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中世への憧れ

teacupから引っ越してきました。

古河というと少し悲しい

2009-09-22 05:14:00 | 感傷
実は、古河市に行くと、特に駅前は、悲しい気分になる。

大学生時代、また就職してからも暫くは、帰省するときは古河に来て、迎えに来てくれた父のボロ車(ライトバン)で実家に帰ることが多かった。

それで古河駅前に立つと、にこやかに立って待っている亡父の姿が目に浮かんでしまう。

もう、時間はさかのぼれず、故郷も次第に変わっていく。
子供の頃からある建物は少なくなり、あったとしても廃屋になってたりする。
仕方がないと思いつつ、その空間に子供時代を探している。

夏休み日記 (8/14)

2009-08-15 12:00:00 | 感傷
今日は、私の嫁と2人の子供たちが、実家にやってくる。1日で嫁の実家と、私の実家を巡る。彼らが私の実家にいたのは正味2時間であった。

本当はたっぷりと田舎を満喫させてやりたいのだが、諸事情があってそれができない。
祖母と孫の関係を築くため、来年は何とか一泊できるよう環境を整備したい。

嫁と子供たちは近くの常総線の駅まで、私が車で送った。一両編成の軌道車や自動改札ではなく人が改札するを見るのは初めてだったらしく、子供たちが驚いていたのが可笑しかった。

隣のホームに渡るのも、陸橋ではなく、レールを横断するのも新鮮だったようだ。(江ノ電で経験しているはずだが。) 私はホーム横の柵によりかかって見送っていたが、そうやって父に送られた自分を思い出して、感傷的になる。

前述の千妙寺は、近所に知り合いの新盆(亡くなってから最初に迎えるお盆)に夕方行った時、近かったので、少し散策したもの。

【注記】この日記も8/17に記載して、日時を変更したもの。

誕生日の知らせ

2009-07-29 04:30:00 | 感傷
昨日、7月28日は昨年亡くなった父の誕生日であった。

全く忘れていたのだが、携帯のアドレス帳に誕生日を入れておくと、画面に表示が出てくる。それで、思い出した。今生きていれば、79歳。亡くなった時は77歳だった。

死期が近づいてきた時も、「自分が死んだら」という話は一言もなく、最後まで再起を信じていたのかもしれない。あるいは、癌が脳にも転移してきており、そういう判断もできなかったのかもしれない。

私が幼いころから、何くれと構ってもらい、あちこち旅行も連れて行ってもらった。
制限も色々受けたが、感謝している。
そして、私が精神的に不安定な時期を脱っし、家庭を持った壮年期まで生きていてくれたことには、本当に何よりも感謝している。

今日は、七夕ですね。

2009-07-07 05:06:00 | 感傷
私が子供のころは、笹を近くの川から取ってきて、短冊を付けたり飾りました。そして、七夕が過ぎると笹を川に流す。

父と妹と七夕飾りを流しに行き、橋の上から、梅雨で水かさの増した豪流に投げ入れたのをイメージとしてはっきり覚えています。

今は集合住宅に住んでいるせいもあり、また都市化が進んでいるのもあって、七夕の行事をわざわざやっていません。子供たちへの経験として申し訳ない気分です。私も嫁もそういう日本の行事には結構どっぷりとつかって育ったのに、廃れさせてしまっている。

子供たちが大人になって、ファミコンゲームの思い出しか無かったら、それは悲しいことだ。