行雲流水の如くに

国家安全保障の基本は、「外交・情報・軍事・経済」の総合力だが軍事力だけに頼ろうとするのか。

日本人はもともと外交が下手だと言われている。

美空ひばりの柔の歌ではないが、「口で言うより手の方が早い」みたいなところがある。

そして最後には、「神風が吹く」などと神頼みだ。

岸田政権による防衛費倍増などにも行き当たりばったりの無計画性が現れている。

だいたい倍増する根拠も「バイデン大統領に3回くらい言われたから」のレベルだ。

さらに財源もまだ決まっていない。お粗末極まりない。

 

肝心の実力組織である自衛隊のこのところの弛緩したありさまは何としたものか。

何か不始末を起こしてもトップの防衛大臣に報告もしない。

明らかに「バカにしている」のだろう。

もっとも防衛大臣も派閥均衡人事で時々とんでもない大臣が出るから、いちがいに自衛隊ばかりを責められないが。

 

このところ何となく不気味なのは、日本が「統合司令部」を新設し米軍との一体運用に踏み込んだことだ。

台湾有事を念頭に陸海空の部隊運用を一元的に担う、としている。

一元管理は必要なことだとは思うが、米軍との一体化が進めば指揮命令系統はどうなるのか?

米軍の下請けで前線に立つリスクが増大するのではなかろうか?

どうも岸田政権のやり方は信用が置けない。というより自民党政権そのものが迷走している。


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