おっさんは 小学生の頃に将棋の指し方を覚え 中学生に頃に やはり将棋の好きな
友達と将棋をよく指すようになった
誰に教わるでもなく その面白さにひかれ 自然と新聞などを見てその戦術とか戦法などを覚えたのである
しかし いつも相手がいる訳でもなく 今の様に情報に満ち溢れている時代ではなかったので
ただの遊び以外の何物でもなかった・・・
それが 飛躍的に次の段階に進んだのは 町に将棋ホールという 日本将棋会館の
下部組織があったことによる
後の この町の市長になるお方が 私財を投じて この将棋の為の会館をつくったのである
幸いなことに この会館は無料で出入り自由であったのも子供には幸運であった
いつの頃からか おっさんと友達はここへ通う事となった・・・
そこには いつも師範代代わりの 老人の管理人がいた
今は当然この世にいないが 手の早見えする 振り飛車の特異な 気のいい爺さんであった
おっさんは 学校帰りにいつもここへ寄り この爺さんと将棋を指した
爺さんは当然強くて 全然勝てなかったのであるが
こちらも若かったので進歩も早く 次第に勝てるようになり 最後は立場が逆転した・・・
同じ様にここへ通って来ていた年上の先輩も数人いて その人たちともよく指した
その頃に 将棋世界とか 近代将棋とか言った月刊誌を買って読んだものである
将棋の単行本も たくさん買った
大山 升田の勝局集とか 加藤一二三の 振り飛車破り というハウツー本であるとか
わざわざ旭川まで行って買ったこともある(自転車でね)半日かけてね・・・
新聞棋戦もみた しかし 将棋の何たるかをわかるようになったのは
残念ながら もっとずっと後のことである。
その時に そういうことが分っていたならば 今と違うことになっていたのかもしれない・・・
1年間くらいであろうか そこへ通ったのは・・・
高校生になり その年の終わりの頃には もうそこへは通わなくなっていたのである・・・
新年の将棋大会で 優勝したこともあったな でも 先の見えない遊びであったので
次第に足が遠のいていった・・・
ちゃんとした指導者も居なく 田舎の街では仕方がない事であったのだ
しかし その後も 指すことはなかったのであるが おっさんの横には何時も将棋の世界があった
好きだったんだよね あの世界が 面白いしね・・・
大学を卒業して 就職して 最初の初任給で買ったのも 厚さが6寸の 新榧の 将棋盤であった
駒は ツゲの彫りゴマをもっていた(お年玉をためて中学生の時に買ったもので 3000円くらいだった)
ので 駒台とセットで揃えたのである これは今も家にある
余談ですが
札幌の北16条西2位のあたりに 津村娯楽堂という 将棋盤と駒の専門店がある
おっさんは一度そこへ行って駒を見せて頂いたことがあるが
それはそれは 素晴らしいもので 手彫りの漆で盛上げた駒が木目も出ていて 素晴らしかったな
玉将の下に 竹風 と名前が彫ってあったな
当時で10万円位だったのだが 欲しかったな・・・
流石に止めたけどね
でも 今なら オークションで 盛上げの良い駒や本榧の盤が安く買えるんだよね・・・
使わないので買わんけどね
で さっきの将棋盤ですが
もう使ってはいない・・・というか 買ってからほとんど使ってはいないのだが
いつしか 将棋の事は 仕事に追われておっさんの日常からは消えていた・・・
そんな頃に 羽生善治が登場したのである そして同時期の7冠制覇ということで
テレビで話題になったのである・・・
その辺りから また将棋を見るようになってきたのである
すると 以前は気がつかなかったことが見えてきた
前置きが長くなったが ここから本題に入ります
将棋の強さは何処から生まれるのか?
こんな事を考えてみる
そのために 次のことを検証して行く
1 プロ棋士の強さについて
2 手を読むということ そのメカニズム
3 将棋の読みにおける コンピューター と 人との 違いは?
4 能力的に 人はコンピューターに勝てないものがある
5 100手先に見えるもの その解像度
6 大局観とは
7 序盤 中盤 終盤 その違いとその意味
8 将棋に勝つためには
9 詰将棋パラダイス アプリ
10 勝負とは 強い人の理由
適当に思いつくことを並べたのであるが
それらの持つ内容は 深いものがあり ここに将棋が強くなるための鍵がある
次回より それぞれを掘り下げて行きたい
それでは また
友達と将棋をよく指すようになった
誰に教わるでもなく その面白さにひかれ 自然と新聞などを見てその戦術とか戦法などを覚えたのである
しかし いつも相手がいる訳でもなく 今の様に情報に満ち溢れている時代ではなかったので
ただの遊び以外の何物でもなかった・・・
それが 飛躍的に次の段階に進んだのは 町に将棋ホールという 日本将棋会館の
下部組織があったことによる
後の この町の市長になるお方が 私財を投じて この将棋の為の会館をつくったのである
幸いなことに この会館は無料で出入り自由であったのも子供には幸運であった
いつの頃からか おっさんと友達はここへ通う事となった・・・
そこには いつも師範代代わりの 老人の管理人がいた
今は当然この世にいないが 手の早見えする 振り飛車の特異な 気のいい爺さんであった
おっさんは 学校帰りにいつもここへ寄り この爺さんと将棋を指した
爺さんは当然強くて 全然勝てなかったのであるが
こちらも若かったので進歩も早く 次第に勝てるようになり 最後は立場が逆転した・・・
同じ様にここへ通って来ていた年上の先輩も数人いて その人たちともよく指した
その頃に 将棋世界とか 近代将棋とか言った月刊誌を買って読んだものである
将棋の単行本も たくさん買った
大山 升田の勝局集とか 加藤一二三の 振り飛車破り というハウツー本であるとか
わざわざ旭川まで行って買ったこともある(自転車でね)半日かけてね・・・
新聞棋戦もみた しかし 将棋の何たるかをわかるようになったのは
残念ながら もっとずっと後のことである。
その時に そういうことが分っていたならば 今と違うことになっていたのかもしれない・・・
1年間くらいであろうか そこへ通ったのは・・・
高校生になり その年の終わりの頃には もうそこへは通わなくなっていたのである・・・
新年の将棋大会で 優勝したこともあったな でも 先の見えない遊びであったので
次第に足が遠のいていった・・・
ちゃんとした指導者も居なく 田舎の街では仕方がない事であったのだ
しかし その後も 指すことはなかったのであるが おっさんの横には何時も将棋の世界があった
好きだったんだよね あの世界が 面白いしね・・・
大学を卒業して 就職して 最初の初任給で買ったのも 厚さが6寸の 新榧の 将棋盤であった
駒は ツゲの彫りゴマをもっていた(お年玉をためて中学生の時に買ったもので 3000円くらいだった)
ので 駒台とセットで揃えたのである これは今も家にある
余談ですが
札幌の北16条西2位のあたりに 津村娯楽堂という 将棋盤と駒の専門店がある
おっさんは一度そこへ行って駒を見せて頂いたことがあるが
それはそれは 素晴らしいもので 手彫りの漆で盛上げた駒が木目も出ていて 素晴らしかったな
玉将の下に 竹風 と名前が彫ってあったな
当時で10万円位だったのだが 欲しかったな・・・
流石に止めたけどね
でも 今なら オークションで 盛上げの良い駒や本榧の盤が安く買えるんだよね・・・
使わないので買わんけどね
で さっきの将棋盤ですが
もう使ってはいない・・・というか 買ってからほとんど使ってはいないのだが
いつしか 将棋の事は 仕事に追われておっさんの日常からは消えていた・・・
そんな頃に 羽生善治が登場したのである そして同時期の7冠制覇ということで
テレビで話題になったのである・・・
その辺りから また将棋を見るようになってきたのである
すると 以前は気がつかなかったことが見えてきた
前置きが長くなったが ここから本題に入ります
将棋の強さは何処から生まれるのか?
こんな事を考えてみる
そのために 次のことを検証して行く
1 プロ棋士の強さについて
2 手を読むということ そのメカニズム
3 将棋の読みにおける コンピューター と 人との 違いは?
4 能力的に 人はコンピューターに勝てないものがある
5 100手先に見えるもの その解像度
6 大局観とは
7 序盤 中盤 終盤 その違いとその意味
8 将棋に勝つためには
9 詰将棋パラダイス アプリ
10 勝負とは 強い人の理由
適当に思いつくことを並べたのであるが
それらの持つ内容は 深いものがあり ここに将棋が強くなるための鍵がある
次回より それぞれを掘り下げて行きたい
それでは また
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