平成5年(1993)は、稲の大凶作(作況指数は80)だった。
タイから緊急輸入された米との抱き合わせ販売が行われた。
ところがこのタイ米を「まずい」と言って捨てる消費者が続出。
確かに「まずかった」。普段食べなれていないからだろうと思うが。
近くの雑木林では「イタヤカエデ」の花が開き始めた。
食料の自給率アップが何年も叫ばれているが、年々じりじり下がるばかりだ。
要するに真剣に上げる努力をしていないからだ。
米などは、作りすぎるなと生産抑制をしているし、
その一方で海外から毎年77万トンを輸入している。
それとカネを出せば世界から輸入できると考えているのだろう。
しかしロシアのウクライナ侵攻でそんな神話も崩れつつある。
家庭菜園のギョウジャニンニクはまずまずの出来だ。
消費期限と賞味期限というのがあるが、何かおかしい。
一体誰のためにこのような仕組みを作ったのか?
まだ十分食べられるのに大量廃棄がなされている。
北九州市が「残しま宣言」を出して食品ロス削減の運動をしている。
いい取り組みだと思う。
エゾエンゴサクが咲き始めた。
落葉を突き破って芽を出し花を咲かせる。なんというエネルギーだろう。
落葉が湿っているうちはさすがに無理で、落ち葉が乾き始めるころまで待っている。