牧場見学記（2005/11/4 BRF真歌～NF空港～NF早来）

朝は７時に起床。
８時半に見学の予定を入れていたので、それまで放牧地を眺めたり、テレビを見たり。
８時頃から朝食を取って、８時半に出発。
（事務所が無い事を知らず）事務所を求めてそこら辺をうろつき回る。
諦めて、中に入って行くと・・・調教が終わった後と思われる馬を手入れしていたK氏が声を
かけてくれた。
「見学ですか？どの馬ですか？」
「イディオスとアイオーンと・・・１歳はエンジェルライトとマイヒマワリなんですが。」
「あー、バウさんですね。まず、イディオスは入厩しました。エンジェルライトとマイヒマワリは調教終わりました。
　８時にいらっしゃると伺ってたんですが、寝坊しました？」
「あれ？８時半って・・・あー、そうですか・・・」
どうも、オイラが時間を間違えたようです。(--;;
と言うか、オイラの予定に合わせて調教メニューを組んで頂いていたとは思いもよりません
でした。とても申し訳ない事をしました。

その後、ご好意でマイヒマワリとエンジェルライトの写真を撮らせて頂いて、彼らは厩舎に戻りました。
一生懸命に仕事されているので、声を掛け辛かったのはオイラが素人だからでしょうか？

その後、アイオーンが１歳牝６頭の後に坂路に入る、、、との事で坂路に移動。
暫くすると馬がやってきました。
１頭だけ先に勢い良く走って行って、その少し後に６頭の馬が走って行きました。
６頭は楽走といった感じの手ごたえで、先の馬とは明らかにペースが違います。

・・・
ん？総勢７頭走りました。
あれ？牝６頭の後にアイオーンって話だったハズだけど・・・もしかして先頭を行ったのはアイオーン？
後で聞いたら、やっぱりアイオーンだったらしいです。
何となくは見ましたが、アイオーンと意識して見てなかったので、、、見ていないに等しいです。

見学はオイラの他に古参会員（顔は良く存じ上げている方）がいらっしゃって、紘和氏と談笑
されてました。
二人はタカラカンナの動きにご満悦な様子。（オイラは牝６頭は興味無し）
「イイねぇ、タカラカンナ。柔らかいねぇ。猫みたいな動きだねぇ。」
と古参会員さんは言います。
オイラは何がどれかも分からなかったので、良くわからんちんです。

その後、アイオーンの写真を撮って、１歳の話でも・・・と思ったんですが、皆調教が忙しいらしく
捉まりません。しょうが無いので、明和に移動しました。
明和に移るも、馬はみんな厩舎の中にいるし、スタッフもおらずで何しに行ったんやらって感じです。

昼過ぎに明和を後にしてNF空港に向かいました。
NF空港の住所をカーナビに入れようとすると・・・また出てきません。
ノーザンホースパークに行って場所を聞こうかとも思いましたが、場違いかと思ってとりあえず
適当に向かいました。
・・・
まぁ、結局見つからなかった訳で（笑）、時間も無かったのでノーザンホースパークに行って
お店の店員さんに場所を聞きます。
「分かり辛いですよねー」とか言って、地図を書いて教えてくれました。
後で知ったんですが、社台（サンデー）は牧場見学の手引きみたいなものがクラブから郵送
されて来るらしいです。
そういえば、そんなものがあった気がします。（笑）
多分、それを見ていれば迷わずにつけたんでしょう。結局５分遅れで到着。
もうこの辺で大分テンパってました。

着いて早々、ヤヨイビジンの厩舎へ移動。
NFでは案内する人が付いてくれて、世話をしている人にこちらが聞きたいであろう質問をして
くれるので、牧場見学素人のオイラにはとても助かりました。
まぁ、順調そうで何よりでした。現在460くらいだそうで、競馬に行ってもそれくらいでしょう
との事。
ここではこの馬の兄貴（ブレイクオブドーン）について話をしました。兄貴はバカ（気が荒い）らしい
ですが、この馬は多分大丈夫だろうとの事。
兄貴の繋ぎについても話しましたが、「繋ぎは立ってても柔らかければそれほど問題無い」
んだそうです。立ってるのは全部ダメかと思ってたんですが、そうで無い事が判ったのは
収穫でした。（この馬もちょっとヤバいかと思ってましたが、「まぁ大丈夫でしょう」との事。）

続いてクラシックムードのところへ。
こっちはもう仕上がり済みの移動待ちと言った状況らしいです。
競走能力については「・・・」と返事がありませんでしたが、、、
この時点では「山元が満杯で移動できない。」との事でしたが、週明けには移動してました。

続いてスローンストリートへ。
コイツはまだ空港に来たばかりのようで、だいぶタプタプしてました。
脚元を捻挫していたらしく、空港に来るのが遅れていたようですが、「まぁ、大丈夫でしょう」
との事。タプタプですが、体型は好きな形です。崩れてないようで安心しました。

これで空港は終了。念のため早来の場所を聞く。
大体の道順を聞いたが、長すぎてよく覚えられず。（笑）
まぁ、それでもスタリオンステーションの近くらしいので、スタリオンステーションに行けば
問題無いだろうと思い、車に乗り込む。

カーナビに住所を入れようとすると、まぁ、思った通り出てきません。（笑）
もうこの頃にはこれに慣れました。
で、先ほど教えられた事を思い出して進んでいきます。
暫く走ると、過去に何回か通っている道だ、と言う事が判り、SSにはスンナリ着きました。

お店の人に場所を聞こうと思ってお店に行ってみると・・・
「Close」
ってなんやねん。（笑）

とりあえず、来る途中には無かったハズなので、先に行ってみようと思い車を走らせる事30秒、
どうもそれらしい事務所があります。
門には「Northen farm」と書いてあるので入って見ました。
中に入ると「office」と書かれた看板もあるので、どうも正解だったようです。

見学の旨を伝えて、早速テンガロンハットの元へ。
厩舎に着くと、厩舎に入っている馬が全馬顔を出してこっちを見ています。
「これからゴハンの時間なので、餌をくれると思っている」
とは案内してくれたスタッフさんの話。
中には暴れている馬もいるので、結構恐いです。

テンガロンハットが出てきました。
今まで１歳馬を主に見ていた事もありますが・・・デ、デカイ。さすが570キロ。
デブと言う訳では無く、全体的にデカイ。って口取りの時も見たんですけどね。
もう仕上がっているらしく、その日はアドマイヤムーンと併せ調教をしたとの事でした。
3F37.2秒で１馬身遅れだそうですが・・・２歳馬に遅れるのはどうかとも思いますが、相手は
重賞勝ち馬ですからね。気分的には嬉しかったです。
「入厩できるんですが、河野先生からお呼びが掛からない」との事。
ここは正味10分くらいの滞在でしたが、結構充実した内容の話も出来たので良かったです。

・・・帰りの車の中で１歳の話を聞くのを忘れた事に気が付く訳ですが・・・

まぁ、そんなこんなで結局「評判の良い１歳馬を探す」と言う第一の目的は全く得るものが
無く終わってしまった今回の旅でした。
それでも、上手くリフレッシュできたのか、風邪が治ったのは幸いでした。（意味わからん）