2020年 1月
今回は Peterson - De Luxe Navy Rolls
こちらのブレンドが 去年より続けて来た コインカットシリーズの取り敢えずの最後
ということになります。
ダンヒルから ピーターソンに ブランド名が変わって 初めての発売ということになります。
レシピも同じで 製造元もオーリックですから
マレー社から オーリックに製造元がダンヒルの時代に変わってからの 同じもの ということに
なりますが実際の味は 喫ってみなくては分からない所になります・・・。
しかし この私 ダンヒル時代の このブレンドは 喫ったことがありませんので
比較の仕様がありませんが
そこは他のこのシリーズのブレンドとの比較をしながら 味の方を考えてみたいと思う次第です。
缶の裏側を見ると
この様に書いてあるのですが
バーコードの右横に 190809 1623 の数字が印刷されていますが
他のこの度購入した Peterson のタバコにも 1907-、1908-、1907- というように
印刷されており その他の番号は微妙に違っていることより
この頭の 4桁の部分が 日付になるのだと思われます
このタバコの場合は 2019年の 8月 の製造になるのだと思います。
このタバコの発売が一番遅れましたし 同じ月の NightCapも一旦は品切れを起こしたので
その他のブレンドが 一斉発売だったことも考えると 辻褄が合いそうです。
さて ふたを開けると
このように Escude とほとんど同じような 綺麗なコインカットが出て来ます
色はこちらのほうが少し濃い目だと思うのですが 手済みということで茎の白い部分が
少ないようにも見えます。
実に整然と詰められた大き目の
形の整ったコインカットになります。
それもそのはずです 製造元は 同じ オーリックの工場なのですから。
そのうちの1枚を抜き出して
雑に解してから
中位のパイプに詰めるのですが 1枚が丁度1回分 と言ってもいい位の量になります
少々少なめですが それくらいでちょうど良いのかもしれません
多少湿り気があるようですが 5分位乾燥させると良いかもしれません
解し方は 雑にする場合と 少し細かくする場合とでは
前回の カーリィカット のところで述べたように バージニアと ペリクの味わいに
少し違いがやはり出てくるのですが
バージニアのこってりとした甘さを望むのなら まめに細かく
ペリクの醍醐味を味わいたいのなら 雑に詰めた方が 良いかと思いますが
その辺は 各人のお好みでよろしいかと思います。
葉組は
Perique, Virginia となっていて
エスクードと 全く同じですが
味わいは少し違いがあります
それに関して 説明の方を見ると
このブレンドは
using hand-stripped Virginia tobaccos from Brazil and Africa, married with perique from Louisiana.
エスクードの方は
A combination of full bodied Virginia from North Carolina and Virginia blended with Perique from Louisiana
この様に書かれていて
バージニアに違いがあるようです
このタバコのバージニアは ブラジルとアフリカということのようで 手摘みだそうです
エスクードの方は
ノースキャロライナとバージニアのバージニアを使っているみたい(紛らわしいな・・・)
なので両者のバージニアは異なるようです。
それと どちらも ルイジアナの ペリクを使っているといつことですが
量の問題もあるし ペリクそのものの違いがあるように思いました・・・。
さて そんなで 感想になります
このタバコの値段は 16.95㌦
エスクードが 13.59㌦ Three Nunsが 15.65㌦ となっています
(最近 エスクードは値上がりしました・・・)
最近のタバコ界は値上がりが著しいのですが
あの C&D 、GLP でさえも値上がりしたばかりですね
それはさておいて
このブレンドがこの中で一番お高いのですが その理由も分かる気がします
その一番の理由は ズバリ ペリクが違うと思いました。
このブレンドで使用しているペリクは セントジェームズ葉を使った真正のペリクだと
思います。
そこがこのタバコの値段の高い原因だと思うのですね
バージニアの甘さ旨さは エスクードによく似ています しかし どちらかと言えば
こちらの方が味が濃く感じますし ニコチンも強く感じます
エスクードの場合は もっとフルーティで 旨みを含んだやさしい甘さがあるように
感じます。
しかし その辺りの味わいは似ているのですが 一番の違いは ペリクになります
このブレンドのペリクは 素晴らしいと思います
とても良く醗酵した 酸味とすっぱみが このブレンドのバージニアを包み込みます
ダークフルーツ と言いますが レイズン プラム イチジク なんかの味わい
ともいいますが 酸っぱさを含んだやさしい味がバージニアを後押しします
ペリクの ペッパリィで少しスパイシーな所もほどほどで 心地よい余韻を与えます
点火をしてから バージニアの少しコクのある 旨みを含んだ少しエッジのある甘さ
がすぐにこのペリクに包み込まれ 深い味わいがやって来ますね・・・
この味わいは 最後のほうまで続いて行くのですが
時にヘイのテイストが 時にペリクの強い酸味が 味の強弱を演出します
味は濃く ニコチンもやや強めですから 静かに喫ってやるのがいいのかと思いますが
最後まで間延びすることなく 喫煙は続いて行きます
満足感が半端ないブレンドかと思います
このブレンドは 実に美味いタバコではないのでしょうか。
実に美味いペリクとも言えます。
やや味が濃く ニコチンが強めなので 喫いやすいのは エスクードの方ですが
それ以上に味が印象的であり 美味いタバコかもしれません
ただし 常喫というなら エスクードの方かと思います
やんわりとしていながら 旨みをたっぷり含んだ バージニアの甘さを
ペリクの酸味とともに味わいたいのであれば エスクード
バージニアのコクのある甘さと旨み そして 美味いペリクの酸味を味わいたいならば
当タバコ ということになります。
これに Three Nuns 、 Flake Medallions を加えた コインカットは
いずれも群を抜いて美味く どれをとっても飽きさせることはありません。
エスクードと DLNR は バージニアの味わいこそ似ていますが
また別のブレンドという認識になります
ケースバイケースで その日の気分によって どれを吸っても満足のゆくブレンドかと
思う次第です。
このブレンドは 実に美味いペリクとバージニアがコラボした素晴らしいブレンドかと
思いましたね。
オーリック 良いタバコを作りますね新鮮な驚きです。
前回の カーリィカットの 見てくれの違いをあげておきます
左から
Peter Heinrichs - Curly Special
HU Tobacco - Director's Cut
Savinelli - Doblone d'Oro
同じものが
一番手前
左側
右側
となります
左が Director's Cut
右のが Doblone d'Oro となります
ケンタッキーによる色の濃さの違いがあります
次回はまとめをやりたいと思います
それでは また
今回は Peterson - De Luxe Navy Rolls
こちらのブレンドが 去年より続けて来た コインカットシリーズの取り敢えずの最後
ということになります。
ダンヒルから ピーターソンに ブランド名が変わって 初めての発売ということになります。
レシピも同じで 製造元もオーリックですから
マレー社から オーリックに製造元がダンヒルの時代に変わってからの 同じもの ということに
なりますが実際の味は 喫ってみなくては分からない所になります・・・。
しかし この私 ダンヒル時代の このブレンドは 喫ったことがありませんので
比較の仕様がありませんが
そこは他のこのシリーズのブレンドとの比較をしながら 味の方を考えてみたいと思う次第です。
缶の裏側を見ると
この様に書いてあるのですが
バーコードの右横に 190809 1623 の数字が印刷されていますが
他のこの度購入した Peterson のタバコにも 1907-、1908-、1907- というように
印刷されており その他の番号は微妙に違っていることより
この頭の 4桁の部分が 日付になるのだと思われます
このタバコの場合は 2019年の 8月 の製造になるのだと思います。
このタバコの発売が一番遅れましたし 同じ月の NightCapも一旦は品切れを起こしたので
その他のブレンドが 一斉発売だったことも考えると 辻褄が合いそうです。
さて ふたを開けると
このように Escude とほとんど同じような 綺麗なコインカットが出て来ます
色はこちらのほうが少し濃い目だと思うのですが 手済みということで茎の白い部分が
少ないようにも見えます。
実に整然と詰められた大き目の
形の整ったコインカットになります。
それもそのはずです 製造元は 同じ オーリックの工場なのですから。
そのうちの1枚を抜き出して
雑に解してから
中位のパイプに詰めるのですが 1枚が丁度1回分 と言ってもいい位の量になります
少々少なめですが それくらいでちょうど良いのかもしれません
多少湿り気があるようですが 5分位乾燥させると良いかもしれません
解し方は 雑にする場合と 少し細かくする場合とでは
前回の カーリィカット のところで述べたように バージニアと ペリクの味わいに
少し違いがやはり出てくるのですが
バージニアのこってりとした甘さを望むのなら まめに細かく
ペリクの醍醐味を味わいたいのなら 雑に詰めた方が 良いかと思いますが
その辺は 各人のお好みでよろしいかと思います。
葉組は
Perique, Virginia となっていて
エスクードと 全く同じですが
味わいは少し違いがあります
それに関して 説明の方を見ると
このブレンドは
using hand-stripped Virginia tobaccos from Brazil and Africa, married with perique from Louisiana.
エスクードの方は
A combination of full bodied Virginia from North Carolina and Virginia blended with Perique from Louisiana
この様に書かれていて
バージニアに違いがあるようです
このタバコのバージニアは ブラジルとアフリカということのようで 手摘みだそうです
エスクードの方は
ノースキャロライナとバージニアのバージニアを使っているみたい(紛らわしいな・・・)
なので両者のバージニアは異なるようです。
それと どちらも ルイジアナの ペリクを使っているといつことですが
量の問題もあるし ペリクそのものの違いがあるように思いました・・・。
さて そんなで 感想になります
このタバコの値段は 16.95㌦
エスクードが 13.59㌦ Three Nunsが 15.65㌦ となっています
(最近 エスクードは値上がりしました・・・)
最近のタバコ界は値上がりが著しいのですが
あの C&D 、GLP でさえも値上がりしたばかりですね
それはさておいて
このブレンドがこの中で一番お高いのですが その理由も分かる気がします
その一番の理由は ズバリ ペリクが違うと思いました。
このブレンドで使用しているペリクは セントジェームズ葉を使った真正のペリクだと
思います。
そこがこのタバコの値段の高い原因だと思うのですね
バージニアの甘さ旨さは エスクードによく似ています しかし どちらかと言えば
こちらの方が味が濃く感じますし ニコチンも強く感じます
エスクードの場合は もっとフルーティで 旨みを含んだやさしい甘さがあるように
感じます。
しかし その辺りの味わいは似ているのですが 一番の違いは ペリクになります
このブレンドのペリクは 素晴らしいと思います
とても良く醗酵した 酸味とすっぱみが このブレンドのバージニアを包み込みます
ダークフルーツ と言いますが レイズン プラム イチジク なんかの味わい
ともいいますが 酸っぱさを含んだやさしい味がバージニアを後押しします
ペリクの ペッパリィで少しスパイシーな所もほどほどで 心地よい余韻を与えます
点火をしてから バージニアの少しコクのある 旨みを含んだ少しエッジのある甘さ
がすぐにこのペリクに包み込まれ 深い味わいがやって来ますね・・・
この味わいは 最後のほうまで続いて行くのですが
時にヘイのテイストが 時にペリクの強い酸味が 味の強弱を演出します
味は濃く ニコチンもやや強めですから 静かに喫ってやるのがいいのかと思いますが
最後まで間延びすることなく 喫煙は続いて行きます
満足感が半端ないブレンドかと思います
このブレンドは 実に美味いタバコではないのでしょうか。
実に美味いペリクとも言えます。
やや味が濃く ニコチンが強めなので 喫いやすいのは エスクードの方ですが
それ以上に味が印象的であり 美味いタバコかもしれません
ただし 常喫というなら エスクードの方かと思います
やんわりとしていながら 旨みをたっぷり含んだ バージニアの甘さを
ペリクの酸味とともに味わいたいのであれば エスクード
バージニアのコクのある甘さと旨み そして 美味いペリクの酸味を味わいたいならば
当タバコ ということになります。
これに Three Nuns 、 Flake Medallions を加えた コインカットは
いずれも群を抜いて美味く どれをとっても飽きさせることはありません。
エスクードと DLNR は バージニアの味わいこそ似ていますが
また別のブレンドという認識になります
ケースバイケースで その日の気分によって どれを吸っても満足のゆくブレンドかと
思う次第です。
このブレンドは 実に美味いペリクとバージニアがコラボした素晴らしいブレンドかと
思いましたね。
オーリック 良いタバコを作りますね新鮮な驚きです。
前回の カーリィカットの 見てくれの違いをあげておきます
左から
Peter Heinrichs - Curly Special
HU Tobacco - Director's Cut
Savinelli - Doblone d'Oro
同じものが
一番手前
左側
右側
となります
左が Director's Cut
右のが Doblone d'Oro となります
ケンタッキーによる色の濃さの違いがあります
次回はまとめをやりたいと思います
それでは また
セントジェームスフレークも大好きですけれど、これも相当うまいタバコですよね
他のピーターソンシリーズも気になりますが、ロイヤルヨットとエリザべシアンミクスチャーと比べてどうでしょうか?