大学ゼミ

23日（水）は、大妻女子大学・松本先生のゼミの第2回が“すくらんぶるーむ”で行われました。
“すくらんぶるーむ”の場所が分かりにくく、今回も少し迷った学生さんがいたようです。

さて、前回の多摩ニュータウンや諏訪・永山地域の概論に続いて、“地域の人たちの姿や暮らし”を知る上で、地域活動を実践されている方のお話をうかがうというものでした。
講師は、NPO福祉亭理事の寺田美恵子さん。テレビ放映されたDVDを拝見した後、福祉亭の立ち上げからこれまでの取り組みや福祉亭に集う高齢者の方々の生活や思いをうかがいました。


また、寺田さんのお話の前に、たま・まちせんから地域活動の概要と諏訪・永山地域初期入居の頃の様子、さらにそこから始まった多摩ニュータウンの地域活動の原点とでも言うべき「なかよし文庫」活動等の話題を提供したことから、当時の活動を担っていた団塊の世代の上の世代（60年安保世代）、そして次を行く団塊の世代（70年安保世代）の話題も飛び出しましたが、平成直前生まれの学生さんたちには、「ア・ン・ポ」（安保）の話題はもう少し時間をかけてお話する機会があるといいなぁ、と思います。

最後は、「色々な経験をし、人との出会いを大切にして充実した学生生活を送って」という寺田さんからのエールで終了となりました。
寺田さんからの感想
ウーマンリブも、アンポも「死語」になって、学生のみなさんに吹いている「現在の風」って何なんでしょうか。それを知らずに「地域」を語るのは、大海原を吹き渡る風のようでムボウだったかもしれませんね。


【“すくらんぶるーむ”についてのお問合せ】　
NPO法人 多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議
　多摩市諏訪5-6-3-102　MAP
　 Eメール：info@machisen.net
　 TEL 042-337-5609　　FAX 042-337-5599
　＊“すくらんぶるーむ”の4月の予定