おはようございます
。ブログをみていただき、ありがとうございます。しんぶん赤旗から衝撃的なニュースを紹介します。安倍政権は、労働者派遣法を改悪して「一生ハケン」「正社員ゼロ」の社会をつくろうとしています。
社会全体をブラックにしようとする計画は許せません。赤旗は、生涯ハケンになった場合、正社員と賃金がどのくらい違うのか試算を出しました。
この試算では、フルタイムにあたる「一般労働者」について、年齢ごとの平均年収を、正規雇用と非正規雇用で比較し、生涯賃金を集計しました。
若い世代では正規雇用と非正規雇用の賃金格差はそれほど大きくありません。20~24歳の場合、非正規雇用の平均年収は228万7000円で正規雇用308万8000円の74・1%です。
しかし、年齢を重ねるにつれて正規雇用の賃金が上がるのに対し、非正規雇用ではほとんど変動しないため、格差が広がります。50~54歳の年収は正規雇用631万4000円に対し、非正規雇用267万9000円と、半分以下にすぎません。
このデータをもとに20~64歳で得られる賃金を計算すると、正規雇用で2億2432万円、非正規雇用では1億2104万円となり、その差は1億328万円となります。
なお、非正規雇用の平均年収のピークは60~64歳です。これは60歳で定年を迎えた正規雇用労働者が非正規雇用で再雇用されたために平均年収が引き上がったことが最大の要因です。そのため、実際に非正規雇用で働き続けてきた場合の生涯賃金はさらに低くなると考えられます。 しかも現役時代の賃金は年金給付額に反映されるため、格差は一生拡大し続けます。労働者派遣法改悪案は廃案にするべきです