枚は湖を囲む遊歩道。これも崩壊したまま。

こういう農業用のようなダムの地震による決壊って、世界的に見ても非常に
めずらしいことらしい。
震災では津波被害が主だったから、宮城でも岩手でも内陸の地域では沿岸部
と比べたら被害は格段に少なかったと思うのだけど、福島県では他に白河市
葉ノ木平の土砂崩れで13人が犠牲になったわけです。



湖へ向かう坂道とか公園内には桜が満開で、本当だったら青く輝く湖面を
眺めながら、たくさんの家族連れがお花見を楽しんでいたような場所
なんだろうな。

震災から1年以上もたつと、福島県の内陸部にあるわたしの行動範囲では
直後は目立っていた道路や線路の崩壊、家の屋根などの被害はもうほとんど
修復されていて、あの日がずいぶん昔のことのような感じがしてしまうのです。
だけど、よく晴れ渡った初夏の陽気の空の下で、この景色はちょっとした衝撃
でした。





その後郡山市に流れる笹原側沿いの千本桜を見に。

散り始めで見事な桜吹雪でした。
満開もいいけど、こういうタイミングも刹那的でいいなぁ。








日々のこと034

2012-04-28 20:30:00 | にちじょう


会津の民芸品といえば起き上がりこぼし。
指の先くらいの小さなものから、手のひらにのるくらいの大きさのものまでいろいろ。
胴の部分の色も、基本は赤なんだろうけど青や黄色もあり。

縁起物というのはもちろんだけど、これがすごくかわいらしいので車に乗せてます。
車が新しくなってナンバーが「会津」になったので、よりいっそう「会津なんだぞ」
というような感じで。
(一応会津地方なものの、猪苗代町は会津若松から遠く離れているので、もともと
その意識は結構希薄…)



ここしばらく、テレビでは三春の滝桜を見ない日がないというくらいに
取り上げられている。(写真は全く関係ありませんが)
復興とか被災者への癒しとかいう意味で樹齢1000年を超える滝桜が注目されている
みたいで、全国放送のニュースなんかでもよく中継している。
行ってみたところで桜並木なんかはなくて、ここにはこの樹しかないし、ただそれだけ
の為に大渋滞。
でもこの樹の生命力とかつやっぽさとか、そういうのは確実に感じられる場所。
人が多すぎるのでなかなか足が向かないけど、夜桜もぜひ見てみたいものだなぁ。

今年は東北の観光地にとっては多少の追い風というか、ラッキーな年なのかも。
桜の開花時期とGWとが重なったおかげで、少し盛り返せるんじゃないだろうか。



わたしの住む猪苗代町も観光地で、桜の開花こそまだだけど他県ナンバーの車多し。
これからの季節、とてもきれいなんですよ。
遠くの山にはまだ残雪があって、空気はさわやかで、緑が萌えていて。
(ついでに猪苗代湖の水はこの頃が一番澄んでいてきれいだと思う。)

穏やかに、ゴールデンウィークが始まりましたね。