初日、朝食用のサンドイッチ
昼食、カップラーメンのお供におにぎり
頂上で飲むためのミツヤサイダー(x2本)
朝食用の水
FMラジオ用に単三乾電池(x4本)
上高地、沢渡の駐車場で朝の腹ごしらえをしようとした時。
まず、サンドイッチとおにぎり&水を入れた袋が無いこと気づいた。
確か松本ICの手前のSAにあったコンビ二で購入したはず。
そこで電池も買った。
続いて、ザックをスカブの後部座席から降ろす時、ザックのサイドポケットに入れていた
ミツヤサイダーが2本とも無い事に気づいた。
思い当たる節はある。
上信越道と上高地に入ってからの峠道でそれぞれバックファイアの音を聞いたのだ。
私のスカブは滅多にバックファイアを起こさない。
というか。今まで一度も無かったと思う。
ところがこの日は二度も立て続けにバックファイアの音を聞いたので、すごくびっくりした。
あれはバックファイアじゃなくて、荷台から荷物がこぼれ落ちていく音だったのだ。
(事故にならなくてよかった…)
私は割と暗示にかかりやすい性格。
「山に入る前からこんなに落としてばかりいて、一体どうなるんだろうか…」
という不安に襲われたのはもちろん、
予定していた食料のうち、二食を失ったのはかなりの痛手だった。
みなさん、
ツーリングネットを過信するのはやめましょうね、とういうオチでした…(T_T)
さてさて、今回の山行(笑)。
山自体が素晴らしかったのはもちろんのことですが、
私なりに大ヒットだったのは、やはりDP2の存在でした。
ちょっと一眼レフ出してる場合じゃないぞ、とう場面から
カメラ機種名 SIGMA DP2
Tv (シャッター速度) 1/60
Av (絞り数値) 3.5
露出補正 0
ISO感度 100
難所を乗り切って一息ついた時、
カメラ機種名 SIGMA DP2
Tv (シャッター速度) 1/250
Av (絞り数値) 7.1
露出補正 0
ISO感度 100
お気軽なスナップや、
カメラ機種名 SIGMA DP2
Tv (シャッター速度) 1/1000
Av (絞り数値) 2.8
露出補正 0
ISO感度 100
はっとした瞬間など。
カメラ機種名 SIGMA DP2
Tv (シャッター速度) 1/400
Av (絞り数値) 8.0
露出補正 0
ISO感度 100
依然として他人にはおススメし辛いカメラであることは間違いありません。
ただ、山登りで一眼ぶら下げている全ての人におススメしたくなる。
こいつはそんなカメラでした。
カメラ機種名 SIGMA DP2
Tv (シャッター速度) 1/1000
Av (絞り数値) 7.1
露出補正 0
ISO感度 100
「どんな場面でも使えるカメラ」=「良いカメラ」というなら、DP2は落第するでしょう。
AFが遅い。
ブレやすい。
AWBがあやしい。
もっともな意見です。
確かに反論できません。
それでも尚、
「このカメラで撮りたい!」と思わせる魅力がこのDP2にはあるのですよ。
これは多分、実際に撮影してPCで現像ファイルを開いた人にしかわかってもらえないと思う。
「センサーの違い」
これに尽きるのではないかと思います。
とにかくこれまでのカメラとはまったく別の写り方をするのです。
よく「メインとサブで使い分ける」なんて意見を目にしますが、
デジタル一眼レフとDP2にその関係は当てはまりません。
どちらもメイン。
「この風景がDP2ではどのように写るのか見てみたい。」
このカメラを構えた時、私はそう思うようになりました。
私のように山登りをしながら風景写真を撮影する人にとっては、
一眼レフとの組み合わせでもっとも理想的なシステムの一つであると思います。
暗いところ、動き物を撮るなら迷わず一眼レフ。
ザックを降ろしてじっくり撮る。
移動中、或いは荷物が降ろせない場面ではDP2。
でもその選択は、決して画質を犠牲にするものではなく、
「一眼レフで撮っておけば良かった…」と後悔することは
微塵もありません。
「デジタル一眼レフ」と「コンデジ」の併用という中において、
あくまで画質を優先するなら、この組み合わせに勝るシステムは現状なかなか無いと思うのです。
カメラ機種名 SIGMA DP2
Tv (シャッター速度) 1/320
Av (絞り数値) 7.1
露出補正 0
ISO感度 100
6万円ちょっとのカメラがこんな画を吐き出すんですから、
一眼レフのボディ+レンズにかける費用対効果を考えると…う~ん/(^_^;)
今後もこのDPシリーズの動向は、個人的に要注目です。
………。
って。
あれ?
「百名山」カテゴリーの記事なのに、最後はカメラの話になっている…orz
ともかく「槍ヶ岳-大キレット-北穂高編」、これにて無事閉幕です。
(だらだらと遅い更新で申し訳ございませんでした…)
とても楽しく・驚き・感動した槍ヶ岳編でした。
気になるのは、落とした食材の行方と、SIGMAの事ですね(^_^)V
また、癒されに来ます! ね♪
忘年会は来るでしょ?
っていうか時間を作って来なさい!(笑)
いや~、こちらこそいつも暖かいコメントを頂き感謝感激です。
道路にあんなに物を落として、本当に後続で事故が無かったのか
今でも心配です・・・。
山を歩くことにはそれなりに慣れてきたつもりですが、
ツーリストとしては未だに初心者丸出しです(恥)。
TFWで皆さんから学んでおくべきことがまだまだたくさんあるはずなので、
その際は何卒よろしくお願い申し上げます。
>サイファ様
これまたうれしいコメント(笑)?ありがとうございます。
私も毎回TWFの営活(営業活動報告書)を楽しませて頂いております(笑)。
イベントのお知らせが届く度に、ちょっと切なくなりますが。。。
もう忘年会の話が出るよう時期なんですね。
街の居酒屋で早くも予約を受付している店なんかがチラホラ目に映りました。
今年はさらに人数が増えましたから、取りまとめも大変そうですね(笑)。
仕事治めの後なら…って、そんなわけにはいかないですよね。
今のところ参加は難しそうです。。。
気をつけなきゃ。
私はよくしまい忘れで落としますが(汗)
最近ちょっと、GRDⅢが気になるんですよネェ。
G11はちょっとデカイので…。
GRDⅢは良いカメラですね!
私も欲しいです(笑)。
でも、一眼とGRDⅢが同時に使える状況だとしたら、私は一眼を選ぶでしょう。
単純にイメージセンサーのサイズで選びます。
しかしDP2はその範疇の外にあるカメラだと思うのです。
正直、風景で画角が合うならDP2を選びます。それぐらいインパクトありますよ、こいつは。
ただ使える場面は本当に限定されます。
そこは今後の進化を楽しみにしたいところですね。
DP1のと2つもらって熟読、、、へーへーってことたくさん、、いかにも直訳って感じで、、
そうなんだ受光ドライブが全然違うんですね
ケースだけでも16000円か、、、
高級カメラですね
しばらくみちろうさんの価値ある個展を楽しませていただきます
私も以前三重県で、落としたカメラを取りに戻る途中見つけた自分のバイクのマフラーにビックリ
嵐の中の山道の走行はあなどると危険ですね
これからもグレイトな写真楽しみにしています 吉谷
カタログをご覧になったんですね!
以前にもしびすけさんにご紹介させていただいたんですが、
下記に、その制作過程の様子が書かれています。
http://shinzlogclips.blogspot.com/2009/06/sigma-dp2-catalog-shooting.html
万能ではないことを承知の上で状況にうまく合わせて使いこなせれば、
このカメラは、本当に素晴らしい写りをします。
私もいろんな人の作例を参考にしながらこれからもこのカメラを思いっきり
楽しみたいと思ってます。
しかし、マフラー落すなんてことあるんですね(笑)!
気をつけます。。。
明日もう一度カタログをじっくり眺てみます
オーディオでもそうですが、じゃ、いい音って何だって言われると、、、????
仮に世界一といわれる楽器を、世界一と言われる奏者が演奏する音を
カーネギーホールの一番良いといわれている席で聞く音としましょうか、、
そうすると録音再生であるオーディオはいくらいいマイクで録音し、何百万円のスピーカーで聞いたとしても、、全て駄音ってことになりますよね^^;
2chスピーカーにこだわって、電気的なサブウーファくそくらえって思ってた頃
この”オーディオは全て録音だから”、、、を認識した瞬間から何十年もの熱がいっぺんに飛び去りましたよ、、、
今はパソコン通すと結構気に入った音になることもありますもんね、、、
しかし、、未だにこれさえなければ部屋が、、、という大型スピーカーボックス鎮座状態ですが、、、^^;
現像してみて初めて判るっていうのがやっぱ写真の原点なんですかね
むふふ、、こういうこと考えるとめっちゃわくわくしますね^^; 吉谷
>>この”オーディオは全て録音だから”、、、を認識した瞬間から何十年もの熱がいっぺんに飛び去りましたよ、、、
すごくわかります、その気持ち。
良い音ってなんでしょう?
純粋な音?
気持ちのいい音?
奏者の奏でる楽器→奏者の技量→演奏する場所→音を拾うマイク→増幅装置→スピーカー→鳴らす部屋→人間の耳。
ざっと括ってもこれだけの過程がある中で、本当の音って何なんだろう?と思います。
加えて今のようなデジタル主流の時代では、この過程を全てコンピューター処理ですっ飛ばしてしまったり、そもそも原音なるものが一体なんだったのかもさして重要視されないケースがたくさんあります。
サラウンドやウーハーが台頭し出した90年代から、私もオーディオに対する熱がすっかりと冷めてしまいました。
デジタル処理した音源を、デジタル信号でダウンロードし、それをデジタルアンプで増幅して聴く。なんか全くナンセンスな気がします。
良い音≠純粋な音
良い音≒リアル(現実感)を感じさせる音
今の時代、こう割り切っていかないとなかなか難しいと思います。
「デジタルのもの」を「アナログの流儀」で評価・追求するのは不公平ですし、意味の無いことだからです。
写真も同じように感じます。
私がDP2で撮る写真を「ユニーク」とか「面白い」と表現するのはそういった背景を意識して使っているからです。
このカメラは「写真≠真実の姿」を写す記録道具だと思ってます。ですから他人におススメし辛いということもあるのですが…/(^_^;)
この辺の話は尽きませんね!