行雲流水の如くに

ロシアとウクライナの間で重要なトルコの動き。

ロシアとウクライナの和平交渉に中国の習近平が名乗りを上げたが難しいだろう。

ロシアに肩入れしすぎだ。石油購入でロシアに財政支援しているようなものだ。

今回のG7でインドを西欧側に引き込もうとしたが、インドもしたたかだ。

当面今のようなつかず離れずの態度だろう。

 

地政学的に極めて好位置にいるのがトルコだ。

NATOに加盟しているがエルドアン大統領はロシアのプーチンとも腹を割って話せる。

ウクライナの食糧輸送が円滑に行われているのもトルコが間に入っているからだ。

そのトルコでは大統領選の真っ最中で、28日には決選投票が行われる。

(一次投票では、エルドアン49.52%、クルチダルオール44.88%)

予断は許さないがエルドアン優勢であろう。

 

トルコはオスマン帝国の流れを引くが、スレイマン1世(在位1520~66)の時に隆盛を極めた。

地中海の制海権を確立しクリミア半島なども帝国の領土だった。

この国はヨーロッパとアジア(中東)の中間に位置している関係で、いろいろな民族の通り道になっている。

島国で純粋培養のような日本とは違い思考方法は複雑でリアルだ。

しかし1890年和歌山県沖で難破したトルコのエルトゥールル号を助けたことを今でも感謝しており親日国だ。

 

日本の国際報道は、概して欧米のマスコミの二次情報が多く独自取材が少ない。

そもそも情報量が少ない。

どうでもよいようなスキャンダルで大騒ぎする位なら欧米以外の情報も地道に報道すべきだろう


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コメント一覧

megii123
i1189さん、おはようございます。
確かに英語が苦手は大きな要因でしょうね。

一方で日本文化の特徴を忘れ日本語すらもおかしな使い方が増えています。
タガを締め直す必要があるのかもしれません。
i1189
正にその通りです、海外に目を向けないのです。1つには英語が苦手なのも影響、下手で当たり前の度胸でしゃべらないと。そして島国根性をなくさないと。
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