御神輿

本日は頼まれ神輿で、私の研究フィールドである某地域で御神輿を担いだ。
御神輿は小さい時から、なかなかに大好きだったりする！
我が家も地元の氏子の家なので、お祭といえば小さい頃から半被に半ダコで
大騒ぎした思い出があったり（笑）

大人になってからは数回しか担いでない御神輿ではあるが、一応の正装で
鯉口に股引、どんぶり姿でのぞんでみた！

何かといわくつきなこの地域…。

「御神輿の担ぎ手がいない！！！」

ってなわけで、とっても久々の御神輿担ぎだったが、行って驚き！
氏子が１人も担がない御神輿って一体ナニ？？？とびっくり仰天（汗）

まぁ、色々と世話役等々で忙しいのだろうが、氏子は周りを歩くだけ。
「腰が痛くなるからさぁ～」なんて会話がチラホラ聞こえたりしつつ、
まぁこんなもんなもんなのかなぁ～と思いきや…。

宮入が近づくと、どこからやってきたのか御神輿玄人集団が参入。
宮入が終わると、サッと消えて、またまたいい所で花棒を担いでみたり…。

距離的には結構な道中で、９時から担ぎ始めて終わったのは１９時。
交替要員が必要だからなんて話しだったが、結局は交替というよりも、
いいトコしか交替しない御神輿の会の人達に

「おいおい、君達…。」と思いつつ。


御神輿の何が楽しいって、自分の住む地域でワイワイやるのが
面白いんじゃないのかなぁ～と思うのだけど。
まぁ、世の中、そうじゃないトコもあるんだろう…。

それにしても、何かというと「人手が居ない」を理由にどうにか
員数合わせをして「お陰様でつつがなく…」って。
全然「つつがなくないんじゃないの？」と思うのだが（汗）
地域活性化なんて綺麗事を言ってみても、自分達が主体的にならずして
人任せってことをもっと自覚したほうがいいよと思った本日。

御神輿というエキサイティングな行事を楽しみつつも、かぁ～なり
シビアな視線で改めて観察しつつ、心は妙にクールになった日だった！