昨年はアクシデントや事故で、11頭も廃用牛が出てしまい、著しく経産牛の頭数が減りました。
現有のホルスタインでの頭数回復・増大が難しい状況になってしまったのです。
もはや北海道から導入するしかないと。
たまたま、北海道の各市場での初妊牛の価格が暴落しましたので
導入(購入)するには、ある意味チャンスだったりします。
話が始まったのが2月。
全農埼玉県本部に導入牛の相談をして
こちらの希望として、BLVとBVD(両方とも伝染性の牛の病気です)の陰性牛を買えないかと。
市場では陰性証明の牛は買えませんので、現地の農家で、検査機関で採血して検査をしないと、陰性の牛を買うことができません。
担当者が「ホクレン(北海道の農協連合会)に相談して、協力してくれる農家を探してもらいます」とのお返事。
安くなったといっても、現地価格が55万円くらい、それに輸送費や保険料諸々込みになると、私の牧場着で70万円くらいになります。
初妊牛を3頭導入しようとしていますので、まとまるとかなりの額となります。
とりあえず農協さんに、資金の借り入れはできないかと相談してみました。
すると、審査期間を経て、貸出できますとの返事。
全農埼玉から、購入可能リストが送られてきましたので、購入資金の算段は必須ですよね。
融資のめどが立ちましたので、とりあえず、リスト中の牛を採血して
検査で陰性が証明された牛を買い付けてくれと連絡。
程なくして連絡があり、2頭は検査結果が陰性でした、買い付けますか?と。
もちろん陰性ならば買ってくれと。
3頭目も検査してくれとお願いして。
その初妊牛が、昨日到着しました。
リストに書かれていた牛の説明書きよりもかなり大きな牛でした。。
でも、大人しそうな牛です。
2頭ともね
なんだかんだ言って、2頭は確保できたので良かった。(^^;
ただ、もう1頭検査をお願いした牛が陽性反応が出てしまったとか。
なので、他の牛を探してくれってお願いした。
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