嬉々是好日 L`Atelier de Megummy since2000

行く先々でMIX犬疑惑を掛けられているビーグルならぬ、ぴーくる姉妹との徒然や、常が旅の途中な日々を綴っている備忘録

春な独白

2008-04-07 | megummy's
昼間の職場にて、階段の傾斜があまりにもきついので。というか、上から見たら、それこそ奈落の底に落っこちそうって思った瞬間、視野狭窄状態の自分を感じ、貧血じゃなくコレ明らかに過呼吸の発作じゃないか…?と、ハッとしてしまったらグラッときました。

結構、必死で自分のパーテーションに戻りの。凄い恐怖と戦いながら、どうする?の問いかけを繰り返し。あ、でも、別にどうしようもなくこのままでいいんだわって思ったら、ひとまず落ち着き…。

ホント、空気が入ってこないような気がするから、吸っちゃうんですよ。でも、意識的に吸ってる行為が吸いすぎで「過」なのよね(笑)治まってくるとね、やたらと欠伸が続いてドッと弛緩するというか、そんな自分の体に起こる一連のプロセスを冷静に観てる自分ってなんだか悲しいなぁと思いました。

ただただ、困ったなって思って。
サイトの過呼吸なんて検索してみたんですよ。そしたらね、「あ…。そういうことか」って凄く納得できるものがあり。

曰く「過呼吸は感情を手放すことを許してない人のための、呼吸みずからが起こすヒーリング(解放)」「手放しがたい感情は何ですか?」「受け入れがたい状況は何ですか?」って書いてあってね。

これを書いた人は、優しいなって思いました。

そしてね。自分がずっと「怒り」の感情を持っていて、そんな感情を放出出来ずに過ごす毎日が受け入れ難かったんだなぁ~と気付きました。そう、ここ数ヶ月イライラはしてるんです(笑)してるのだけれど、そのイライラと怒りは結びつかなかったんですね。いや、意図的に結びつけず蓋をしていたのだと思います。

分別のある大人で居たい自分、良い人でありたい自分、優しい人と言われたい自分、とか。今書いてて、「うわぁ、キモっ!」って笑っちゃうんだけれども。

きっと、そんな顔付きなだけで。そんな雰囲気なだけなんです。

この間、初めて会った方に。「なんだかフワッとした感じ」って言われました。そう、いっつも言われるから、実際がそうなのだと思います。そして、そんな自分は好きなのです。

が、雰囲気と内面は大違いで…。
きっと、雰囲気に騙されて、最初の無難な受け答えに受け止めてくれる人を感じるだけなのでしょう。私の本質を知ってる人が聞いたら笑ってしまいますね(笑)

私は、自分の感情や思いを人に話すのが苦手なので、大抵、聞き役に落ち着きます。大好きな人達の話を聞くのは、大好きなので。時々、そんな相手に本音を話せると、それだけで自分という人間の存在を認めて貰えたように感じます。

だからこそ、本音を言えない相手との無難な会話に疲れるのでしょうね。そして、装ってしまうのだと思います。

私だって怒るんですよ。そんな「?」って部分を聞き流しているだけで。その時々の怒りを相手にぶつけずにいた自分、今になって心底、「あたし、ホントに痛かったねぇ」ってナデナデしてます…。

強い人間って、その強さを相手に強要しない人なんだと思いました。取り付く島がないくらいに強さを感じる人って実はとっても弱いのでしょう。そして、そんな人程、強さを求めるのかも知れません。

と思ったのと。

私にとって、喧嘩の出来ない人は友人には為りえないんだろうなぁと、フト感じました。実際に喧嘩をしなくとも(笑)それくらいの勢いある本音を吐ける自分が居られる場所が、みんなのトコなんだと、そんな風に思うのですね。

以前、過呼吸の発作が起きた時から丁度1年。春って自律神経が過敏になるのかも知れませんね。電車の中で、突然に苦しくなり、冷汗状態でホームの椅子に蹲っていたらば、酔っ払いのおじさんが「お姉ちゃん、飲みすぎちゃダメだよ」ってお水を買ってきてくれて。飲みすぎは親父だよって可笑しくて大爆笑してたら治まってしまったっていう、今になってみると、それもちょっと仕合わせなシュチュエーションだったなぁ~って笑っちゃうのだけれども。

今回も。怒りの感情で人間は死ぬことないのだなぁ~と実感しました(笑)

友人である皆様に感謝♪