The Exiled Realm of Arborea (TERA) 自分メモ

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8月4日 THE WORLD -Castanica-

2010年08月16日 | Other official site


Castanica : The Shrouded Rose

アルン(Arun)の東海岸に沿った、多くの岩に囲まれた峡谷に位置するケスタニカ(Castanica)はケスタニック族の暗き中心です。
ヴェリカ(Velika)よりも人口は少ないが、暗き都市の大部分は喧騒と情熱的なエネルギーに満ちています。
善と悪の関係はさほど重要ではなく、スパイス入りワインの様な間柄です。
ケスタニック達は働き者で約束を守りますが、まず最初に樽を叩いて服を脱ぎ踊るのも彼らなのです。
ケスタニカのどこでも見ることができる光景です - 彼らの真価を見極めてください。



しかし、辛うじて燃えるように赤い看板や神秘的な立体映像が、街を覆う暗き闇を打ち消しています。
空に浮かんだ不思議な彫像、真紅のドームと屋根越しにかすかに見える尖塔、神聖な薔薇に覆われた南門が訪問者を歓迎します。
その近くには、地平線を見下ろす恐ろしいケスタニックスレイヤーの彫像があります。

ケスタニカは上品な都市ではありません。
住民の非常に激しく、暗い表情は人に不快感を与えるかもしれませんが、その内面には激しい美しさが隠れています。
ケスタニックは狡猾で官能的で自由気ままで快活です。
それは都市のデザインにも反映されています。
棘のような建造物、深みのある金属細工、そして情熱は、美しさと危険性の間に非常に微妙な境界線を引いています。

History

ケスタニック族は元々デバ族から派生した部族で、彼らは卓越した工芸技術で名を馳せていました。
永きにわたりジュラス(Zuras)によって行われた魔術による犯罪に嫌気がさした一族はアルン(Arun)を離れ、シャラ(Shara)を目指します。
そこで彼らは悪魔神であるロック(Lok)の庇護の下、繁栄します。
バルダー(Balder)が亡くなるまで、アマニ(amani)以外の全てのものを追放する役割を担っていました。
憤慨した司祭(Priest)達は彼らを(神への)いけにえとしてささげる事を呼びかけ、か弱き人々を食い物にする賞金稼ぎに莫大な金を支払いました。
ケスタニック達は古き都、デバ ビクトリックス(Deva Victrix)から逃れ、アルンへの帰路に着く為に長き旅に出でます。
比較的最近、一族は東海岸の蒸し暑いジャングルに到着して再び一から始めました。

カリーダ(Callida)という名のスレイヤーは、彼らの新しい住処となるべき完璧な峡谷を発見しました。
短気で気性の荒い人々にとっても、ここは守りやすく - 一族が二度と逃れれないといけない状況にならない為に -
居住空間として充分な広さを持っている事は重要で考慮せねばならない事柄でした。
一族は建設作業に打ち込みました : 山にトンネルを通し、大きな鉄工所は建設の為に金属を溶解し、錬金術師(アルカニスト = arcanists)達は昼夜問わず働き、
新しい都市がもたらす安堵の光にケスタニック達は感謝したのです。

一世紀足らず間に、冷たく鍛えられた金属と丁寧に作られた石の装飾で、美しく神秘的な街を作り上げました。
ケスタニック達の唯一の悩みといえば頭上が開けていることで、むしろ彼らはひそかに行動することを好みます。
錬金術師達は暗黒の霧を用いて、街を闇で永遠に覆い隠すため一致団結しました。
彼らの新しい庇護の元、一族はアルンで新しい未来を切り開いていく準備ができたのです。



War of the Rose

新しき移民達は気づかれずに、という訳には行きませんでした。
並外れた兵器と更に類稀な女性は、街の付近の奴隷商人や海賊達の目に留まることになります。
都市は戦略的な利点と約束された非常に豊かな略奪品を兼ね備えた抑えがたい標的であり、海賊達は我が物にするため全てを欲しました。
小競り合いが始まると同時に、侵入者達はいかにこの街が難攻不落かという事を学びました。
海賊と奴隷商人は程無く死体の山を築き、ケスタニック達はほとんど被害を被ることなくケスタニカを固守しました。

激怒した海賊は忌まわしきFyrmountと悪魔達の助けを請います。
類稀な魔王であるImmoltarusはケスタニック達を知っており、自らの忌々しい目的の為に彼らの技術を求めていました。
協定が結ばれました : 海賊が都市を所有する間、悪魔はケスタニックの所有権を得る。
2,000匹の悪魔、そして海賊と奴隷商人はケスタニカに向かって進軍を開始すると、わずか300人のケスタニックの兵士がそれを迎え撃ちました。

Immoltarusの突撃によって最初のディフェンスラインは粉砕されます。
ケスタニック達は血にまみれながら徐々にトンネルへと撤退します。
山々は不可解な力によって震え、負傷者の叫びが響き渡ります。
決断が遅れたため、薔薇に覆われたアーチの下で再集結するまで、悪魔達はケスタニックを追い詰めました。
通りを血で染め、アーチは火をつけられ打ち壊されましたが、戦線は維持しました。
3日間の消耗戦の末、突然形勢が一変するまでケスタニック達は戦い続けました。
ソーサラーのトリオがImmoltarus達の魔法防御を分離させ、悪魔の弱点をつき撤退させます。
カリーダによる突撃で炎の大悪魔を打ち倒しました。
ケスタニック達の反撃により、残りの悪魔達は壊滅寸前の同盟を破棄して去っていきました。
カリーダ達は突撃による奴隷商人への強襲を行い、ケスタニック達は1,000にのぼる首級を挙げ、
頭蓋骨はその後数十年間、警告としてケスタニカへ続く街道沿いに並べられました。

Castanica Today


現在のケスタニカは誰もが訪れることが出来る都市として知られています。
連合は都市と政治にとって必要不可欠な部分ではありますが、未だに問題が山積みのままです。
他の種族がケスタニカで商売を行う場合、連合特使と役人を通じてケスタニックが彼らを取り仕切ります。
商人を訪れる場合、経験から言えば"ケスタニック達と取引すればケスタニックに負けます。連合と取引すれば彼らがケスタニックに負けます"
抜け目の無い商人は他の全てにおいても注意を怠りません。

職人を他から雇う事で、ケスタニカのニュービジネスは成り立っています。
街に司祭がほとんど居ないため、ミスティック(mystic : エレメンタリスト)達がヒーリングサービスを提供しており、商売として非常にに繁盛しています。
ケスタニックの情報ブローカーと情報ネットワークは物騒な時代や繁栄後こそ繁盛します。
バルキオン連合は狡猾な盟友として重用しています : ケスタニック達は連合の諜報活動の半分近くを担い、最前線で活躍する偵察部隊の優に3分の1を占めています。
この機敏な種族は何名かの最も優れた武器マスターだけではなく、卓越した技術を持つアーチャーやウォーリアを輩出しています。



ケスタニックは光と闇の狭間で蠢いています。
無数のチャンス(好機)が用意されていれば自分自身で運命を掴み、充分勇敢な活躍をするでしょう。
ケスタニック達の中には権力と名誉を求めるものもいます - 自らの為か種族全体の為に彼らは自分達の都合で誰とでも同盟を組みます
. . .あるいは彼らが利用する事が出来る誰とでも。
強さ、狡猾さ、そして運と共に、特にブラックマーケットの商品とサービスの為にケスタニカは途方も無いチャンス生み出す都市です。
連合の商人達はケスタニカで商品を売り、焦熱肌の商人達から密売品を仕入れます。

海賊と奴隷商人はもはや略奪の対象として都市を見ておらず、重要な情報源を提供しています。

覆われた薔薇は赤く輝き続け、街を誇りに思う人々は世界の舞台で居場所を確立しました。





http://www.tera-online.com/about_tera/world/world_castanica.php




北米の地域情報、今回はケスタニックの都市、ケスタニカの紹介です。
私は英文訳が苦手なので間違っている箇所ありましたらご指摘ください。
あと文中の名称で発音があいまいな所は原文で記載しております。
大体の雰囲気だけでも伝わればいいな~と思っています^^