行雲流水の如くに

自然界においては到るところが青春。

もう十分年をとった。青春なんてあったかなと思うほどの遠い昔。

ところが自然界をじっくり見ていると至る処に青春がある。

白日 至らざる処、青春恰も自ずから来る。

苔花 米の如く小さけれども また牡丹を学んで開く。 

 袁枚(1716~1797)

ひざしがとどかない処がある、しかしそこにも春は当たり前のようにやって来る。

苔の花が米粒のように小さい、それでも精一杯牡丹をまねして開いている。

 

クラブアップル(こりんご)

実はせいぜい鳥のエサにしかならないが、今のころの花が何とも好ましい。

 

ヨモギ団子作りに挑戦す。

庭と雑木林との境にヨモギが自生しているので少々失敬する。

熱湯でゆでて、すり鉢でつぶす。

白玉粉と水をくわえて十分にこね、適当に丸めて熱湯に入れる。

小豆とアイスクリームを添えて昼のデザートに。

 

雑木林の中で自生しているクルマバソウ。

この花はひっそりと咲いているのだが、群生する。

動物でもそうだが、弱きもの小さきものが生き残るためには群れることだろう。

 

ディセントラ(けまんそう)

タイツリソウとも呼ばれている。

この花の特徴は芽を出してから開花するまで、非常に足が速い。

ユニークな花形も面白い。


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コメント一覧

megii123
shimaさん、こんにちは。
蓬の香りがそちらまで届きましたか?
子供のころに、この時期になると祖母(富山県砺波出身でした)から蓬を取ってくるように頼まれてよく取りに行きました。
そのころの記憶がよみがえるのか「ヨモギ団子」作りがこの時期の恒例になりました。

おっしゃる通り自然のものは微妙にそれぞれの持ち場を分け合って生きていますね。
何か心に響くものがあります。
fumiel-shima
行雲さん、こんにちは。

蓬の香りが埼玉まで伝わってくるようです。

手入れされた花や木々にもそれなりに美しさも良さも感じますがやはり自然に生え、自然に生きる花たちや木の姿には胸に響くものがありますね。
megii123
kenちゃん、こんにちは。
いやー、少し褒めすぎですね。
年甲斐もなく顔が赤らみます。

愛妻と共に浅間山連峰を見て、小椋佳を聴いて、もちろんワイン片手に(大笑い)これも優雅な生活ですね。
knsw0805
行雲さん、おはようございます。
いやあ、素晴らしい、文章にも行間にも「自然の豊かさ」「心の豊かさ」が表れていて感動します。私は毎日嫁さんの世話で身をやつしていますが、浅間山連峰を見て、小椋佳を聴いて、そうした平凡さの中にお互いの幸せを感じています。それにしても引退すれば「こうありたい」と思う生活そのものが行雲さんにはあります。それが行雲さんの素敵さです。
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