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ハレノヒ

日々の生活の、あわのようないろいろ。

祝!紅白出場決定(猪苗代湖ズ)

2011-11-30 19:50:00 | にちじょう


猪苗代湖ズ、2011紅白出場決定。

「出るかも…もしかしたら…」
というような思いはなんとなくありましたが、まさか本当に
出るとは。
わが町、わが心の湖「猪苗代湖」がこんなに大々的に叫ばれる
日が来るとは!

正直、個人個人では紅白に出られるほどの知名度があるわけ
でもないし(箭内さんなんて本業が違う)、震災・原発事故
そして福島県を抜きに今年を締めくくることはできないから、
という理由なのはわかる。
そして、あの日のすぐあとにこの曲が流れ始めて、福島福島
ばっかり言って、宮城や岩手の方が(地震や津波単体での)
被害が大きいのに…という声を聞いたこともある。
(この感覚だけは未だに理解できない。福島で生まれ育った
から福島県のために歌うってだけのことなんだけどな…)

いくら紅白の視聴率が落ちてるといっても、日本の一年を
締めくくる、全国民が観るかもしれない番組に出て「福島」を
連呼するというのもなんとなく違和感があるように思ってたし。

だけど、出るからには、心を込めて見ます。


もちろん今福島県に対する逆風のようなものがあるのはわかる
し、「頑張るって、何を?福島はもう終わりなんだよ」という
声があるのもわかってる。
いろいろな批判の声があって、でも、この曲は別に頑張ろう
なんてひとことも言っていないし、福島県から避難していく人
のことを批判したりもしていない。
原発反対!とか声高に叫ぶ歌でもないし、東京電力責任取れ!
と迫る歌でもない。
(そもそもが3/11以前からあった曲なんだし)

福島にとどまる人も、避難していく人も、結局は生まれ育った
「福島がすき」という気持ちだけあれば、という歌。

そこから先のアクションは、人それぞれだから。
この曲が、猪苗代湖ズが嫌いだという人がいても、それもまた
当然だろうし。
わたしは別に、そういう人たちに「この曲が正義だ」と強制
したいわけではないし。
そもそも福島県民の全てが共感して勇気づけられるなんてことは、
音楽だろうがほかのエンターテインメントだろうが、出来るはずがない。

綺麗事だとか、売名だとか、そんなこと!
震災・原発事故以降彼らが起こしてきた行動を知った上で
そういうことを思うならば、それはもう考え方の違いなので
どうにもどうしようもない。

でも、知らないで適当なことを言うな。

みんなそれぞれ福島県内に生まれ育った場所があって、そこに
家族がいたりして、思い出もあって。
そういう人たちが、上っ面だけの言葉や音楽を並べる必要が
一体どこにあるのか。


震災・原発事故以降の箭内さんをはじめとする方々の、音楽を
通した活動にはとても力をもらったし、いくらお礼を言っても
足りないくらいに感謝しています。
9月のイベントのあとも何度か書いたけど、何度だって!

12/31、紅白なんて何年もちゃんと見てなかったけど、今年は
見ます。
そして、福島で生まれ育ったけれど、今は遠く離れた場所で
生活をしているという人たち(避難した人はもちろん、3/11以前
から生活と基盤を別の場所に築いていたという人)にも、この曲
の間だけでも、生まれ育った場所のことを思い出して欲しいなと
思うのです。

日々のこと027

2011-11-26 15:43:31 | にちじょう


何か血まみれみたいだけど、いちご味の「ギモーヴ」。

わたしの住む猪苗代町には、田舎にしては珍しい結構ちゃんとした
洋菓子店があります。
近隣の市はもちろん、県外からの観光客などにも結構人気のお店。
ちょっとお遣いものを買いに行ったついでに、マシュマロ好きなので
購入。
ものすごく甘いけど美味しい。



大塚製薬の「SOYSH」。
夕方放送している地方情報番組のプレゼントコーナーを見ていて、
何となくケータイから応募したところ、数日後に突然届いた。
1ケース30本入り。びっくり。
発売当初からずっと飲んでみたかったんだけど、味的にあんまり
いい評判を聞かなかったので…機能性飲料の類って少量なのに高いし。

んー…美味しくは、ないな…。せっかく貰ったのになんだけど。
人が言うには「バリウムみたい」。
でもわたしバリウム飲んだことがないのでわかりません。
なんか、濃厚な、豆風味のバターのような、炭酸。
体にはいいんだろうな。大豆丸ごとだし。

わたし、こういうちょっとしたプレゼントって割と当たるんです。
セブンイレブンのくじとか。
大きなものではなくてせいぜい2,000~3,000円程度が上限で、そういう
細かいところに運を使ってしまっているのかと思うと、なんだか切ない。
額が大きいものでも東京はベイエリアのホテルペア宿泊券だから
30,000円~くらい?(あれは良かった。当選は一人だけだったし。)

ところでわたしは、こういうその地方独自の夕方の情報番組がとても
好きだ。
自分の住む福島県のテレビ局のももちろん好きだけど、旅に出てその
土地土地の番組を見ると旅情がわく。(だから県内の温泉場に一泊
とかしても、あまり旅情がわかないから残念)
その日行われたイベントごととかローカルニュース、そしてなんと
いっても天気予報!
福島県は、あまりいい意味ではないながら「会津・中通り・浜通り」
という3区分が有名になってしまったけど、その県ごとの区分を
聞くと何か嬉しい。
以前まだテレビがアナログだった頃には、NHK新潟局の電波がノイズ
に混じって少しだけ届いてたのです。
「上越、中越、下越」とかね。
今自分がいる場所から離れた見知らぬ町でも、たくさんの人が生活
してるんだなぁというふうな思いが、なんかぐっとくるのです。

だから、旅に出たら16時~19時頃の間はテレビが見たい。
夕食を食べながら、天気予報が見たい。




数日前、明け方に雪が降った日に虹が出た。
平地の初雪は昨日だっけ?
でもまだ積もるなんてのはずいぶん先のことかなぁ。




日々のこと026

2011-11-17 19:52:56 | にちじょう


先週末くらいに急に寒くなったので、いよいよ出番。
アラジンのストーブ。

本格的な冬になるとこれじゃ全然追いつかないんだけど、今くらいの
中途半端な肌寒さには最適。
ゆるくあったかい。そしてこの姿にうっとりする。かわいすぎる。
5年前に買って、正直数えるほどしか使ってなかったんだけど、3月の
震災後に使ったら、この可愛らしさと雰囲気の良さを再確認。
サーキュレーターも買ったし、しばらくはこれで。

上に乗せたホーローのポットもこだわり。




流行ってるらしい「塩麹」を作ってみている。
万能調味料らしい。
そういえば、甘酒が飲みたい…。



冬の間は毎日鍋でもいいくらいに鍋が好き。
今年は絆だとか団欒だとかそういうことで、御歳暮でも鍋セットが
流行ってるらしい。
イメージ先行の食べ物。
鍋とか、豚汁とか、けんちんうどんとか、そういうものだけで
冬が越せそうな気もする。

鳥の写真

2011-11-16 20:30:00 | にちじょう
初冠雪ではないけど、下の方まで積もったのは初かも。



平地はまだ振らない。今年は遅いな。



白鳥も好きだけど、この鴨のまるい感じがすごく好き。
いっぱいいると置物みたいで面白い。



数羽いる白いのは、多分ユリカモメ。(調べた)
このへんにいるの初めて見た。
冬はこんな顔だけど、夏は顔が黒くなるらしい。見てみたい。



寄りに寄ってみた。
気品のある顔立ち。



雪が降るほどの夜が明けた今日は、空気が凛と澄んでいて
とても空が青かった。


測定

2011-11-08 20:30:00 | にちじょう


放射線両測定器が、町から貸し出されている。
地区ごとに、順番に測定して用紙に記入して次の家に回す。
素人がやったことで正確に測ったものではないので、数値は
書きません。
でもまぁ猪苗代町として発表されてる数値と同じような感じ。

時間が経って、いろいろなことの感覚が薄れていくのは仕方が
ないことなんだけど、それでもやっぱり何かのきっかけで、
今自分がいる状況は決して3/11以前と全く同じではないんだよなぁ
と思う。
遠い将来も含めた影響の大小は別にして、何もなかったことには
出来ないんだなと思う。

将来ってどうなってるんだろう。

無責任に楽観的な話もできないけど、別に悲観的な話をしたい
わけではなくて、単純に。
取り越し苦労だったとか、あんなことやってたよねとか、そういう
ふうだったらいいのにね。

日々のこと025

2011-11-07 20:30:00 | にちじょう


最近一気に読んだ漫画。
一条ゆかり「プライド」。

最初BOOK OFFで立ち読みして面白かったので、まぁ1冊100円だしと在庫がある分
1~5巻までを購入。
読んでて止まらなくなって、すぐさまネットで残りの巻を注文して、本日終了。

もともと青年漫画ばっかり読んでたので女性向け漫画ってあまり読まなくて、なかでも
一条ゆかりなんて大御所だし、どうもこのゴージャスな世界観が自分には合わない
と思ってたんだけど、いや、さすが。
ちょっとどうなの?と思う展開はあるし、そもそもあのラストもどうかとは思うけど
昼ドラみたいなドロドロが、もう読み始めたら止まらなくて。

少女漫画でもいくえみ綾みたいなポップなものとか、あるいは繊細で叙情的な感じが
の谷川史子とか、あとは楠本まきとか大沢めぐみ(初期)とか藤谷コマキとか、大人に
なってからはやまだないと(西荻夫婦とかのナイトーさん関連作品のみ)とか魚喃キリコ
とか南Q太が好きだったので、こういう王道な感じのって初めて読んだかも。

青年向けだったら山本直樹、松本大洋、吉田戦車、望月峯太郎など。
ちなみに女子高校生の頃は、スピリッツとヤングマガジンとOliveを定期購入する
という迷いっぷり。

最近宮藤官九郎のドラマ「11人もいる!」を毎週見てるけど(そういえば年代が違うのも
あるけど萩尾望都とかも全く読んだことないな)、劇中で星野源が「心の中にOlive
少女を飼っています!」って言ってたのがおかしかった。
よく言われることだけど、雑誌「Olive」のいい時代に多感な時期を過ごした人は
みんな心の中にオリーブ少女を飼っているのだ。
わたしなんかは歴が浅いというか全盛期ではないと思うんだけど、それでも未だに
「Olive的なもの」にはアンテナが反応するし。
具体的に何が、どこがとは説明できないけど、「Olive的なもののまがい物」に
対しての判断の厳しさもまた、Olive少女の特性。

年寄り臭いけど、まったく昭和は遠くなりにけり、だなぁ。

日々のこと024

2011-11-06 20:40:00 | にちじょう


最近作ったりして食べたもの。

秋になって栗をいただいたり、かぼちゃとかさつまいもを収穫すると
母がお菓子を作り出す。
わたしはいわゆる「いもくりなんきん」てあまり好きな方では
ないんだけど、アップルパイが好きで。
昔は自分でもよく作ってたけど、最近は食べる専門で。
なんかお菓子もパンも作るのが面倒くさくなっちゃって…。
良くないなぁ、そういうことに興味を持てなくなるのは非常に
良くない。




でもふと思い立って、今朝ホットケーキを焼く。
鎌倉の有名店、イワタコーヒー店とまではいかなくても、パッケージの
写真のような厚みのあるものが焼いてみたかったので。
(イワタコーヒー店のはあれは別物だな。型から抜いた淵の感じが、わたしの
イメージの中のホットケーキではないので。)
今回初めてそういう焼き方を試してみたので、まだこんな程度。
あと何回かやってみると、多分いい感じになる気がする。
メープルシロップが少なすぎて画にならない…。
甘いもの好きだけど、甘味料として直球の甘いものを食べると歯とか脳に
染みるような気がしてすこし躊躇する。



ラーメン。
お昼に作ってみた、タンメンのあんかけ風。(うずらの卵が大好き)

他愛のない会話の一例として、ラーメンでは何味が好きかというのがあるけど
わたしは断然塩味派。
次点は大きく離されて味噌。醤油は最下位。

わたしのまわりには、妙齢ながらひとりでラーメン屋さんに入るのが平気な
人が多い。
わたしはだめだな…食べてすぐ出なきゃいけないようなイメージのところは
落ち着けないし、ひとりだと待ってる間何してたらいいのかが困るから。
本とか読む人はいいけど、ずっと携帯いじってるのもあまり好きじゃないし。
そういう理由で牛丼屋さんとかも入ったことがない。(ひとりじゃなくても、ない)
ひとりで入れるのはファストフードとファミレスだけ(店員呼び出しボタンがある
ところ限定)。
気疲れしてまで外食するのはストレスなので、だったらということでそれっぽい
ものを家で作ってしまう。

誰かと一緒なら楽しいんだけどなぁ。
また那須の「Voi etta」行きたいなぁ。そういえば。


日々のこと023

2011-11-01 20:40:00 | にちじょう


清々しい秋。
しかし、11月だっていうのにもう少し寒くはならないものだろうか。
日々20℃を超える気温て…。
今年から寒い雪山へ毎日通う必要がなくなったので、少しくらい寒い
くらいの方がテンションが上がるのです。
さすがに朝イチで-10℃とかいう温度表示見るとうんざりするけど、
暑がりなわたしは、少々寒いくらいの方が行動しやすいから。



本当はもう白鳥も来てるんだけど、日中はそこらへんの田んぼで
ごはん食べてます。
ということでここ、猪苗代湖の志田浜には日中は鴨しかいない。
かわいいけど。
昔井の頭公園の向こう側(三鷹市)に住んでた時に、吉祥寺の駅まで
行くのに公園内を通るんだけど、天気のいい時は亀が甲羅干ししてたり
して、つくづく鴨とか亀になりたいと思ったのもです。



そういえばここは「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」の3日目会場。
祭りのあとという感覚は今も続いていて、こことか磐梯熱海会場は
近所なので何かと通りかかるんだけど、そのたびにしんみりする。

今のところはそんなに寒くないけど、もう1ヶ月もすれば冬らしく
なるんだろう。
ここも「厳寒」と称するにふさわしい風景になるんだろう。
この冬はもう少し冬を楽しんでみたいなぁ。