昨今の輸入乾牧草の高騰は経営を直撃しています。
まあ去年から値段があげっているんですけどね、超円安になって、さらに跳ね上がっています。
私の牧場では、牧草を(主にイタリアン草、夏場はシロヒエ、その後オヒシバ)作付けしていまして
その刈取と乾草調製に忙殺されていました。
特に、7月に入って晴が続きましたので、連日暑い中をトラクターで作業していたのです。
この間はイタリアンの2番草の収穫作業でした。
天候に恵まれた?ので、仕上がりの良い乾牧草になりました。
頑張った甲斐があり、大いに経営に役立っています。
基本的に、草の質が良く、乾草仕上がりの良いモノは乳牛用になります。
草の質が悪い、あるいは仕上がりの悪い(雨当たりとか)乾草は和牛用になります。
乳牛は、その搾った牛乳の乳成分を安定させる為、あるいは乳量を多く搾れるように
輸入物の乾草も数種類使っています。
天候が当たるか当たらないかは、その時によりますが、あまり深刻に考えずに
草を刈れそうにない(雨続きとか)場合には、次の刈り時期まで伸ばしてしまうことも。
立ち枯れした草でも、和牛であれば食べてしまいますので...。
和牛(繁殖和牛)は何でも食べてしまうので助かります。
昨日までは良い草色に仕上がってきたのに夕立がとか
残念な仕上がりになってしまったことも。
そういう乾草は、すべて和牛用となります。
面積もまあまあ作ってまして、草地は何か所にも分散していますので
一番大きい面積の畑を中心にグループ分けをして、順番に刈ります。
なので、1番のグループの草地は年間で4回の刈り取り
次のグループは4回の場合もありますが、3回の刈り取りになってしまうことも。
タイミングが悪いところは、年に2回なんてところも...。(^^;
ラッピングマシーンも有りますが、どうも家族に評判がよろしくなく
乾草仕上げにしています。
どうしてもダメならラップを巻いて、サイレージですが...。
そんなこんなで昨日まで乾草調製しての収穫に汗を流していました。
昨日は特にきつかったですね~、暑くて暑くて、、、
一番暑い時間帯の作業になりますからね。
一応、キャビン付きのトラクターで、もちろんエアコンもついているのですが
ガラス温室のような作りのため、気温が上がりすぎるとエアコンが…。((+_+))
お茶やアクエリアスを飲み飲みしながらやってました。
昨日の畑は、イタリアンの2番草の最終グループ、草の質的には刈り遅れというか立ち枯れというか
刈る前から和牛用の乾草だろうなと。
まあ、和牛用も必要なので...。
しっかりと収穫しました。
収量はそこそこありましたので、和牛にいっぱい食べさせられます。(^^)v
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