メタリックアルビ

アルビとメタルと時々山

中倉山

2024-04-29 22:17:55 | 山行
4/28は今回のGW前半で一番いい天気、そんな日に山へ行っていました。
向かったのは足尾の中倉山。

ちなみに家から日帰りするには足尾は遠すぎるので、宇都宮で前泊。
足尾へのアクセスはJR両毛線、桐生駅から出るわたらせ渓谷鉄道利用が一般的ですが、桐生からの始発列車に乗るよりも
宇都宮6:30初の日光線、日光行に乗って日光駅から足尾方面行のバスに乗った方が早くスタートできます。
しかもバスはわたらせ渓谷鉄道終点の間藤駅よりも登山口近くまで行ってくれるんです。
そもそも足尾に泊まれば?と思われるかもしれませんが、足尾には宿泊施設が存在しません。
足尾よりも桐生寄りに泊まっても、結局桐生からの始発列車と同じ列車に乗れるだけなんです。
足尾も日光市なんですけどね、足尾から同じ市内の日光市街へ鉄道のみで移動すると4時間くらいかかるらしいですよ。。。
(わたらせ渓谷鉄道で桐生へ、桐生から両毛線で栃木へ、栃木から東武日光線で東武日光へという市内の移動なのに群馬県を経由するルートしかない)

バスは赤倉というバス停で下車しました、そこから1.5km歩いて車道の終点、銅親水公園へ。
駐車場に入れない車が路上へ溢れるくらい人が多い、中倉山は人気の山なんですね。

ま、相変わらずこの辺りは荒涼としておるね。

さらに駐車場のゲートから約3km、45分くらい歩いて中倉山登山口到着。

ここから中倉山まで急登が続きますぞ。

登山口付近(標高900m)は新緑だったけど、上に来るとまだ芽吹き前でした。

向かいの山が中倉山です。

正面のあたりが車で入れる終点の銅親水公園。

足尾には前にも来ているけど、こうやって見ると少しずつ緑は増えてきているかなぁ。

登山口から1時間半くらいで中倉山到着~(標高1520m)。
 
山頂付近は開けていてとても気持ちがいいです。


そしてまだもう少し先へ進みますぞ。

登山者が非常に多い中倉山ですが、この山の人気が出たのってそんなに前からではないと思うんですよね。
人気が出た理由は何といってもこれでしょう「孤高のブナ」です。

稜線上にポツンと1本だけ立つブナの木、自分もこれを見に行ったんです。
この木の向こう側は足尾の公害で裸地化してしまっている上に、近年は崩壊が進んできているようです。
今後も頑張って耐え続けて欲しいですね。

さ、登山道はまだ続いているのでもう少し先へ進みましょう。

奥に見えているピークは波平ピークと呼ばれています、
なんで波平?かは行けば分かる。

こういう笹の中についた道を歩くと、前に歩いた四国の剣山から三嶺までの縦走路を思い出します。

ムラサキヤシオであってる?ところどころ咲いていました。


波平さんまではまあまあの登り。

登りの途中で振り返るとこんな感じ。

植物のある山の右側と鉱毒の影響を受けた左側で全く違いますな。
でもここって足尾の銅山からだとかなり上流になるんだけど、鉱毒ってそんなに強いんですかね。
もともと弱い地盤だったのかもしれないですね。

波平ピーク到着~、
ここは標高1640mくらいかな。

名前の由来は1本の木の枝でしょうな。
孤高のブナと違って、これは誰かが刺したものだと思うぞ。

ここまで来ると日光白根山が見えます。

まだもう少し先へ進みます。

波平ピークからもうちょっとだけ標高を上げて沢入山到着~(標高1704m)。

沢入山から100mくらい先で登山道は終点です。


皇海山が近い(道は続いていない)、あと奥の白い山は武尊山とか尾瀬あたりの山だと思う。

男体山は半月山などの中禅寺湖畔の山々の奥に見えます。


さて、帰りますかねぇ。


さらば、元気でな。


帰りも長い車道歩き。

わたらせ渓谷鉄道の終点、間藤駅到着~。

ここから15:09発の桐生行に乗って、東武線を乗り継いで帰宅。
自宅到着は20:00過ぎでした~。
いや、今日はなかなかの暑さでしたな。
中倉山は景色の良い山で楽しめました、車道歩きは長いですがいい山ですよ。

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