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中世への憧れ

teacupから引っ越してきました。

返そうと思っている本

2023-04-08 11:57:57 | 読書

2023年4月8日のこと

今日は、会社を退職した先輩2人と会う。その前に、期日前投票をして、今日明日中に返したい本を確認する。

認知症 家族を救う対策集 主婦の友社
インディアナ、インディアナ レアードハント 柴田元幸訳 朝日新聞社
英文創作教室 レアードハント著 柴田元幸 編訳 研究社
パンジー ビオラ 250種 成美堂出版
認知症介護後悔しないための54の心得 工藤広伸 廣済堂出版
装飾古墳紀行 玉利勲著 新潮選書
はじめての庭木手入れ 剪定のコツ 日本造園組合連合会 家の光協会
自然な姿を楽しむ 庭木の剪定 平井孝幸 講談社

 

 

 


六番目の小夜子を見ていた。2021年8月2日~8月8日

2021-08-09 16:29:00 | 読書
この週は、在宅勤務は少なく、殆ど出社した。
それでも、色々不安やストレスで気分が悪くなるのを、在宅の時に回復させたり、帰省して来た次男が8/4までいたので、次男と時々進路や生き方について話せて有意義であった。

色々な不安を語っていて、ブログを読んでいる方には自分勝手に思われそうですが、

NHKプラスで一挙放送があったので、夜更かしして見てしまった。全12話で、日頃寝不足にしていて不調を訴えている割には、好きなこと、面白いことには時間を費やして仕舞う。

恩田陸の作品で、「ファンタジー」というけど、「ミステリー」のような気がする。前に一部は見たことがあったが全部見たのは初めて。3年毎に現れる小夜子という少女の話。ストーリーの面白さもあることながら、よくよく見ると、子役の人たちが、今大人になっても活躍している人が多い。

栗山千明、山田孝之、鈴木杏、山崎育三郎、松本まりか。この当時、栗山千明は有名だったかもしれないが、ほかの子供達は無名だったのではと思って仕舞う。今はゴッツイ山田孝之が可愛らしく秀才を演じていたのに気がついて、驚いた。鈴木杏も可愛らしい女の子だが、最近知った女優さんであるし・・・

興味が出て、ネットで調べているうちに、去年朝の連続テレビ小説「エール」で知った山崎育三郎がいたりして、すごいキャストだったんだなあと思った。才能のある子役を集めたら、後々花開いたということなのだろうけど。

作家恩田陸にも興味を持った。青森県生まれ、宮城県育ち、高校は茨城の水戸一高であり、私と年齢は3歳下ということで、重なるものがある。その後早稲田大学であるけれども。

物語を作るということは、大変なことであると思う。以前横浜市大の講座で、若い作家の方がのお話を聞いてそう思ったが、六番目の小夜子も良くできていると思った。色々な事件が起きたのは実は3人小夜子がいたことになる。ミステリータッチの話の中に、この小夜子伝説が何のために作られ、生徒たちの成長に関わっているかということに、驚きを隠せなかった。

多感な十代の感性も良く描かれており、ドラマというか物語の創作の巧みさに感じ入った。

路上観察学入門 読了

2015-06-25 03:22:00 | 読書
路上観察学入門
ちくま文庫 赤瀬川原平、藤森照信、南伸坊編
を読み終える。

思えば、不思議な世界に引き込まれたものだと思いながら、元々好きだったのを師匠のKHさんに見抜かれたような気もしまして、まずは基礎知識として読んでみました。


マニアックというか、何か変な下心があるわけではなくて、変人扱いされても、好きだからやっているんだなあというのが良く分かります。

「ため波」と「うけ波」に、さらされることを軽く戒めています。 「~のため」とか、「うけを狙って」という発想です。

杉浦日向子さんは、どうやって江戸の路上が観察できたのか(馬つなぎとか、路上の足跡とか)不思議です。

一木努さんは、茨城県下館市の出身で、同郷の人。建物の破片コレクターとは、凄い。

荒俣宏さんの博物学と同一視した文章も魅力的だ。

絶対ハマるな。ハマったら、暇だと思われてしまうのではと思いつつ、人の目など気にしていられない。


備忘録

2014-12-04 02:46:00 | 読書
最近、本も読めていないが、
ちょっと気になったので

(1)紫苑物語  石川淳
K君のお勧め。美文であるという。

(2)東京の自然史 講談社学術文庫 貝塚爽平
石神井川の扇状地を考えるのに

(3)高野山 岩波新書 松長有慶
最近出た本。H氏お勧め

「天皇と戦争と歴史家」を読み終える。

2014-10-19 06:20:00 | 読書
「天皇と戦争と歴史家」という今谷明さんの本を読み終えた.

題名が、右翼っぽい本であるが、平泉澄という歴史家が、本来持っていた実証主義的な研究と、後から神秘主義的な皇国史観を露わ(あらわ)にするところが一つの読みどころ。

その後の、唯物史観的な研究者や、それも超越したような網野善彦の登場とか。面白いと思うけど、ちょっとマニアックかな。