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ハレノヒ

日々の生活の、あわのようないろいろ。

どこへでも

2015-09-03 19:04:45 | にちじょう


この間思い付きで新潟へ行ってから
「そうだ、わたしどこへでも行けるんじゃないか」
という気付きというか、そういう感じの気持ちになっていて
今日は茨城県笠間市にある
常陸国出雲大社へ。

ここ数年毎年伺っていて、今年は初。
目的はそれだけだったので
高速使ったらあっという間で面白くないかなと
須賀川(勢至堂峠)、白河経由でひたすら一般道を。

道の駅見つけるたびに休憩してたら
片道4時間かかった…。


でも、福島県、栃木県、茨城県と
県をまたいでひたすら走るのはおもしろい。

同じ福島県内だけでも
わたしの住む猪苗代町からほんの5分も走ったら郡山市になって
さらに20分も走ったら須賀川市(勢至堂峠)。
ふだんは郡山市でも駅前とか幹線道路の感覚で
須賀川とか白河なんてとんでもなく遠い街だって感覚。
まぁもちろん郡山も須賀川も
わたしの家からこのくらいの時間でたどり着けるのは
あくまで市のはずれの方でしかないんだけど
それでもその距離感にいつも驚くんだよなぁ。
(この感覚、伝わりづらいだろうな…)


基本的に山間部と農村部ばかりなのだけど
このあたりは大きな川があって
鮎が名産(鮎釣りの名所)なのだな、とか
もう稲刈り始まってる!とか
りんご色づいてる、早い!とか
そういう本当に小さなことを拾い集めながら走るのが
おもしろかったなぁ。

多分すぐに忘れちゃうような程度のことなんだけど
そのくらいがちょうどいいというか。

今までの人生で自分が生まれ育った県以外で生活したのは東京だけだけど
それはなんとなく「高校卒業したら東京へ出るんだろうなぁ」という
感覚が自分の中にあった。
今自分が生活してる場所に特別な不満があるわけじゃないけど
これから先、わたしが行ったこともない、予想もしていないような街で
生活する未来があったりするんだろうか、とか
知らない町の知らない人の暮らしの中を通って
そんなことをいろいろ考えてた。



あとよその県走るといつも思うのが
自分が住む地域との家の造りの違い。

今回特に思ったのは
「長屋門」という形式であってるのかな、
門があって、その両側ががただの塀ではなくて
建物(多分農作業小屋など)になっている家が結構多かった。
いかにも古くからの豪農って感じの。

わたしの住んでる地域ではあんまり見たことない気がするのだけど
豪農がいないのか、そういうものを建てるだけの由緒ある農家が
いないのか、それとも雪が降る(積もる)からなのか。

ドラマに出てくる田舎の農家みたいでかっこよかったなぁ。


時間的にも一人で運転するってこと考えても
このくらいが限界かなぁ。

所要時間:約8時間
総走行距離:約360㎞
立ち寄った道の駅:4か所(天栄、東山道伊王野、もてぎ、ばとう)

「この道ずっと行ったらどこに行けるんだろう」
やっぱりこの感覚でのお出かけは、たのしい。

海へ行くつもりだった

2015-08-25 19:21:26 | にちじょう
夏の繁忙期が終わって
身体はもちろん、精神的にも疲れ果てたので
どっか行きたいな…とふと思い立って
新潟へ。


暑かったのとかいろいろまいってしまってたので
なんとなく食欲がなくて、でもおいしいパンとか食べたいな…
ということでちょっと調べたら
たどり着いたのがこのお店。

プチデジュパン

新潟市内、県道164号線沿いにある小さなパン屋さん。
大きな通り沿いの小さな間口ということで
初見では見落としてしまうであろうお店。





⑥フガス(塩こんぶとチーズ)
⑦あんぱん(つぶ)
⑧くるみレーズン(1/2)
⑨雑穀丸パン
⑩丸パン

レジカウンターの横にあるショーケースにパンが並んでる。
自分で取るパン屋さんではなくて、お店の人に取ってもらうパン屋さん。
お店の人の感じがとてもよくて
それもこのくらいの規模だからできる接客なんだろうなぁと思う。
あと(おなかすいて車中で食べたので)写真にはないのだけど
チョコチップとナッツの入ったビスコッティがすごくおいしかった。

新潟中央インターから10分程度で近いので
新潟行ったらまた行きたい。


ちなみに①~⑤はそのあと行ったカーブドッチワイナリーのコテアコテで購入したもの。
①ベーコンとアスパラ(半分食べた)
②(何のパンか忘れた…)
③(甘芋と何かの…)
④レーズンとクリームチーズ(半分食べた)
⑤あんぱん

※おいしそうなパンがいっぱいでうれしくて
手当たり次第にトレーに乗せたので何のパンか忘れてる…
しかも家に着いたのが夕方だったので
明日の朝食べようと思ってまだ食べてないパンもあるから中身不明…。




カーブドッチのマルシェで買ったサバ缶。
雑誌とかでは見たことあったけど、実物初めて見たので
サバ缶好きの父へお土産。
(お酒が飲めないのでワイナリーへ行ってもワインには見向きもせず)



そのあと思い付きで弥彦神社へ。

以前弥彦温泉に一泊した時にお参りしたのだけど
再び伺った次第。

行って初めて知ったのだけど
今年は御遷座100年の記念すべき年なんだとか。
夏の神社ってすごく風情がある。




温泉街入口のお店で弥彦温泉おかみ会の手ぬぐいを。
前に来た時にこれのピンクは購入したのだけど、色違いで紺もと思って。
あとはカレー豆(カレー味の揚げたそら豆。ベビースターのソース味に似ている。おいしい)も購入。

ちなみに新潟ふるさと村で
米を越後亀紺屋の手拭いで包んであるものが売ってたのだけど
あれ、買えばよかったかなぁ…。
染物屋さんの名を冠しているんだからプリントではないだろうし
値段も1200円くらいだったのだけど
端が縫ってあったのと
米を包んであるので(ちゃんとした手ぬぐいサイズなのかどうか)大きさがいまいちわからなかったので見送った。
米が新米の時期だったら迷わず買ったんだけど…。



いつもわたしは基本的に単独行動なのだけど
自分で運転して、ひとりでここまで出かけたのは
今回が初めてかもしれないなぁ。

本当は
パン屋さん行って青山海岸あたりでぼんやりできればと思ってたのだけど
本当にその場の思い付きで結構遠くまで行った。

今まではなんとなく(本当になんとなく)
旅行ではない日常に遠くへ行くのをためらってる部分があったのだけど
こうやってひとりで遠くまで出かけたっていいんだよなぁ
別に誰にとがめられることでもないんだよなぁと。

どっかへ行って思ったことは
もっとたくさんどっかへ行きたい、ということでした。

冬化粧

2014-12-15 19:11:47 | にちじょう

日本海側の地域ほどではないんだろうけど
わたしの住む町も
冬は色がない。

だから、冬はあまり写真を撮らない。

でもこういう日は別なんだよなぁ。













気温は0度を少し超えた程度。
こういう日は
よく晴れて日差しがあるのに
顔や指先が痛いほど冷える。

鈍色の空と
地面を随分と下の下まで覆い隠す雪。

そういう日の方が圧倒的に多いんだろうけど
それでもこういう青色が見られるんだから
なかなかどうして。


雪が降ると

2014-12-11 21:00:00 | にちじょう
わたしがまだちいさかったような昔よりも
積もる雪の量は格段に減ったものだけど
それでも
雪の降り始め
雪の積もり始めは
けっこう浮足立ってしまう。







雪国に生まれ育って
冬のしんどさをよく知ってるのに
それでも雪が積もると
おおっとか思ってしまう。

だってさ、きれいなんだもの。



ひさしぶりに

2014-11-23 22:19:59 | にちじょう
一年ぶりの上京。

住んでた頃も好きでよく行った
羽田空港へふらり。








夕暮れの空港。









飛行機ってのは
やっぱりかっこいいな。
全然詳しくはないけど
乗らなくても見てるだけで楽しい。
空港内の働く車もかっこいい。





こっちは羽田国際線ターミナル。

天井が船底みたいだから
床はプールの底のよう。




お台場あたりの海へ行って
遠く飛行機が飛んでるの見たら
もっとでっかい飛行機が見たくなったので
その足で羽田へ行ったのです。



本当は観覧車にも乗りたかった。
でもひとり観覧車はちょっとハードル高いかなと。



友達がお勧めしてくれた東京駅周辺の夜景。
駅舎のイルミネーションはまだだったけど
住んでた頃にはほとんど見ることがなかった
「華やかなトーキョー」って感じがして
楽しかった。


空港も臨海地区も
いい意味で「造られた」感じがステキ。

ふだん緑ばっかり見てて
それも性にあってるし好きなんだけど
たまには
きらきらしたものが見たくなるのだな。


米沢市 うふcafe

2014-09-08 17:23:35 | にちじょう

赤湯温泉&熊野大社の旅
帰路は一般道喜多方経由で。



米沢市「うふcafe」でお昼。



田園地帯が見渡せる小高い丘の上に、かわいらしい古い平屋の建物。

大人が静かに過ごせるようにと
小学生未満の子供はお断りしてるとのこと。
(個人的には非常にポイントの高いポリシー)

ガレットがメインのお店で、おかず系も甘いのもあり。
前菜+スープ+サラダ+ガレット+ドリンクのランチセット(\1,200)を。



これは二人分です。

取っ手付きの器はスープ。(つめたいじゃがいものスープ…さつまいもって言ってたようにも聞こえたけど…?)
白のココットは前菜。(トマト味の肉じゃが。おいしかった!)
青いガラスの器はサラダ。



そしてメインのガレット。
これはトマトソースのきのこ・チーズ・ベーコン。

考えてみたらわたし、いわゆるクレープじゃなくこういうガレットって初めて食べたかも。
具材の組み合わせ的に、軽めのピザみたい。おいしい。



飲み物はグリーンアップルのソーダ割りを。



調子に乗ってベリーのパフェなども。
(いちご味のジュレの上にフルーツグラノーラ、生クリームとベリー味のソフトクリーム、ラズベリーやらいちごやらがかわいらしくのっている)



かわいい。


いや、静かでいい空間でした。

ちょうどお昼時だったけど、コーヒーと甘いものというようなカフェ利用のお客さんも多いのかも。
あんまりゆっくりできるほど時間がなかったので長居はできなかったけど
福島県からもそう遠くはないので、またこちら方面に来る機会があったらぜひ。

熊野大社 月結び

2014-09-08 16:35:48 | にちじょう
夏の繁忙期が終わって、ちょっと小旅行へ。

山形県南陽市の熊野大社にて
月に一度満月の夜に執り行われる「月結び」という祈願祭があるのです。

まぁ縁結びをお願いしたい気持ちはもちろんあって
さらに「満月」「夜」「神事」というようなキーワードにもひかれて。

山形県自体はお隣なので近いのだけど、夜の行事なので1泊しないと…
ということで近くの赤湯温泉に宿を決めたわけです。



赤湯温泉「いきかえりの宿 瀧波」。

庄屋さんの建物を「生き返らせて」宿にしたらしい。

この日の宿泊者は月結び参加者がほとんどだったみたい。
確かに館内は妙齢の女性ばかり。

月結びは18時半ごろから受け付けが始まるので
それに合わせて17時から夕食をいただけます。
(でもなんだかあわただしいので、夕食なしのプランでもありかなと思った)
ちなみに赤湯温泉は国道13号沿いという非常に便利な場所にあって
コンビニや飲食店なども徒歩圏内に十分ありました。



さて、熊野大社。
結構立派な由緒ある感じの神社。
石段はガラスのいれものに入ったろうそくでほの明るく照らされて雰囲気あり。



女の人はこういうの好きだから。



受付で初穂料(\2,000)をおさめると願い文用の用紙と
「ご縁がありますように」と5円玉が頂けます。
そこに願い事を書いたら本殿の中へ。
箱の中に願い文をおさめて、案内された場所へ着席。
この日の参加者、ざっと300人以上はいたんじゃないかなぁ。
わたしは送迎バスではなく自分の車で行ったのですが、
駐車場停められるかしら…と心配で早めに出たのです。
到着が18時過ぎだったのだけどすでに受付は(前倒しで)始まっていました。



式次第。

雅楽の演奏や巫女さんの舞などもあって厳かな雰囲気。
縁結びのご利益云々ということよりも
この雰囲気の中およそ40分程度。
その間ただただ大切な人のことを想うという時間そのものが
とても貴重なものなんじゃないかなと。

終了後は参加者だけが頂ける特別なお守り「たまゆら守り」を受け取ったり
ちいさなグラスに入ったロゼワインが振舞われたり。(運転あるのでいただけず)
そして本殿裏のうさぎの隠し彫りを見つけに行くのです。



2羽までは神社の方が教えてくれますが
最後の3羽目は自力で見つけないと意味がないそうで。
わたしは見つけられず。
(…こういうの苦手なんだよなぁ…心理テストとかも最後まで見つけられない)




多くの女性が購入(という言い方はおかしいけど)していて、あまりにかわいらしいので
まねして「結うさぎ(ゆわいうさぎ)」を。
中におみくじが入っていて、わたしは大吉!
そして水色の方が参加者が頂ける「たまゆら守」。
色々な色があって、選ばせてくれます。
ちなみにわたしは縁を結んでほしい人のイメージが青色だったのでこの色を。


縁が結ばれるも結ばれないも、それは誰にもわからないこと。
縁結びのパワースポットなんてこじつけだっていう考えも、うん、わかります。
でも、この旅の間ずっと縁を結んでほしいあの人のことがあまたに浮かんでいて
その時間はせつなくも楽しいものだったのです。

まつられている神様「伊弉諾尊」と「伊弉冉尊」のポロポーズのことば
「あなにやし、えをとめを」(ああ、なんと素晴らしい女性だろう)
「あなにやし、えをとこを」(ああ、なんと素晴らしい男性だろう)

の素直さ、飾り気のなさというのは、何も男女の話だけではなくて
人として大切なことだよなぁとつくづく思ったのです。

おみくじにも書かれてたけど
求めるのではなく与えるのだということ。
素直に、素直に。

そういう気持ちで。

とりあえず、お土産のワインで、気が休まる時間を少しでも持ってもらえれば。



那須でごはん

2014-05-08 18:22:08 | にちじょう
かなり久しぶりの更新です。
ツイッターの方に慣れると長い文章を書くのが億劫になってしまってねぇ。。。

さて本日は連休中大変よく働きましたということで、那須へ。
早めの母の日も兼ねて、大好きなお店へお昼ご飯を食べに行きました。



ただご飯食べて帰ってくるだけってのもなんかねぇ…ということで
那須フラワーワールドなどに立ち寄り。
今はチューリップが見ごろで、遠く那須岳の残雪も美しく。



チューリップってのは、画になるんだよね。
色もぱきっとしててきれいだし。

その後大好きなビュッフェレストラン「ヴォイエッタ」へ。



いつ来てもメニューの数がうれしい。
野菜のお惣菜が多くて、でも動物性のものもちゃんとあって。
野菜メインのビュッフェって肉魚とか揚げ物なんかがほとんどない
場合が多いんだけど、ここは(数は多くないけど)ちゃんとお肉も魚も
あるところがいい。
数年前から年に1~2回通ってて、正直なところメニューの変化ってあまりない。
たぶん。
でも、なんでか行ってしまうんだよなぁ。

わたしはいつもお惣菜エリアに2回、生野菜エリアに2回、フルーツエリアに2回くらい取りに行く。
ここのメニューで一番好きなシーザーサラダにフライドガーリックがのっていなく
なってしまったのはたまたまなのか?それともあれ辛かったからあえて外したのかな。

しかしこの手の取り皿ってビュッフェスタイルのお店でよく見かけるけど、
取る人のセンスが問われる。
わたしは一応飲食関係かかわった経験もあるので、少量ずつ見栄えよく取るタイプ。
(でも写真はまず一皿目で、結構おなかすいてたので雑に取ってる…)
(左下の「蕎麦の大根おろしサラダ」なんて、最初に麺だけ箸でくるっと巻いて、上に具をのせてる)
これって他のお客さんとか見てても面白い。
甘いものばっかりたくさん盛る人もいるし、四角く区切られた意味なんて関係あるか!って人もいる。

ただひとつ、今回とても残念だったこと。

わたしは開店時間の11時ちょっとすぎに入店したんだけど
11時半ごろかなぁ、20~30人くらいの団体客(観光バスで来たみたい)が入店。
外国の人たち(中国?台湾?そういう感じの)で、初めはこの人数が一気にスタートしたんじゃあ
料理取りに行くの大変だなぁくらいの感覚でしかなかったんだけど、国が違えばマナーも違うのね。
自分が持ってきたボトルにコーヒーつめて持ち出したりし始めて。

コーヒーは機械から1杯分ずつ抽出する方式なので、500mlはあろうかというボトルにとなるとお湯の加熱が
間に合わなくなるんですよ。
そうすると普通に食後のコーヒー飲みたい人が待たなきゃいけなくなるわけで。
まぁ別に外国人だけじゃないでしょうけどね、こういうことするの。

お店の人がそれをとがめないというのがまた、どうなのかなと。
見てなかったという可能性もあるけど、それやってたのわたしが確認しただけで3人はいたからなぁ。
ビュッフェスタイルのお店なので、食べ終わったお皿の回収で店員さんはフロアを見回ってるわけだし。

わたしの隣に座っていた女性のお客さんはみかねて注意したらしいけど
それはお店の人がすべきことでしょう、と。

ランチで\1,780って、決して安い価格ではないと思うんだ。
(那須は観光地だからこんなものかもしれないけど)
だけどここのメニューと空間と、そういったものすべてにこの金額を払ってもいいって思うから
お客さんは行くわけで(わたしもそうだ)。
団体客を取るか否かってのはお店の考え方だから何とも言えないけど
お店の中がああいう感じになるのは正直いい気分しない。
別にどこの国の人だとかそういうことではなくて、静かにゆっくりと良い気持ちで食事したいのに
マイボトルに飲み物つめて持ち出すようなお客さんと、それをとがめないお店側って構図がね。
(団体客が先に入ってたなら自分が入店やめるってこともできるけど、わからないからねぇ、どんな
お客さんが後に来るのかなんて)

せっかくいいお店なのに残念だな、という気分になってしまいました。




あ、そういえばしそジュースがおいしかった。
ただのしそジュースじゃなくて、ちょっと塩が入ってるみたい。
わたしも昔作ったことがあって、最後にクエン酸(または酢)を入れた時に色がぱっと
鮮やかになるのが面白くてね。
また今年作ってみようかな。
クエン酸と塩で、夏の水分補給によさそうだし。

あけまして

2014-01-07 21:25:34 | にちじょう
新年、あけましたね。
おめでとうございます。
今年もよろしくお付き合いください。

今頃になってですが、去年のことを振り返ったり
今年のことを考えたり。

本当は去年のうちに振り返りたかったんだけど
忙しさでじっくり物事を考えたりする余裕がなかったのです。


去年。

わたしは自分の人生の中でものすごく重要な人との、とても濃い時間を過ごしました。
世にいうところの「恋人」という関係にはなれなかったけど
それでもとても大切で、たぶん相手も(男女のそれではなかったけど)
それなりに大切に思ってくれていて。

うれしい、たのしい、しあわせ、だいすき
かなしい、さびしい、くるしい、こわい
たいせつ、しんぱい、いとおしい

そういういろいろな種類の感情を
全部教えてくれた人。

わたしくらいの年齢ならば
きっと多くの人たちは、過去のいろいろな話があるんでしょう。
昔付き合った男がこんなダメなやつで…とか
いくつの時にこんな幸せな恋愛があってさ…とかね。
でもわたしはそういう方面本当に薄っぺらいので。
面白く語れることなんてほとんどないので。

そういうわたしの人生の年表のようなものがあるとして
太字で、赤字で、フォント大きめで記されるような
そんな出来事が一気におこった年だったのです。

だけど。
今はもう、この先二度と会うことはできないのだろうという状況。
わたしは会いたいし話がしたいし、またやつの笑った顔が見たい。
でも、向こうはもうそういうものを望んでいないのだから
もうこちらからどうすることもできないのです。

そこにあるのはわたし(あるいはこちらでの人間関係すべて)への悪意などではないと
わたしは今でもそう信じてる。
共通の知人は「さんざん依存させてひっかきまわして、揚句バッサリと断ち切るなんてひどい」
って言ってたけど、わたしはきみがただ自分の感情だけでそういうことをする奴だとは思ってないよ。
誰よりも優しかったきみだもの。
はっきりとした拒絶の感情を伝えてこないのは
面倒くさいのもあるだろうけど、優しいからだとも思ってる。

ほんとうにわたしは、このことに関しては頭が悪いのかもしれないなぁと思うのだけど
やっぱりね。
あれだけ好きになった人なんだもの。
何も応えてはくれなかったけど、それでもね。
悪くは思えないのだ。


本当はわたしのことを忘れないでほしい。
「変な女がいたっけなぁ」くらいでいいから
たまに思い出してあのはにかんだかわいい顔で笑ってほしい。

でも
もしもきみの将来のために、わたしやこちらでの出来事が邪魔になるっていうなら
それなら忘れられても仕方がないのかなとも思う。
きみの将来に、どういう形にせよわたしは必要なかったんだろう。
(わたしが生きていくためには、きみに言われたこと、きみがしてくれたこと
すべてが必要不可欠なんだけどね)

年が明けて、なんだかやっとそういう気持ちになれた気がするのです。
離れ離れになってしまってからでも
きみのことを思い出さない日なんて本当に一日もなくて
随分と絶望して
どうしたらいいのかわからなくて
一生分とも思えるくらいに毎日毎日泣いたけど。

大好きという思いは変わらないし
この先やつ以上に誰かを好きになるなんてことがあるんだろうかって
そういう不安がまだ自分の中にあるのは事実。
(同年代の酸いも甘いも噛み分けた大人なら
「そんなことない」「すぐに他の人好きになれるよ」って言えるのかもしれないけど
非常に薄っぺらいわたしのことだし、常識でははかれないやつのことなので
一般論では語れないのだ)

自分の心の中の奥の奥の方に、一生大切にしまっておけるような思い出。
この先奇跡のようなことが起こるのを期待してないって言ったらうそになるけど
そんなことが起こらなくても、わたし、もっともっと年を取っていつか死ぬ日まで
きみのことは忘れないと思うよ。


何せ2014年のわたしは、
結婚とかそういう方面で最大の転機が訪れるような運気なので。

今年の年末、一年を締めくくる頃に
わたしの名字が変わっているような変革を‼






喜多方「食堂つきとおひさま」

2013-08-02 15:25:36 | にちじょう
ずいぶん久しぶりの更新です。

世の中が休みになると忙しくなる仕事をしているので、
最近はなかなかバタバタしています。

ここしばらく暑さと忙しさで食欲の減退が著しく、
何かおいしいもの食べたいなあ…という漠然とした願望をかなえるべく
母とふたりで喜多方市の「食堂つきとおひさま」へ。



諏方神社の近く、住宅街にある古い建物。
すごく風情のある感じ。
表通りに面した部分はお店(会津木綿を使ったものや、こまごまとした
かわいらしいものが販売されている)で、その奥が飲食店スペース。



建物の奥の方に飲食店スペースの入り口があります。
飛び石がかわいい。
縁側、木の戸、(奥の方にあるので写真では見えないけど)タイル張りの水道…。
日本の田舎の夏といった感じが、ちょっとたまらない。



わたし側から撮ったので母が写りこんでますが、これは「旬のおかず定食」。
ごはん、味噌汁、豚肉の冷しゃぶにおかず何品か。



わたしはガパオを。
(苦手なパクチー入りなので抜いていただきました。)

おいしいです。

やっぱりこういうご飯は美味しい。
母のを少しずつもらって食べたけど、地のものであるとか旬のものであるとか、
そういうものが食べたいとやっと思えるようになってきたんだなぁ、わたしも。
ガパオとかジャンクといえばジャンクな感じなんだけど、
パプリカとかピーマンとか、こういう感じだとわりと平気かもしれない。

そしてなによりも、古い商家なのかなぁ、雰囲気が非常に好き。

店員さんも静かで穏やかな感じ。
若い女性店員さんはまだ働き出したばかりなのかたどたどしかったけど、そんなことは
どうでもいいのだ。
感じがよければ慣れてなくたって気にならないのだ。

まぁね、夏って季節がいいよね。
ここ、夜の部にも行ってみたいなぁ。
冬はきっとアラジンのストーブとかあるんだろうなぁ。



〆にバニラアイスに白玉とあんこがのったのを食べて。



今日は神社のお祭りをやってたよ。
仕事だらけのわたしの、この夏唯一の夏っぽい出来事かもしれない。

なんというか、喜多方っていい町だよなぁ。
古いものをうまく利用して新しいことをセンス良くやってるってパターンが多い気がする。
町並みとか、ちょっとこういうこじゃれたお店がある感じとか。
住んでみたいかもって思ったもの。
夏らしい、いい休日でした。

郡山方面だと三春の「narumari」が大好きだけど、会津だったらここだな。

友達と一緒に、また絶対行こう。