行雲流水の如くに

ハマスはだれにそそのかされたのか?ーー復讐無き世界を作れないのだろうか。

エルサレムは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地になっている。

多神教文化の日本人から見れば「みな仲良くできるのではないか」と思うのだが、そうもいかないらしい。

パレスチナの人々(ハマスもそうだろう)はイスラム教を信じている。

イスラエルはユダヤ教だ。

放っておけば相手を殲滅するまでやるのだろうか?

 

ハマスのバックにはイランがいる、という噂が絶えない。

ハマスはガザで求心力が低下し、近隣諸国からの評判も悪い。そこで派手な作戦に打って出て存在感を示した、ということか。

ここで注意しないといけないのは、ハマス=パレスチナではない。

単にガザ地区を実効支配しているテロ組織とみておいた方が良い。

いつの時代も被害を被るのはその地域に住んでいる住人たちだ。

イランの狙いはハマスをそそのかすことでイスラエルとサウジアラビアの国交正常化を阻止すること。

まんまとその狙いが当たったようだ。

イランとしてはイスラエルが周辺諸国と仲良くすることを何としても避けたかった。

もう一つ不思議なのは、イスラエルがハマスの奇襲を本当に直前まで知らなかったのか?

ネタニヤフ首相は汚職からの追及を逃れる手段を探していた。

ハマスからの奇襲は内政の問題点を覆い隠す良い材料だったかもしれない。

 

怨みをいだく人びとの中に、たのしく、怨みなく、住まんかな。

怨みごころの人びとの中に、つゆ怨みなく、住まんかな。  釈尊


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「戦争」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事