goo blog サービス終了のお知らせ 

中世への憧れ

teacupから引っ越してきました。

ミャンマー諸部族

2020-08-08 12:35:00 | 東洋史
NHKの「行くぞ!最果て!秘境×鉄道「ミャンマー編」」(音尾琢磨がレポーター)を見た。8/2に録画したもの。
予想以上に面白かった。マダガスカル編もとても面白かったが、当分いけない地域である。
少数民族の、パオ族、タウンヨー族、カヤン族などが暮らしている。

仏教に帰依して、人柄も良さそうな人々であった。英国植民地時代の鉄道建設ののためにインド系の人々を連れてきて、その子孫が残っているというのも興味深かった。視聴したのは2回目であった。

終わってから、パオ族やタウンヨー族について、インターネットで調べているうちに、少数民族の言語について書いてある報告書とかが目について、興味を惹いた。
東南アジアの少数民族やその言語に興味を持つなんて、気まぐれでしかないが、最近ベトナムの人と仕事の会話をしていることなどが東南アジアの民族構成とかに、少し関心を向けた理由であろう。

企画展 高句麗壁画古墳報道写真展

2012-11-27 23:37:00 | 東洋史


展示名:企画展 高句麗壁画古墳報道写真展
場 所:日本新聞博物館
会 期:10月06日~12月16日
入館料:500円
図 録:1000円(買ってはいない。) 
音声ガイド:なし
私が見学した日:2012年11月23日(金)

感想:
パネル展示だけなので、ちょっと入館料が高いかなあといった感じ。新聞の歴史といった常設展を見ないと元が取れないかなあ。高句麗壁画古墳、世界遺産なのに大したことがないように思えてしまうのは、漆喰が剥がれて、壁画の色合いが薄れてしまっているからなんでしょうかね。日本の高松塚とかのほうが、色が失われず、美しいような。

特別展 中国王朝の至宝

2012-11-04 06:18:00 | 東洋史
展示名:特別展 中国王朝の至宝  
場 所:東京国立博物館
会 期:2012年10月10日(水)~12月24日(月・休)
入館料:1500円(大人一般)→出雲展・常設展にも入れる。
図 録:2300円 (私は購入していない)
音声ガイド:500円
私が見学した日:2012年11月02日(金)

感想:
殷の青銅器の精巧さ技術の高さは認識していたが、古代中国文明は黄河流域だけでなく、長江や四川省などにもあったというのは驚きである。黄河流域の「夏」や、古代「蜀」の文明に驚かされる。

また、戦国時代の「楚」の文明の独自性も注目に値するかと。

どうも、自分としては、ここ百年の中国を見て「遅れた国」「国民のことを考えていない国」という印象をもちつつも、日本の製造業が中国に負けつつあるのを見て、快く思っていなかったが、古代においては世界が追随できないくらい進んだ国であり、統一国家としてまとまった時の力量は凄いものであると思い直した。

第一章 王朝の曙 蜀vs夏・殷
第二章 群雄の輝き 楚vs斉・魯
第三章 初めての統一王朝 秦vs漢
第四章 南北の拮抗 北朝vs南朝


ウクライナの至宝展 スキタイ黄金美術の煌めき

2012-04-30 11:33:00 | 東洋史


場所:山梨県立博物館
会期:3月17日(土)~5月7日(月)
入館料:一般1000円/高校・大学生500円/小中学生260円
    常設展共通券:一般1240円/高校・大学生580円/小中学生290円
音声ガイド:500円(借りた。内容は、それほど大したことはない。)
図録:2200円(予算がなく、購入しなかった。)
アクセス情報:石和駅から徒歩30分ほど、タクシーは1200円位。

(1)内容等
 1.キンメリオイ時代(紀元前9~7世紀初)
   展示物は多くなく2つくらい。しかしこの時代の遊牧民は興味深い。
 2.スキタイ時代(紀元前7~3世紀)
   ここは充実している。古墳から出土した黄金製品。
 3.サルマタイ時代(紀元前2世紀~紀元後4世紀)
 4.黒海北岸のギリシア系都市国家
   ギリシャ風の陶器とか、これはこれで興味深い。
 5.中世の遊牧民(4~14世紀)
 6.スラブとキエフ=ルーシ(4~14世紀)
 7.ウクライナの装飾美術(16~19世紀)

(2)感想
古墳から出たという黄金や青銅器製の遺物が何とも素晴らしかった。(だって、日本だったら縄文時代頃ですよ。日本が土器やいてた頃に、精巧な金属製品を作っているんですから)紀元前のものとはとても思えない精巧さである。

ただ紀元前9世紀から紀元19世紀までのウクライナの遊牧民をテーマにしているようで、範囲が広く、解説が物足りない気がする。