JCP-にしざわ博の日記-

みんなと明るい未来をつくる39歳、にしざわ博です。活動、日常、感動なんでも書きます。

8割の企業はブラック!-5000社を厚労省が調査・発表ー

2013-12-19 10:56:30 | 日記
厚生労働省は17日、「ブラック企業調査」(若者の「使い捨て」が疑われる企業等への重点監督の実施状況、9月実施)で対象となった5111事業所のうち、82%にあたる4189事業所で労働基準関係法令の違反が見つかり、是正勧告を行ったと発表しました。是正しない事業所については公表し、書類送検も視野に入れて対応するとしています。厚労省による「ブラック企業」に焦点をあてたとりくみは初めてです。

 法令違反があった4189事業所のうち、「違法な残業(時間外労働)があった」事業所が43・8%、「賃金不払い残業(サービス残業)があった」事業所が23・9%、「労働条件の明示がなされていない、抜けがあった」事業所は19・4%でした。法令違反が最も多かった業種は、製造業(1222事業所)でした。

 1カ月の残業時間・休日労働時間が80時間超という「過労死ライン」の労働者がいる事業所は24・1%、100時間超は14・3%でした。

 法令違反のなかには、社員の7割を係長職以上の「名ばかり管理職」にして残業の割増賃金を支払わなかったり、賃金が最大約11カ月間にわたり支払われず、指導しても是正されなかった例もありました。

 同調査は、9月1日の無料電話相談も含め、寄せられた情報のなかから、過重労働の問題についてより深刻・詳細な情報があった事業所を優先して監督対象としたものです。

 同調査は、「ブラック企業」問題が参院選でも大きな争点となり、この問題を追及した日本共産党が躍進するなど、世論と運動に押されたものです。日本共産党は先の臨時国会で「ブラック企業規制法案」を提出しました。

賃金が11ヶ月未払い、残業月170時間とかひどい実態です。8割の企業がブラックという結果は、やっぱりという結果かもしれませんが、ブラック企業をなくし、誰もが人間らしく働ける社会へ大きな一歩です。

猪瀬知事、今日にも辞任へ-共産党は厳しく追及ー

2013-12-19 10:38:27 | 日記
 ブログをみていただき、ありがとうございます。東京都知事の猪瀬さんが、今日にも辞任すると報道されています。都知事選挙の前に、徳州会グループからの5000万円を、選挙資金にしたのか、個人の借り入れなのか、便宜をはかるための賄賂なのか疑惑をもたれていました。都議会の総務委員会では、発言が二転三転して、昨日、法的拘束力がある「百条委員会」の設置が決まったあと、辞任の意思を表明しました。疑惑は疑惑のまま辞めてしまうのは無責任だと思います。百条委員会で真相を明らかにしてから辞めるべきでしょう。

 共産党東京都議団は、東京電力病院の売却に関わって、猪瀬知事が徳州会と接していたことを明らかにしたり、都知事は5000万円を借りなくても3億近くの資産があることも明らかにして、厳しく追及してきました。辞任に至ったのは、都議選挙で倍増した力と都民の世論です。次の都知事は、お金にクリーンで、都民の願いによりそえる人になってもらいたいですね