Sさんが、特に第三段が好きだという
万(よろず)にいみじくとも、色好まざる男は、いとさうざうしく、玉のさかづきの当(そこ)なき心地ぞすべき。露霜(つゆしも)にしほたれて、所定めずまどひ歩き、親の諫め、世の謗り(そしり)をつつむに心の暇なく、あふさきるさまに思ひ乱れ、さるは、独り寝がちに、まどろむ夜なきこそをかしけれ。
さりとて、ひたすらにたはれたる方にはあらで、女にたやすからず思われんこそ、あらまほしかるべきわざなれ。
→女性好き(あるいは恋愛)を推奨しているのだろうか。
↓現代語訳は
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/japan/tsuredure002.html
万(よろず)にいみじくとも、色好まざる男は、いとさうざうしく、玉のさかづきの当(そこ)なき心地ぞすべき。露霜(つゆしも)にしほたれて、所定めずまどひ歩き、親の諫め、世の謗り(そしり)をつつむに心の暇なく、あふさきるさまに思ひ乱れ、さるは、独り寝がちに、まどろむ夜なきこそをかしけれ。
さりとて、ひたすらにたはれたる方にはあらで、女にたやすからず思われんこそ、あらまほしかるべきわざなれ。
→女性好き(あるいは恋愛)を推奨しているのだろうか。
↓現代語訳は
http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/japan/tsuredure002.html