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フィニッシュラインのシーラントを使ってみた

2019年06月14日 | MTB

前回からの続き

フロントホイールが腐食して穴が開いてしまったという驚愕の事実に気づいてしまい、おそらく最もローコストの対応であるはずの、「金属用パテで埋める」という選択肢を選んだ前回。

問題なく使えてほしいものです。心から。(マネー的に)

さて、今回は新品タイヤを取り付けます。今回もやっぱりいつものIRCミブロです。もちろんチューブレスレディモデルです。なんだかんだ言って、これを選んでおけば問題ない気がします。

タイヤは定番にしましたが、シーラントは今回新しくしました。フィニッシュラインのシーラントを使います。海外のサイトや口コミなどでは辛口な評価もある様ですが、機能的には(売り文句として)スタンズより優れていそうな商品だったので、試しに使ってみます。(もちろん肯定的な評価も沢山ありました。)

このフィニッシュラインのシーラントですが、既存のスタンズのシーラントがラテックスを使用しているのに対し、ケブラー繊維を使用しています。特徴の一つに乾きにくく、シーラントの入れ替え時に水で洗い流せるという特徴があります。スタンズのシーラントも優れているんですが、しばらくするとタイヤの中でシーラントのカタマリができることがあります。要はゴムの層やカタマリができるんですね。乾いたり量が減ったら追加で注入しないといけません。タイヤの中なので、どうなってるのかわかりにくいのが困ります。あと、フィニッシュラインの方は、CO2ボンベも使えるという特徴があります。

一方でこのフィニッシュラインのシーラントは、乾きにくいということが売りなので、ズボラなワタクシには向いてるかもしれません。さて、このシーラント、黒い粒々が入っていて、液体ですがコンニャク的な色合いを感じます。

ところで最近のフィニッシュラインの製品のキャップは、小さな子供が間違えて開けて誤飲しない様に、特殊なキャップになっています。開け方としては、「キャップを押しながら、反時計回りに回して開ける」なんですが、これが一筋縄にはいきません。

ワタクシすぐには開けれませんでした。理屈は分かっていて、やり方も分かっているのに開かない。腹立って、ボトルの口をカットしてやろうかと思いましたが、グッとこらえてネットで再検索。先人の知恵を借ります。そして格闘すること10分、やっとキャップが開きました。

開けた方法ですが、

「キャップを押しながら、キャップをちょっと傾けつつ、反時計回りに回す」です。

もうこれは感覚の問題なので、現在の日本語とワタクシの語彙では、これ以上表現のしようがありません。開かない皆様、止まない雨は無い、空けない夜は無い、開かないキャップはありません。頑張ってください。(適当)

そして、シーラントをタイヤの内部に流し込みます。今回は先にタイヤを取り付けて、ビードを上げてから一度エアを抜き、タイヤのビードの一部を外して隙間から流し込むことにします。で、流し込もうと思ったらシーラントが出ません。口に穴は開いているのに。

よくよく見てみると、ケブラー繊維が口に詰まって出てこない様子です。よって千枚通しで口を広げます。無事に出てきました。もうちょっと大きめの穴を空けとけってことですが、逆に言えばケブラー繊維がちゃんと機能してて、穴を塞ぐことが出来るって証明したわけですな。

29erなら120ccと説明書きにあるので従います。スタンズなら90ccなので前後で60g程重くなるわけですが、まあ大事なのはパンク防止の機能なので、どちらの機能が優れているのか様子を見てみましょう。最後に、もう一度ビードを上げて終了。IRCのタイヤはビードが上げやすくていいですね。全て普通のフロアポンプで問題なく完了しました。せっけん水も使っていません。フロアポンプはトピークのジョーブロースポーツです。

あ、ちなみに腐食穴が開いていたフロント側に対し、リア側は全く問題ありませんでした。

ホイールの修理とタイヤ交換はこれにて終了。前後ともミブロに新シーラントです。これで王滝に臨みます。

 

フィニッシュライン チューブレス タイヤ シーラント 240ml ボトル
フィニッシュライン
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トピーク
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