今日は少し真面目なブログです
っと言っても、もちろんいつも真面目に取り組んでおります
先日、老人介護で有名な三好春樹さんの講演を
ビューポート呉まで聞きに行ってきました
三好春樹さんは広島県呉市生まれで、特別養護老人ホームや
特養に理学療法士として勤務されていたみたいです。
認知症ケアでは大変有名な方で、
毎週土曜日NHKでワンポイント介護という講座を放送しています
その様な有名な方の講演を呉で聞けるのは
やはり生まれが呉だからなのでしょう。
ありがたい限りです
呉市は日本で一番高齢者の多い都市との事でしたw( ̄Д ̄;)wワオッ!!
講習では色々と為になるお話を聞きましたが、
その中でも見当識障害について説明します。
見当識障害
※例えば 利用者Fさんは年に2回(田植えの日、稲刈りの日)に
帽子をかぶって外出しようとする。
どの時代、何歳に戻っているのか??
戻っている年代(場所)には意味があり、
一番輝いていた時代に戻っているとの事です。
→仮説ではあるが、今の介護を必要とする自分は自分ではないという意識が働いている。
自分らしい時代に戻って、自分のアイデンティティーを再確認しているのではないだろうか?
→介護職員は過去に自分も行ってあげて、そこに合わせてあげる。
今の自分をも肯定してあげる必要がある。
との事でした。
ちなみに
過去に戻る順位
男性1位 仕事をしている時
女性1位 育児中 2位 炊事中 3位 仕事
やはり男性は仕事中が一番輝いている時みたいです
あと、良い施設の見分け方についても仰っておりました
良い施設、悪い施設で死亡率は10倍違うとの事で
①良い施設は部屋に私物がある老人ホームは良い
(老人のアイデンティティーを大切にしている。)
私物は思い出の詰まった大切な物であり、
無くなるからと言って置かせないのはNG
→物が無くなると、迷惑、トラブルが起こるが、
そこからが人間関係の始まりである。
②利用者にも仕事を与える。(役割を与える)
役割があるので、責任感から帰りたいとは言わなくなる。
(生きがいになるとの事)
まだまだ分からないことばかりですが、
少しずつめぐみ園でも実践しようと思います