紫の物語的解釈

漫画・ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。

細かすぎて伝わらない名場面【地獄先生ぬ~べ~編】[後編]

2012-03-03 03:06:10 | 細かすぎる名場面
中編からの続き

俺が・・・俺達が、5年3組だ!!

というわけで、細かすぎて伝わらない名場面『地獄先生ぬ~べ~』編の後編です。
『地獄先生ぬ~べ~』という作品は、物語の内からも外からも、本当に
事細かく読み込める作品でした。
読み返すたびに新しい発見があり、そのたびに心躍りました。

さて、いよいよ細かすぎる名場面特集の最終回です。
では、どうぞ


  ジャンプ伝統のウソ予告



みんなでジャンプをまわし読みしてるこのシーン。
超展開としか言いようのない次回予告に、
目を輝かせて期待する広たちですが、郷子だけは冷静に

「ジャンプの予告に毎週だまされてる…平和よねー…」


とつぶやきます。
これはどういうことかと言うと、最近のジャンプでは
あまり見られなくなりましたが、この当時のジャンプでは
次回予告にありもしない内容が平気で書かれることがあったのです。
それも、このシーンにあるような「超展開だろそれ」っていうような
内容が堂々と載っていることがありました。
遠き日のジャンプ名物・ウソ予告です。
多分、当時の編集の悪ふざけなんだと思いますが、
僕もよくこのウソ予告にだまされたものでした…(遠い目

そうか、ジャンプのウソ予告は平和の象徴だったのか…


  うまいぞー!



蛤女房の作った料理を食べた広のリアクションは
学校を破壊せんばかりに巨大化するというすさまじいものでした。
これは、アニメ版『ミスター味っ子』の味皇の料理を食べたリアクションの
パロディでしょう。
味皇様は美味い料理を食べたあと、口からビームを吐いたり、
建物壊したりとやりたい放題でした。


  ハレンチジャンプ創刊…いいじゃない!



ぬ~べ~でたまにあるエロ回のなかでも、飛びぬけてエロに
特化した回だった、214話「ハレンチ妖怪・子泣きじじい」。
この回のメイキングで両先生はエロについて熱く語ります。

真倉「最近こういう、子どもでも楽しめるエッチなマンガって、
   減ってきてると思わない?明るく楽しいエッチがさ。(中略)
   だから僕たちは編集部に提案したんだよ。今こそ子どもたちのための
   健全なエッチマンガ総合誌…「ハレンチジャンプ」を創刊すべきだと!」


まぁ、この提案は編集部に一笑に付されたそうですが、
いやいや、なかなかどうして良いアイディアなんじゃないでしょうか。
真倉・岡野 両先生を中心に、『To Loveる』の長谷見・矢吹両先生を主力にすえて、
萩原一至先生や桂正和先生といった巨匠ともいうべきベテラン作家も
次世代の少年誌エロを支える若き作家たちをも巻き込んで、
一大プロジェクトとして成立しそうな気がしますぞ!

「健全なエッチマンガ」ってところがポイントなんですよね。
昨今ネットにあふれてるようなどぎついエロじゃなくて、
あくまでも「明るく楽しいエッチ」が現代を生きる健全な青少年には
必要なんじゃないでしょうか。
そんなわけで、今SQで連載してる『To Loveる -ダークネス-』は
丁重に保護されるべきですね。都条例で規制など、もってのほかです!
あと、最近ジャンプ本誌で『いちご100%』の流れをくむような
エロ要素のある『パジャマな彼女』が連載を開始しました。
ぜひとも、次世代の「健全なエッチマンガ」の文化をつないでいって
欲しいものです。

「最強ジャンプ」の次は是非とも「ハレンチジャンプ」の創刊を!!


  のろちゃんの本性



取り付けられると必ず本音をしゃべってしまう不思議アイテム
「ホントのホントくん」を入手した美樹は、さっそくクラスメイトたちに
試します。
本音を隠して生きるクラスメイトたちの陰険な本音に
美樹は大喜びをしますが、のろちゃんの普段のキャラとは
大きくかけ離れた強烈な負の感情に、あの美樹ですら
ドン引きしてしまいました。

さらっとギャグってるこの場面ですが、実は結構重要な場面です。
今回のようにのろちゃんが豹変することは、これまでに
結構あったため、(妖精パウチにとり憑かれたり、かみきりに
髪を切られて性格を変えられたり)
性格改変ネタということでさらりとスルーしそうになってしまいますが、

ちょっとまった!

これは「本音を言ってしまう」というアイテムです。
つまり、この場面でののろちゃんは100%真実の行動を
とっているわけです。
今までの性格改変ネタで「なんとなく腹黒そう」
と思われがちだったのろちゃんでしたが、この話より前の時点では
疑惑でしかなかったものが、この話でガチで腹黒いということが
公式で確定してしまいました。

今までのろちゃんを応援してくれた方、本当にありがとうございました。

でも、そんな腹黒いところも含めてのろちゃんが好きさ!


  あつまれ! 妖怪×人間カップル!!



主役カップルのぬ~べ~×ゆきめを筆頭に、この作品では
人間と妖怪のカップルが多く登場します。
種族の垣根を超えた愛!素晴らしい!!

以下の方々です。妖怪×人間カップルさんいらっしゃーい。



まずは超絶魔女っこ・まみ先生と、悪魔ベベルブブのカップルです。
契約のためにまみ先生が悪魔・ベベルブブを呼び出し、
まみ先生はさっさと契約したいがためにベベルブブと速攻で契りを
交わそうとしますが、このベベルブブ、女性に縁が無さ過ぎて
超奥手。男女の仲には順序があるということで、まずは文通から
始めることになりました。
今で言う草食男子と肉食女子なカップルですねー。
(もちろん当時はこんな言葉はありませんでした。誰だ最初に言いだした奴)
すぐに破局しそうだったこのカップルですが、案外長続きしたようで、
文庫最終巻の後日談では子どもも生まれてました・・・。



続いては、妖怪・濡れ女子(おなご)と不潔なオタク男子のカップルです。
本来、とり憑いた相手を湿気によって追い込む立場の濡れ女子ですが、
とり憑いた相手が悪かったようで、普段の生活から不潔きわまりない
オタク男にとっては濡れ女子の湿気など屁でもなく、むしろ
可愛い女の子がとり憑いたことにはしゃぐ始末。
これには濡れ女子の方が参ってしまい、ぬ~べ~にとり憑いた男を
引きはがしてほしいと頼みにくるほどでした。
でも、まぁ結局オタク男の思わぬ男気に思いなおし、
引き続き、男にとり憑き続けることを決めるのでした。

「やっぱり私は濡れ女子…あの男に一生取り憑いて何十年かかっても取り殺してやるわ」


と、てれてれしながら語るさまは、まさにツンデレ!
(やっぱり当時はこんな言葉はありませんでしたが)
ぬ~べ~も「妖怪と人間のカップルか…うまくいくといいな」と
二人の姿を自分に重ねつつ、祝福していました。
ちなみに、濡れ女子はのちに行われるぬ~べ~とゆきめの結婚式に
参加していました。



続いて、夢魔・サキュバスと謎のブ男のカップルというか夫婦です。
先の濡れ女子とオタク男のカップルのときは共感・応援していた
ぬ~べ~でしたが、このカップルに対しては露骨にムカムカしてました。
まぁ、なれそめもよくわからんし、何故こんなブ男にこんな綺麗な女性が!
(悪魔だけど…)という、理不尽感もあったのでしょう。
この夫婦、子どもがいますが子どもは完全に母親似でめでたしめでたしです。
まみ先生とベベルブブの子どももそうですが、人間と妖怪の子どもは
妖怪の血の方が濃くあらわれるようですね。
ぬ~べ~とゆきめの子どもはどっちにも似てましたが、
これはぬ~べ~が妖怪じみてるからってことで、ひとつ。



最後は、おちめ…じゃなかった、越智辺ゆう子ちゃんと
竜宮童子のカップルです。
人の願いを叶えるごとにどんどん醜くなっていく竜宮童子を
一度は捨てたゆう子でしたが、最後は今まで童子からもらっていた
富や美しさをすべて童子に返して結ばれるという、
障害のすえにゴールインな妖怪×人間カップルでした。
その後、ぬ~べ~に送られてきた写真には
式を挙げる幸せそうな二人が写っていました。

さて、いろんな妖怪×人間カップルを見てきましたが、
結婚までいってるカップルがほとんどですね。お熱いお熱い。
ただ、ぬ~べ~と式を挙げる前のゆきめの発言で、

「私妖怪じゃないですか。入籍して先生と正式な夫婦にはなれないんです」


というものがあり、法律で認められない悲しい夫婦という
側面もあります。
でも、当人たちの幸せそうな姿をみていると、人間の法律で
夫婦と認められてないからってそれがどうしたんだって気持ちになれます。
いやぁ、この人たちには心から幸せになってほしいものです。


  もうひとつの地獄先生



221話「妖怪絵師・鳥山石燕」は、いわゆる番外編回であり、
江戸時代に実在した妖怪絵師・鳥山石燕という人物に迫ったお話でした。
ぬ~べ~キャラたちが江戸時代の人物にあてはめられ、
『ぬ~べ~』のノリをそのままに、江戸時代を舞台に話が繰り広げられました。
こういうノリの話は、90年代の漫画やアニメでたまに見られた
物語展開方法で、4クール以上やってるアニメなどには、
1話くらいこういう「江戸回」があったものでした。
まぁ長いことやってるとお話もマンネリになってくるので
たまに新鮮なことをやろうってことだと思いますが、
現在の作品ではすっかりこういう江戸回は見られなくなりましたね。


  律子先生・美奈子先生 裏話



律子先生と美奈子先生が融合し、「律奈子(りなこ)」先生として
大活躍するシリーズは、ぬ~べ~×ゆきめカップルが
ほぼ固まりつつあった中、再び三角関係に火を入れるような
刺激的な展開が魅力のシリーズでした。

さて、律子先生と美奈子先生は顔が非常に似ています。
ぬ~べ~は連載初期は律子先生に一方的に惚れていたわけですが、
その理由は律子先生が美奈子先生に似ているからだと
このお話でぬ~べ~がぶっちゃけてしまいました。
ぬ~べ~は律子先生に、あこがれの恩師の姿を重ねていたわけですね。

ところが、この「律子先生が美奈子先生と似ている」という設定は
原作の真倉先生が全く考えていなかった設定でした。
どういうことかというと、作画の岡野先生が美奈子先生をデザインするときに
意図的に律子先生に似ているようにデザインしたのです。
岡野先生的にはぬ~べ~が律子先生に惚れていた理由を示したかったようです。
真倉先生的には男が女に惚れるのに理由は要らないと考えており、
「美奈子先生が律子先生に似た容姿である」ということは全く意識せずに
お話を作っていたようですが、岡野先生による作画によって、
原作者の意図しない設定が出来上がることになりました。

美奈子先生が初めて登場したのは、78話のぬ~べ~の回想からでしたが、
それから時を経て、215話「逆襲のリツコ先生!!」にて
上記のような、ぬ~べ~が律子先生に惚れていた理由がぶっちゃけられ、
あげくに二人が融合してしまうというお話が展開されました。
言ってみれば、岡野先生が勝手に作った「律子先生と美奈子先生は似ている」
という設定が、ここで公式設定として物語に生かされたわけです。
真倉先生は、

「しょうがないよ。誰がどう見たってそっくりだもん(笑)
 無視するわけにはいかないよ」


と苦笑交じりに語りますが、原作付きの漫画でも、
作画が原作に影響を与えることもあるんだなーという一場面でした。


  5人の心の力!ブレない美樹さすが美樹



ぬ~べ~不在の中、子どもたちのみで妖怪に立ち向かう
「童守少年妖撃団編」は、広・郷子・まこと・克也・美樹が
それぞれ「心の力」を示し、古代の変形アイテムが心の力に応じて
武器になるというギミックが楽しいシリーズでした。

広・郷子は子どもキャラのヒーロー・ヒロイン的ポジションだけあって、
「勇気」「友情」という
王道かつ鉄板な心の力が示されました。



まことは「優しさ」ということで、
妖怪を懐かせる平和的な武器でした。個性が光りますね。



『ダイの大冒険』のポップのように、自分は心の力なんてなくてないんじゃないかと
最初は逃げ出した克也も、結局は戻ってきて心の力を示しました。
決して、本当に逃げ出したりはしない克也の「責任感」が示されたのです。



美樹には笑かされたなぁ。
ここにきて、「虚栄心」って!
特に正しい心じゃなくても心の力として成立するという
教訓もクソもない古代の武器ステキです。
美樹もピンチになろうが、ブレずにキャラを守るところがすごいです。
映画版だけ妙に良い子になるジャイアンとはちょっと違うぞ!


  童守小学校七不思議・・・ほんとにこれで全部?



ぬ~べ~の物語もクライマックスが近づき、ついに満を持しての
童守小学校最後の七不思議が明らかになります。
今まで出てきた七不思議のおさらいとして、「童守小七不思議ノート」
なるものが見つかります。
そこには、今までぬ~べ~のお話に出てきた七不思議が記されていました。

一、屋上につづく階段は夜になると魔の13階段となって悪い子を引き込む


 うん、ありましたねー。19話「魔の13階段」。克也主演のお話でした。

二、校庭の二羽のカラスがいる木の下で愛を告白すると必ずむすばれる


 これもありました。40話「比翼の烏」。美樹⇒広フラグが立った回です。

三、家庭科室の合わせ鏡を0時0分0秒に見ると未来の自分がうつる

 41話「合わせ鏡の七不思議」です。美樹と郷子の顔のくずれっぷりが強烈な話でした。

四、図工室のモナリザは人を食う

 34話「人食いモナリザの謎」ですね。

五、二宮金次郎が夜校庭を走る


 46話「走る!二宮金次郎」です。走るどころかパンチとかしてました。

六、人体模型が夜掃除してる


 16話「真夜中の優等生」ですが、別に掃除はしてなかったような。

…と、こんなところでしょうか。
これに加えて、最後の七不思議「送らずの桜」の話が
これから始まります。
なるほどー、今までやってきた七不思議の話は六つしかやらないで、
最後のひとつをクライマックスにとっておいたんですねー。

…ん?
本当にそうでしょうか?
もっと七不思議系の話はあったような。

体育倉庫で遊ぶ子どもの霊は?
夜音楽室で鳴るピアノは?
あの世回線の電話は?

まぁ、これ以上深くツッコむのはやめときます…。


  文庫本20巻にぬ~べ~生徒総登場! …誰!?



最終回にて、ぬ~べ~クラスの全員が総登場しているコマがあります。
これを見ると、ぬ~べ~クラスの生徒は全員で24名であることがわかります。
あぁ、心霊写真のガイコツの子はカウントしてません。
(ぬ~べ~クラスに編入される予定だったけど事故で亡くなった子)

何度も主演を張った広や郷子、準レギュラー的なのろちゃんや晶。
一回きりの主演をつとめた静や由香。
主演はなかったけど強烈な存在感を放った松井さん。
セリフはなかったけど、背景にちゃんと存在したモブキャラのみんな…。

最高のクラスだったぬ~べ~クラス。
俺が・・・俺達が、5年3組だ!!




文庫版最終巻である20巻に、フルカラーでの5年3組が描かれます。
モブキャラのみんなにも彩色がされて、ちゃんと24人全員・・・
・・・24人…。

あれ!?
25人いるよ!!?

ど、どういうことだってばよ? 誰が…増えたの??

あれ・・・一番左上にいるポニーテールの女の子・・・
だれ?

もしかして、この女の子がぬ~べ~クラスに編入されるはずだったのが
交通事故で死んでしまって、心霊写真としてクラス写真に写り込んでた
ガイコツの子・・・?


・・・。

最後にうすら寒い疑問を残したまま、ぬ~べ~の物語は幕を閉じます・・・。
さようなら、5年3組の日々。

そして、一番輝いた思い出たち!!

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23 コメント

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うわー✩ ()
2012-03-05 13:56:09
なつかしすぎです!!!
感動の嵐でした。
ありがとうございました(^^)
返信する
Unknown (お疲れ様です)
2012-03-06 22:00:58
文庫本の表紙には空を飛べる少年も見当たりませんね。
右上の端から2番目の少年かとも思いましたが、髪形とかの特徴も一致しませんし・・・
返信する
Unknown (Unknown)
2012-03-10 11:42:58
今回の話もとても面白かったです!
ジャンプのウソ予告、騙されていたのは僕だけじゃなかったんですね(笑。そして、卿子の皮肉の意味が今になってようやく理解できました^^;
返信する
Unknown (クリーンクリーンPC)
2012-03-11 11:39:05
すごく楽しく読ませてもらいました!!

漫画は読んだことなく昔アニメを必死で見てましたが、最終回では子供ながらに大泣きしました

最後の25人目の生徒のところ、一瞬ぞっとしました。。。

「こっのよは、わからない~こっとがたくさんある~♪」ってまだしっかり覚えてる自分にビックリ

今度漫画買って読もうかな

また寄らせてもらいます
返信する
Unknown ()
2012-03-27 22:24:30
このブログは本当に名作揃いですばらしいです。
今回のぬ~べ~の文庫版の表紙の謎には
全然気づきませんでした。
芸が細かいですね。
返信する
Unknown (Unknown)
2012-11-11 16:17:09
今更ですけど左上のポニテの娘は
劇場版で主演だった飯島久美子ちゃんだと思います
返信する
Unknown ()
2012-11-14 22:15:19
>左上のポニテの子

マジですか!?
劇場版の子だったとはー。
それはわからないわけだ・・・。

幽霊扱いしてしまったorz
返信する
発見!! (Unknown)
2013-01-11 20:48:49
まみ先生とベベルブブとの子供がいることにこれを読んで初めて知りました!原作を見たら本当に似ていたのでびっくりしました(*≧∀≦*)
返信する
Unknown (Unknown)
2013-04-05 06:38:40
ちょっとぬ~べ~懐かしいと思ってたどり着きました。

劇場版の飯島久美子ちゃんは赤いリボンが特徴の女の子で、ポニーテールでもないのでやっぱり違うかと。
心霊写真のガイコツの幽霊って考え方が一番妥当かと思います。
返信する
やはり久美子ちゃんでは? (ぬ~べ~チルドレン)
2013-05-15 15:43:08
はじめまして。
途中からですが、ぬ~べ~のアニメにはまっていた20代学生(当時小2)です。

実際にアニメを見ましたが、20巻表紙のポニーテールの子が「恐怖の心霊写真!」の子だとすると、どうも矛盾点があります。
ぬ~べ~の鬼の手に引っ張られて出てきたときの姿は、水色のシャツに緑の短パンと、明らかに男の子の姿でした。靴も男児ものですし、残っていた髪の毛も短いものです。対して20巻のポニーテールの女の子は、ちらっとだけですがちゃんとした女の子服で服装が全く違っています。靴は確認できませんが、この子のイメージではあの男児ものの靴はどうしても不釣り合いです。生前と死後で姿が大きく変わることはあるでしょうが、あまりに違い過ぎだと感じます。

このため、ポニーテールの子=心霊写真の子という説は成り立たないと思います。

だとすると、この子はやはり久美子ちゃん、それもイメチェンした姿だと思うのです。
天狗塚事件の後、弱気な自分からのさらなる脱却を期し、ロングヘアをポニーテールに変え、赤いリボンは大切に保管してあるのかもしれません。
返信する

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